う〜ん、何度もチャンスを迎えるもゴールが遠い試合でしたね。でも、最後は吉尾選手の活躍でなんとか勝点1を引き寄せました。
ここでは、2023年9月15日(金)ニッパツ三ツ沢球技場でおこなわれたJ1第27節「横浜F・マリノスvsサガン鳥栖戦」のレビューを記します。
目次
F・マリノスのスタメン
F・マリノスは、先日のルヴァンカップ札幌戦から2名を入れ替えてリーグ戦3連敗阻止に挑みます。
CBには、先日途中退場した實藤選手が早くも復活。ボランチの一角には渡辺選手が起用されました。
また、ルヴァンカップで爪痕を残した村上選手が、F・マリノス加入後初のリーグ戦スタメンに。
併せて、ル杯準決勝進出に大きな役割を果たした水沼選手が久々のスタメン起用となりました。
松原選手は欠場が続いていますが、それについて公式からのアナウンスがありません。
これからますます大切な試合を控えていることから、1日でも早い復帰が望まれます。
サブメンバーには、約1ヶ月ぶりにヤン マテウス選手がベンチ入り。F・マリノスの攻撃力アップが期待できそうですね。
先日急遽CBに起用された喜田選手は、ベンチメンバーとしてボランチやディフェンス選手のバックアップに回りました。
【前半】お互いが決定力不足で無得点で折り返す
お互いがそれぞれの持ち味を存分に発揮した、中身の濃い内容が繰り広げられました。
しかしながら、F・マリノスは水沼選手のクロスに渡辺選手がわずかに合わなかったり、鳥栖はシュートがクロスバーを直撃するなど、それぞれが攻めながらも決定力を欠いていました。
結局お互いに得点が挙げられず、前半を1-1で折り返します。
【後半】吉尾選手が同点ゴール!
前半に引き続き、後半もお互いの決定力の無さが露呈しましたね。
後半早々には、村上選手のクロスをアンデルソン ロペス選手が合わせるもポスト直撃。
鳥栖の方は、再びシュートがクロスバーを叩口などして得点が奪えず一進一退の状況が続きます。
64分 F・マリノス選手交代
水沼選手→ヤン マテウス選手
アンデルソン ロペス選手→植中選手
ナム テヒ選手→西村選手
72分には、ペナルティエリア内で永戸選手が相手選手を倒してしまい、VAR判定により鳥栖にPKを献上。
F・マリノスは最大のピンチを招いたものの、一森選手の集中力が富樫選手のキック制度を微妙に狂わせてF・マリノスは事なきを得ます。
77分 F・マリノス選手交代
山根選手→喜田選手
83分 F・マリノス選手交代
永戸選手→吉尾選手
87分 鳥栖Goal!
長沼選手が村上選手を抜群のトラップで振り切りカットインし、試合終盤にきてF・マリノスは鳥栖にリードを許すことに。
本日の試合の流れから、その試合は1点勝負になると多くの方が予想したのではないでしょうか。
それだけに、この時間で鳥栖にゴールを許したことでF・マリノスはほぼ万事休すかと思われました。
しかし、試合終了間際、F・マリノスに救世主が現れます。
90分 吉尾選手Goal!
永戸選手に代わり左SBで起用された吉尾選手。
エウベル選手とのワンツーでゴール前に抜け出し、F・マリノスの3連敗を阻止する貴重なゴールを挙げます。
7分ものロスタイムにより、F・マリノスにはさらなるゴールが期待されました。
一方、鳥栖にも惜しいシーンが見られましたものの、両者相変わらずの決定不足により試合はこのまま終了。
F・マリノスは1-1で鳥栖に引き分け、勝点1を積み上げるにとどまりました。
前向きに勝点1を捉えたい
ルヴァンカップの良い流れを引き継ぎ、リーグ戦で3試合ぶりの勝点3を掴みたかったですね。
やはり、鳥栖のF・マリノスに対する勝利への意気込みは強く、幾度ものチャンスを迎えながらもなかなか相手ゴールを割ることができませんでした。
しかし、吉尾選手の終了間際のゴールで勝点1をゲット。
勝点3とはならなかったものの、この勝点1が取れたことを前向きに捉えて次の試合に臨むことが肝心です。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
コメント