ダービーは絶対油断禁物〜【J1第25節】横浜FCvs横浜F・マリノス戦プレビュー

F・MARINOS

今季2度目の横浜ダービー。ホームの戦いではブラジル人トリオのゴールにより5-0圧倒しました。しかしながら、過去のリーグ戦ではF・マリノスは横浜FCに勝利できていません。

この汚名を返上しさらには連覇に勢いを付けるためにも、今度の横浜ダービーはF・マリノスにとって勝利必至です。

ここでは、2023年8月26日(土)にニッパツ三ツ沢球技場でおこなわれるJ1第26節「横浜FCvs横浜F・マリノス戦」のプレビューを記します。

今季横浜FCの戦いぶりは?

第24節終了時点、4勝6分14敗・勝点18で17位と低迷する横浜FC。

得点源の小川航基選手がオランダリーグに移籍したこともあり、総得点数17はリーグワースト失点数44は、柏の48、札幌の47に次いで3番目に悪い数字となっています。

しかしながら、今季リーグ戦では4勝中3勝はホームの試合であり、中でも、第14節では川崎に2-1、第22節では神戸に2-0と勝利。

いずれも、井上潮音選手と山下諒也選手が1得点ずつマークし、強豪相手にもかかわらず少ないチャンスを活かして勝利に持ち込んでいます。

ちなみに、この夏の移籍マーケットでは小川選手をはじめ5名が横浜FCから移籍しましたが、加入は水戸からGK遠藤選手1名にとどまっていのはいかがなものでしょう。

これまでの横浜FCの戦い方を見ると、ボールはそれなりに保持できているにもかかわらず、自分たちのフィニッシュの形が作れていません

また、不用意にボールを失い反撃を喰らう場面が散見され、逆にゲームをコントロールできる選手が加入することで自ずと結果が付いてくるのではという印象があります。

それぞれの事情が各クラブにはあるとはいえ、横浜FCがほぼ現有勢力だけで現在の状況を脱することができるのでしょうか。

チーム内得点ランキングは、移籍した小川選手が6得点でトップ。次いで、井上選手と山下選手が2得点ずつで続いています。

過去の対戦成績は?

過去5試合直接対決成績

日付対戦スコア勝敗得点者
2023.04.08横浜F・マリノスvs横浜FC5-0マルコス、エウベル②、ロペス②
2021.09.25横浜FCvs横浜F・マリノス2-2マルコス、前田
2021.04.24横浜F・マリノスvs横浜FC5-0マルコス、オナイウ②、前田、セアラ
2020.12.19横浜FCvs横浜F・マリノス3-1オナイウ
2020.07.22横浜F・マリノスvs横浜FC4-0OG、マルコス、遠藤、エジガル

過去5試合の直接対決では、F・マリノスが3勝1分1敗で横浜FCに勝ち越しています。

特に、ホームでの戦いはいずれもF・マリノスの攻撃が爆発し、なおかつシャットアウト勝ちして相手を圧倒しています。

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過去3試合アウェイ直接対決成績

日付対戦スコア勝敗得点者
2021.09.25横浜FCvs横浜F・マリノス2-2マルコス、前田
2020.12.19横浜FCvs横浜F・マリノス3-1オナイウ
2007.03.10横浜FCvs横浜F・マリノス1-0

過去3試合のアウェイ直接対決(横浜FCの最初のJ1昇格は2007年)は、F・マリノスは1分2敗で横浜FCに勝利していません

直近2021年9月25日の試合では、73分この日2枚目のイエローカードで渡辺選手が退場するも、77分前田選手のゴールで逆転に成功。

しかしながら、終了間際に追いつかれて2-2で引き分けています。

下位相手こそ全力で戦う

今季これまでの両チームの戦いぶりを見ると、F・マリノスが横浜FCに圧倒して勝利することが十分予想されます。

しかし、前述したように横浜FCはホームで川崎と神戸を接戦の末に撃破しており、なおかつ、過去のリーグ戦ではF・マリノスは横浜FCに勝利できていません。

昨年の優勝が掛かった第31節ホームG大阪戦と第32節ホーム磐田戦では、いずれもまさかの敗戦を喫してしまい、降格争いするチームと対戦する怖さを思い知らされました

次節は降格争い真っ只中の横浜FCとの対戦。横浜FCとしては固く守って少ないチャンスで仕留めようとするでしょう。

F・マリノスとしては焦れることなくじっくり戦い、単調な攻めを繰り返すのでなく、バリエーション豊かな攻撃を展開してチャンスを確実にモノにすることが求められそうです。

F・マリノスのスタメンは

GK 飯倉

DF 松原 上島 エドゥアルド 永戸

MF 喜田 渡辺 西村

FW 水沼 ロペス エウベル

SUB オビ 角田 山根 ナム 宮市 井上 植中

と言ったところでしょうか。

ヨコエクによると、22日現在一森選手はグランド練習を再開したばかりで、控えには入る可能性はありますがひとまずオビ選手を挙げます。

ヤン マテウス選手については室内調整ということで、右のスペシャリストである水沼選手の活躍に期待したいですね。

井上選手の試合の流れを変える変幻自在のドリブルにも注目です。

茂shigeru
茂shigeru

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