ダービーに勝利する難しさを痛感〜【J1第21節】横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ観戦記

F・MARINOS

ダービーって盛り上がるけれど、やっぱり勝たなければ悔しさ100倍ですね。決めるべきところで決めないと良い結果はついてきません

ここでは、2023年7月15日(土)に日産スタジアムで行われたJ1第21節「横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ戦」のレビューを記します。

F・マリノス スタメン

F・マリノスのスタメンは前節名古屋戦から1名を変更。

マルコス選手が4月29日(土)ホーム名古屋戦以来約2ヶ月ぶりの先発となりました。

我らが喜田キャプテンは、ミッドウイークの天皇杯でフル出場したことによりひとまず先発からは外れます。

一方、川崎は前節からGKチョンソンリョンに代わり上福元選手が先発に。

【前半】お互いのシュートが空を切る

前半のシュート数はF・マリノス8本に対し川崎は4本

この数字が示すように、F・マリノスはサイドを起点として多くのチャンスを迎えましたが、最後の精度を欠いて決め切ることができませんでした。

もし前半1点でも得点できていたなら、その後の展開を優位に進められたのは言うまでもありません。

試合の入りも抜群だっただけに、前半の無得点は本当に悔やまれます。

【後半】一森選手の好セーブも虚しく

前半終了間際、松原選手が脳震盪を負うアクシデントが発生。

これにより、後半最初から畠中選手が上島選手のCBの位置に入り、松原選手の右SBの位置には上島選手が回ることとなります。

後半もそれぞれが持ち味を出し合う拮抗した試合展開が続きました。

こう言う流れの時には、往々にして一つのミスや、交代選手の出来不出来が試合の結果を左右するもの。

先に動いたのはF・マリノス。

58分、ヤン マテウス選手に代わり宮市選手、藤田選手に代わり喜田選手をピッチイン。

一方、川崎は60分、瀬古選手に代わり橘田選手、山田選手に代えて遠野選手をピッチに送り込みます。

すると、72分にはスルーパスで抜け出した遠野選手がGKと1対1となり、一森選手は思わず遠野選手をペナルティエリア内で倒してしまってPKに。

先制点を許すことは免れないと思われましたが、一森選手は抜群の集中力で家永選手のPKを阻止。この試合最大のピンチを切り抜けます。

これにより、流れは一気にF・マリノスに傾くかと思われましたが、川崎の粘り強い戦い方により何度もゴールを破られそうに。

それでも、その度ごとに一森選手がビッグセーブを連発して川崎に得点を許しません。

しかしながら、不動の左SB永戸選手が負傷退場するなど、またもやF・マリノスにアクシデント発生。

喜田選手が左SBを務めたり、植中選手がボランチを担当するなどしてF・マリノスの支配力が低下してしまいます。

そしてついに、終了間際の90+4分、川崎の車屋選手にゴールを奪われ0-1で敗れることに。

連覇に向けて多くの収穫と課題が見つかった

BIG神奈川ダービーと銘打ち必勝の構えで臨んだものの、力及ばず川崎に敗れたことはとても悔しい事実です。

やはり、決めるべきところで決めなければ結局最後にはやられる。まさに、ダービーに勝利することの難しさを痛感させられる試合でした。

とは言え、一森選手のアタッキングフットボールへの順応や、川崎と互角以上に渡り合えたなど収穫があったことも見逃せません。

一方、課題といえば何と言っても決定力。やはり、それなりに実績があるクラブであれば、下位チームとは異なり簡単にゴールを許してはくれません。

特に、トップスコアラーであるアンデルソン ロペス選手が最も警戒されのは当然で、思うような形でシュートを打たせてもらえませんでした。

途中出場の宮市選手についても、得意の速さを活かしたドリブル突破が期待されましたが、ほぼフリーになれることはありません。

見ていると割と高い位置に張っていることが多く、あれではタッチラインまでの距離が短くて得意のドリブルを活かすことができないと感じました。

松原選手や永戸選手、天皇杯で負傷した小池裕太選手らのSB陣の状況も気になるところ。

まずは、中断期間を立て直しの期間として前向きに捉え、連覇に向けてチームコンディションを整えることが大切です。

茂shigeru
茂shigeru

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