年が明けた2025年1月6日(月)、永戸勝也選手と宮市亮選手が契約に合意しました。
人気者2名がなかなか契約に至らず、ヤキモキさせられたマリサポも少なくなかったのではないでしょうか。
合わせて、甲府に期限付き移籍していた木村卓斗選手が復帰。あとは、飯倉選手の契約を残すのみとなり、今季の陣容がだいぶ明らかになってきました。
鈴木選手とのポジション争い勃発か
永戸選手にとって、今季は左サイドを脅かされるシーズンになるかもしれません。
海外でのプレー経験を持つ鈴木冬一選手が京都から完全移籍してきたことにより、ポジション争いが避けられない状況になりました。
鈴木選手といえば、永戸選手と同じくレフティーであり、ウイングバックやサイドハーフの他、サイドバックをこなすなど、永戸選手と共通する部分があります。
年齢は永戸選手より5歳ほど若く、体力面においても有利であることは間違いありません。
さらに、昨季は京都でのリーグ選出場が15試合にとどまり、優勝争いを演じられるF・マリノスに加入したこともあって、今季にかける意気込みはかなり強いと想像できます。
それでも、F・マリノス加入以来3年間応援し続ける私たちにとって、永戸選手には簡単にポジションを譲ってほしくないのは当然のこと。
むしろ、鈴木選手など寄せ付けない高いパフォーマンスで、チームの勝利に貢献する姿を存分に見せつけて欲しいのです。
負けん気の強い彼のことですから、きっとやってくれるでしょう。
鈴木選手が加入したことでポジション争いが激化し、バージョンアップした永戸選手が見れることを期待したいですね。
もちろん、鈴木選手にも大いに期待です。
今季はブレーク間違いなし!
永戸選手と人気を二分する宮市亮選手がようやく契約に合意しました。
昨季、宮市選手はリーグ戦には32試合に出場し、ポジションを同じくするエウベル選手の27試合を上回ります。
しかしながら、先発は7試合にとどまり、エウベル選手の23試合に大きく水をあけられる形でした。
そのため、今季は移籍も視野に入れていたのではないかと心配でなりませんでしたが、契約合意を目にして胸を撫で落とした方は多くいらっしゃったのではないでしょうか。
今シーズン、宮市選手に期待したいのは、より多くの試合に先発出場し、チャンスメイクはもちろん、チームを勝利に導く鮮やかなゴールラッシュです。
これまでは多くの試合でシュートを放つも、惜しくもゴールマウスに嫌われることが多々ありましたが、リズムにさえ乗れればゴール量産は夢ではない印象でした。
同じポジションには、近頃力を付けつつある井上選手も契約済みです。
まずは、激しいポジション争いを制して長い時間ピッチに立つことができれば、ブレーク間違いないと確信します。
中盤に厚みを加える
愛媛時代にはリーグ戦18試合に出場し、その全てでスタメンに名を連ねるなど、チームの主軸として活躍して愛媛サポーターから愛される存在になった木村選手。
甲府移籍後は怪我などもあって途中出場が多くなり、少しばかり苦しんでいた印象でしたが、2ゴールを決めるなどして攻守に渡って力を発揮してきました。
木村選手と言えば、中盤はもちろんサイドもこなせるユーティリティー性が魅力で、彼が復帰できたことでF・マリノスの選手層が一気に厚みが持てた印象です。
もし、中盤で試合に臨むなら、ジャン選手や山村選手を最終ラインで出場させることが可能であり、いくつかの選択肢ができそう。
いずれにしても、武者修行で逞しく成長した木村選手を、1日でも早くこの目に焼き付けてみたいですね。
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