これまで幾度もチャレンジしたにもかかわらず、ことごとく目の前で逃してきたスーパーカップのタイトル。横浜F・マリノスは6度目にしてついに獲得に成功しました。ここでは、この輝かしい記録をいつまでも記憶にとどめておくため、この日の試合内容や感じたことについて記しておきます。
目次
スターティングメンバー
小池龍太選手の怪我や高丘選手の海外移籍などで、どの選手がF・マリノスのスタメンに名を連ね、ベンチには誰が入るのか注目されました。
注目のGKには、当初エルゴラなどでは、鹿児島で正GKを務めた白坂選手の名前が挙げられていましたが、マスカット監督の予告通りオビ選手が先発。
右SBには、柏レイソルから移籍したばかりの上嶋選手がいきなり抜擢されました。
本人曰く、今回の先発については、試合の2日前に突然監督から告げられたとのこと。キャンプでもやったことがないSBを上嶋選手がいかにこなすかに注目です。
また、CBはエドゥアルド選手と上嶋選手のコンビが考えられましたが、こちらも予想を覆すように畠中選手と角田選手が。
そして、ボランチには、昨シーズン大きく飛躍した渡辺選手が喜田選手とコンビを組みます。
前線には、アンデルソンロペス選手をはじめとするF・マリノス自慢の攻撃陣がスタメンに名を連ねました。
【前半】エウベル選手の先制ゴール
前半の出だしは、F・マリノスがヴァンフォーレに押し込まれる展開となります。
中でも、不慣れな上嶋選手を陥れるかのように右サイドで多くのチャンスを作られたり、また、CKの流れからミドルシュートを放たれてオビ選手がファインセーブで凌いだりする場面も。
しかし、10分ほど経過したあたりから、徐々に試合の流れはF・マリノスに傾き始めます
前半30分 エウベル選手Goooooooal!
F・マリノスらしいパス回しからの崩しにより、最後はエウベル選手が決めてF・マリノスが待望の先制点をマークます。
前半44分 ピーター ウタカ選手Goal
このまま前半を折り返すかと思われた44分、パスカットから縦パスを通され、長いVAR判定の結果ピーターウタカ選手に同点ゴールを奪われます。
【後半】西村選手の決勝点が炸裂!
両チームとも後半からの選手交代はありません。
後半も前半同様、試合の流れとしてはF・マリノスが主導権を握る形で進行していきます。
後半16分 西村選手Goooooooal!
後半16分、角田選手が前線にドリブルで持ち上がりアンデルソンロペス選手にスルーパス。
放たれたシュートはゴールポストに弾かれるも、こぼれ球に詰めてきた西村選手がダイレクトで決めてF・マリノスが勝ち越しに成功します。
後半27分 選手交代
水沼選手→ヤンマテウス選手、喜田選手→藤田選手
後半51分 選手交代
アンデルソンロペス選手→植中選手
試合終了 横浜F・マリノス 2-1 ヴァンフォーレ甲府
後半ロスタイム、ヴァンフォーレCKの流れからネットを揺らされるも、オフサイドの判定によりノーゴールに。
そのまま試合は終了して、横浜F・マリノスが2対1でヴァンフォーレ甲府を下し、6度目の挑戦の末ついにスーパーカップのタイトルを手にすることができました。
新加入選手について
この試合では、上島選手や植中選手などの新加入選手の活躍ぶりが注目されました。
中でも、上島選手はいきなりのスタメンにもかかわらず、不慣れな右SBで存在感を示してくれました。
上島選手について
小池龍太選手の怪我などにより急遽右SBに抜擢された上島選手。
元々CBの選手のためあまり期待することなく、守備だけはしっかりこなしてくれれば十分という、少し冷ややかな目で見ていました。
ところが、小池選手のように積極的にゴール前に顔を出すシーンはほとんど見られませんでしたが、先制点の起点となったり、ゴール近くに顔を出し左足でシュートを放つなど期待以上の活躍ぶりでした。
本人にとっても、F・マリノスでのデビュー戦でありながらもSBを担当するなどプレーの幅が広がり、大きな自信に繋がったのではないでしょうか。
これからの更なる活躍に期待です。
植中選手について
あまりにも短すぎる出場時間のため、もっと見てみたかったというのが正直なところ。
ゴール前での的確な位置取りや、正確なワンタッチシュートなどといった植中選手の持ち味は、必ずF・マリノスのサッカーにフィットすると信じています。
オビ選手について
新加入ではありませんが、オビ選手についても一言。
しばらく公式戦から遠ざかっていたこともあり、不安な部分もありましたが比較的落ち着いてプレーできたのではないでしょうか。
失点シーンでは、F・マリノス側のパスがカットされ、そのままカウンターのような形でディフェンスラインの裏に縦パスを通されてしまいました。
その際、相手選手とオビ選手が2対1になってしまったので、オビ選手としては致し方無いのでは。
パントキックも割と正確に蹴れていた印象で、再三のCKにも慌てることなく冷静に対処していました。
高丘選手の後の正GKの座は誰が射止めるのか。ますます激しいポジション争いが続きそうです。
マリンはマスコット総選挙制す!
今回で終了となるマスコット総選挙では、我がF・マリノスのニューキャラクター「マリン」がワルンタやヴィヴィを抑えて見事総選挙1位を獲得。
これで、マリノス君、マリノスケに続き、3羽全てのクラブキャラクターが1位を獲得する快挙を成し遂げました。
リーグ戦に弾みがつく大きな勝利
横浜F・マリノスにとってやっと獲得したクラブ初のタイトル。喜田キャプテンをはじめとする選手たちの喜ぶ顔がとても印象的でした。
私たちサポーターにとっても、長年胸にあったわだかまりが取れてスッキリした気分になることができました。
さあ、来週はフロンターレとの大事な開幕戦を迎えます。
今回の勝利をバネとしてフロンターレに勝利し、ぜひとも幸先良いスタートを切ってシーズン連覇を成し遂げましょう。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
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