ダービーを制する俺らだけが横浜!〜【J1第7節】横浜F・マリノスvs横浜FC戦観戦記

F・MARINOS

やはりダービーは楽しい。中でも、大量得点で相手を圧倒したダービーは、言葉に表せないくらい最高の気分だ。ここでは、2023年4月8日(土)に日産スタジアムで開催されたJ1リーグ第7節「横浜F・マリノスvs横浜FC戦」の横浜ダービーの様子を記します。

冷たい雨の中で熱すぎるダービーが開幕!

午前中の青天が嘘のように、当初の予報通り試合前から横浜に冷たい雨が降り出してきた。何でよりによってこの時間なのかと文句を言いつつも、心はこれから始まる横浜ダービーでワクワクが止まらない。

スタジアムの周りをサポーター達が練り歩きながら奏でる「横浜カーニバル」の歌声が、これから始まるダービーの雰囲気を一層盛り上げている。

F・マリノス スタメン

F・マリノスのスタメンは、水曜日のルヴァンカップからマルコス選手角田選手を除く9名が入れ替え

中でも、マルコス選手は西村選手の体調不良により急遽スタメンに名を連ねており、前試合71分までプレーしていることから疲労による体力の持ちが心配された。

それでも、今シーズンは本調子を取り戻しつつあり、コンサドーレ戦で2年ぶりのゴールを挙げてノリに乗っていることからも気持ちでこの試合を乗り切ってくれるに違いない。

また、コンサドーレ戦で木村選手に代わり右SBとし途中出場した山根選手が、この試合はスタメンとして再び右SBとして起用。

小池選手や松原選手とはひと味異なる高い技術で相手を翻弄したり、周囲との連携により相手ゴールへと迫る彼らしいパフォーマンスに期待が集まる。

今シーズン初のトリコロールギャラクシー

この日はダービーを盛り上げるため、今シーズン初のトリコロールギャラクシーの演出が行われた。

雨天のせいか、もしくはWBCの盛り上がりで横浜スタジアムにお客様が流れたためか、日産スタジアムはやや空席が目立つ。

そのため、光がまばらになってしまわないかと心配になったが余計なお世話だった。

ゴール裏を中心にトリコロールの赤・青・白の3色の光が満天の星空のように浮かび上がり、スタジアムは幻想的な雰囲気に包まれる。ひとまずトリコロールギャラクシー大成功!

そして、大勢の観客が見守る中、スポットライトに照らされた選手達が颯爽とスタジアムに入場

これらの企画をさらに輝かしいものにするため、是が非でもこのダービーで横浜FCに勝利して、横浜F・マリノスの力を知らしめようぜ!

【前半】山根選手のゴールは幻に

前半最初から横浜FCを弄ぶかのように、F・マリノスのアタッキングフットボールが冴え渡る。

5分には、永戸選手からのクロスを受けた水沼選手が、ゴール前に走り込んできた山根選手に優しいパスのプレゼント。

山根選手が直接蹴り込みネットを揺らしたが、水沼選手がオフサイドポジションだったためノーゴールに。最高の崩しかと思われたが、残念ながら山根選手のリーグ戦初ゴールはお預けとなった。

その後も、ディフェンスラインの裏を突こうとするも相手の選手に阻まれ、逆にカウンターを受けて危ない場面を迎えることも。結局前半を0-0で折り返す。

【後半】怒涛のゴールで横浜FCを突き離す

46分 F・マリノス選手交代

渡辺選手→藤田選手

後半最初から、イエローカード1枚もらっている渡辺選手に代わり藤田選手がボランチに入る。

47分 マルコス ジュニオール選手 Gooooooooal!

高い位置でボールを奪ったマルコス ジュニオール選手アンデルソン ロペス選手とのワンツーで抜け出し、ゴールにパスするように左足の正確なシュート

ボールはGKの手をかすめてゴールラインを割り、F・マリノスに待望の先制点が生まれる。

ゴールを奪ったマルコス選手は、すかさずアンデルソン ロペス選手と共にお立ち台に上がり、先日のルヴァンカップに続き、ゴール裏に詰めかけたサポーターに向けてかめはめ波のパフォーマンスを披露した。

62分 アンデルソン ロペス選手 Gooooooooal!

マルコス選手からのパスを受けたエウベル選手が、縦にドリブルしてグランダーのセンタリング

中央にいたアンデルソン ロペス選手がそれに合わせて左足で押し込み、F・マリノスに追加点が入る。

やはり、マルコス選手の見事なパスセンスや、エウベル選手のココぞという時のドリブルスピード、ロペス選手のゴールを狙う際の正確な位置取りは見事だ。

前線3人のブラジル人選手による息のあったハーモニーが場内を沸かせた。

68分 エウベル選手 Gooooooooal!

水沼選手からのセンタリングをエウベル選手がダイレクトで右足を振り抜くと、放たれたボールは相手に当たって大きくリフレクト。GKは反応しきれずF・マリノスが3点目を挙げる。

すでにこの時点で横浜FCの選手はF・マリノスの選手に付ききれてなく、フリーでプレイさせるなど、もはや崩壊状態の一歩手前。

73分 エウベル選手 Gooooooooal!

畠中選手からの正確なロングフィードを受けた水沼選手が、再び右サイドから中央のエウベル選手にクロス。

エウベル選手は相手GKと1対1になるも冷静に押し込み、F・マリノスがダメ押しの4点目をゲットする。

リードされて前掛かりになった横浜FCのディレンスラインの裏を突く、畠中選手のキラリと光るパスセンスによる見事なゴール。

75分 F・マリノス選手交代

水沼選手→井上選手、マルコス ジュニオール選手→上島選手、エウベル選手→ヤン マテウス選手

81分 F・マリノス選手交代

喜田選手→杉本選手

90分 アンデルソン ロペス選手 Gooooooooal!

左サイドを駆け上がるヤン マテウス選手からのクロスに、アンデルソン ロペス選手が後に下がりながらヘディングで合わせ、エウベル選手と共にこの日2点目をゲット。

これで、F・マリノスが大量5点目を挙げる。

試合はこのまま終了のホイッスルを迎え、横浜F・マリノスが5-0で横浜FCに勝利。見事大量得点で圧倒して今回の横浜ダービーを制した。

序盤こそ見事なパス回しで横浜FCのゴールに迫るも、横浜FCの小川選手をはじめとするカウンターをあまりにも警戒しすぎたのか、F・マリノスは山根選手の幻のゴールを境に徐々に自陣へと押し込まれた印象。

しかし、後半早々のマルコス選手の先制点がF・マリノスに活力をもたらしたり、後半に投入された藤田選手の活躍もあったりして、徐々に小川選手に良い形でパスを与えない状況に。

さらに、F・マリノスは追加点を重ねることで、横浜FCが前掛かりになるのを見逃さず試合を運び、結果的に大量得点をあげて横浜FCに勝利することができた。

ひとまず、これでC大阪との敗戦の悔しさを払拭。今後は取りこぼしができない下位との対戦に勝利し、常に上位に居続けることがリーグ連覇するために重要だろう。

MVPはエウベル選手・水沼選手・マルコス選手に!

この試合の勝利に大きく貢献したエウベル選手・水沼選手・マルコス選手の3名が今回のMVPに選出された。

中でも、今シーズン完全復活を遂げたマルコス選手のチームに対する熱すぎる想いが、言葉表情の端々に感じられ大いに共感した。

次回は、アウェイ平塚の地でベルマーレとの神奈川ダービー。同じくここでもF・マリノスらしい攻撃サッカーで勝利してチームの力を示そう。

茂shigeru
茂shigeru

最後までお読みいただき本当にありがとうございます

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