東京Vに勝利して今季初の連勝を目指したが、あまりにも醜い内容でシャットアウトを喰らうF・マリノス。前節のパフォーマンスは幻に過ぎなかったのか。
影を潜めた前節の勢い
いきなりの失点で勢いを削がれるF・マリノス。試合後には選手たちに容赦ないブーイングが浴びせられた。
それもそのはず、前節とはあまりにもパフォーマンスがかけ離れてしまったのだから、サポーターがそうせざるを得ないのは無理もない。
90分を通してハイラインで臨むF・マリノスに対し、一貫して東京はその高いラインの裏を着き続けてきた。
その効果は前半開始直後にあらわれ、佐藤恵允選手の最高なパス精度や、長倉選手の高い決定力も相まって先制点を奪われてしまう。
さらに、東京の細かなパス回やサイドチェンジもあって、パスの出しどころにプレスをかけきれなかったことも失点の大きな要因となった。
逆転勝ちできないF・マリノス
とにかく、F・マリノスは先制点を奪われるとその後のプレーに大きく影響を及ぼす。
今節も失点後には、FC東京の選手たちの徹底された動きに手も足も出すことができず、自らの強みを発揮する時間帯はほぼ皆無に等しかった。
過去を振り返れば、最後に逆転勝ちを収めたのが2024年の11月30日にレモンスタジアム平塚での湘南戦であり、さらにさかのぼれば2024年2月25日に国立競技場で開催された東京Vと思われる。
(もし異なっていたら申し訳ありません)
いずれにしても、上位進出を目指すクラブであるなら克服しなければならない大きな課題となる。

ほんとに勝ちたいの!?
果たして、ファイトした選手は何名いただろう。
見る限りでは、久しぶりに出場して攻守に渡る強い意識が感じられた木村卓斗選手と、積極的に選手を鼓舞して自らもゴールへ迫った天野選手ぐらい。
おそらく、すべての選手が「自分たちは戦った」と主張するかもしれないが、それが観るものに伝わらなければファイトしてないに等しい。
振り返れば、降格争いに巻き込まれた先シーズン末、スタッフや選手が一丸となって目標を達成したではないか。
あの時の姿を再び蘇らすことができれば、閉塞した状況などいとも簡単に打破できるはず。
今は負の連鎖に陥っているだけであり、それを断ち切るのは一人ひとりの頑張りだ。
もう一度、すべての選手が躍動するF・マリノスを見せてくれ。


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