現地まで赴いたサポーターの皆様お疲れ様です。
私はF・マリノスのアジア制覇を信じてDAZNでの観戦となりましたが、残念ながら栄冠を手にすることができませんでした。
ここでは、2024年5月25日に行われたACL決勝第2戦「アルアインvs横浜F・マリノス」観戦記を記します。
第1戦の2得点では足りなかった
植中選手と渡辺選手のゴールにより、第1戦を2-1で勝利したF・マリノス。
1点リードで第1戦を折り返せる状況に、ACL制覇を期待した方々は少なくありません。
ハッザーア・ビンザイード・スタジアムにも2000名ものF・マリノスサポーターが集結し、声を枯らして必死に応援を繰り返しました。
しかし、大観衆を味方に付けたアルアインの選手たちにとって、1点差など無きに等しかったに違いありません。
前半40分にヤン選手の追撃点があったものの、ロスタイムでの退場者をきっかけに苦しい展開を強いられます。
もし、ホーム第1戦でF・マリノスがあと2〜3点重ねられたら結果は違っていたかもしれません。
実際、それだけ得点できるシーンを何度も迎えていましたから。
しかし、今のF・マリノスには決定力が不足しています。
近頃のリーグ戦でも、前半の絶好期に得点を重ねられず、後半同点に追いつかれたり、逆点されたりすることが少なくありません。
特に、今回のような短期決戦で勝利するには高い決定力は不可欠ですね。
逆に、蔚山戦のようにホームとアウェイの順番が異なっていたらどうなっていたでしょうね。
先にホームで戦う難しさを感じた決勝戦でもありました。
白坂選手を責めるにはあまりにも厳しすぎる
F・マリノスにとってポープ選手の退場はあまりにも痛すぎました。
しかし、後のスローを見る限りでは、ポープ選手と相手との接触がなかったように見えましたがいかがでしょう。
ポープ選手退場後は白坂選手が呼ばれることとなりますが、呼ばれた直後の表情には緊張の色が隠せませんでした。
試合再開後にはキックミスを連発するなどプレーぶりは定まらず、ニアをぶち抜かれ失点したり、クリアミスで相手に決定的な得点を許すなど、本来の力を発揮できませんでした。
プロである以上言い訳はできませんが、J1でのプレー経験が乏しい彼にとってACL決勝の舞台はあまりにも荷が重すぎたようです。
ましてや、いきなりの出場とあれば尚更でしょう。
経験豊富な飯倉選手なら、チームを良い方向に導けたかもしれません。
白坂選手については、今回の経験を糧として大きく羽ばたくことを願うばかりです。
下を向いている時間はない
試合後のインタビューで、あれほど苦しい表情を浮かべて言葉を絞り出す喜田選手を初めて見た気がします。
あの屈強なロペス選手でさえ目に涙を浮かべていたことから、今回の敗戦は選手たちの心に大きく暗い影を落としたに違いありません。
一方、現在リーグ戦でのF・マリノスは下位に位置し、ややもすれば降格圏目前。
5月29日(水)には柏戦が控え、選手たちは休むことさえ許されないのが現状です。
そして、9月になれば新しくACLエリートが始まります。
再びリーグ戦日程が変更となり、過密日程の中戦い続ける日々が繰り返されるでしょう。
「ACLの悔しさはACLで晴らす!」
下を向いている時間はありません。F・マリノスがある以上、私たちは応援し続けるのみです。
今回の敗戦をきっかけに、より横浜F・マリノスが愛おしく感じられるのは私だけでしょうか。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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