まさかだろ!今回だけは自分の目を疑った。まさかマルコスが広島に完全移籍するなんて。
でも、彼が再び全盛期の輝きを放てるならそれもやむなしか。もうそれしかないでしょ。
横浜F・マリノスを心底愛してくれたマルコス、これからも頑張れ!
急転直下の移籍発表
最近では、マルコス移籍の噂が途絶えることがありませんでした。
しかしながら、マルコス自信「最後はF・マリノスで引退したい」と公言していたことから、F・マリノスサポーターの多くは「彼が移籍する事などするはずがない」と心のどこかで信じ切っていました。
実際、先日のトリフェスでは楽しそうに他の選手たちと笑顔で催し物に参加したり、練習に汗を流したりして、いつもと変わらないマルコスがそこにはいましたから。
そんな中突然の移籍発表。それも、かねてから噂のあった中東のクラブではなく、同じJリーグのサンフレッチェ広島に完全移籍するなど、果たして誰が予想できたでしょうか。
2019年F・マリノス加入
マルコスがF・マリノスに加入したのは、アンジェ ポステコグルー体制2年目となる2019年。いきなり、開幕戦のアウェイG大阪戦に左ワイドとして先発出場しています。
この試合、私は現地で観戦していましたが、4年半経過した今でも、当時ピッチで躍動するマルコス選手の姿が昨日のことのように鮮明に思い出されますね。
ベストイレブン受賞
F・マリノスデビュー当初は主に左ワイドで活躍していましたが、三好選手や天野選手のベルギー移籍を機にトップ下を主戦場に。
この時のコンバートが見事ハマり、広い視野や的確な位置どり、変幻自在なパス供給などによりチームを多くの勝利に導きます。
また、ゴール後の「かめはめ波」パフォーマンスの愛くるしさも相まって、一気にサポーターの心を鷲掴みにしました。
さらには、2019年は仲川選手とともにリーグ最多の15ゴールを挙げ、得点王とベストイレブンをダブル受賞。
2020年には2年連続二桁となる11ゴールをマーク。2021年には10番を背負い、F・マリノスの中でも誰もが認める実力と人気を兼ね備えた選手になりました。
西村選手の台頭
しかしながら、2022年に西村選手が加入すると彼がトップ下に起用されることが多くなり、自身の怪我の影響もあって徐々にマルコス選手は出場機会を失っていきます。
また、毎年積み上げてきたゴール数も、この年は0にまで落ち込んでしまいました。
これらにより、マルコス選手は控えに甘んじることが多くなったり、ベンチ外になったりする機会が増えてきてしまいます。
しかし、たとえ苦しい状況に追い込まれても決して腐ることなく、出場する選手たちを必死にサポートしてきました。
ベンチ外の際、試合前のウォーミングアップが終了した選手をピッチ脇で迎えるマルコスを見た時には最高に胸が熱くなりました。絶対にあの後姿は忘れる事はありません。
マルコスが輝くなら移籍もやむなし
今回の移籍は私にとってまさに青天の霹靂。なんか、クラブやマルコス選手に裏切られたような気分がしなくもありません。
心のどこかで「F・マリノスはマルコスを手放さない」「マルコスは引退するまでF・マリノスで活躍する」と勝手に思い込んでいたからでしょうね。
しかしながら、マルコス選手の前向きな引退コメントを目にしていささか落ち込んだ心が救われました。
もしマルコス選手が再び輝きを放つなら、広島に移籍してもこれまで同様横浜から見守り続けたいと思います。
ひとまず、本日は10番のユニフォームを全力でかざし、4年半の感謝の気持ちをマルコス選手に伝えます。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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