6シーズンぶりのビッグスワンはF・マリノスにとって視界良好!?〜【J1第13節】アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス戦プレビュー

F・MARINOS

リーグ戦2連勝中のF・マリノス。ヤン マテウス選手が2試合連続ゴールを挙げるなど、攻撃陣のコンディションも上がりつつあり、更なる大量得点で勝利が期待できる。ここでは 、2023年5月14日(日)にデンカビッグスワンスタジアムで行われるJ1リーグ第13節「アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス戦」のプレビューを記します。

今季アルビレックの戦いぶり

横浜F・マリノスのトップチームコーチであった松橋力造監督の指揮のもと、2017年以来6シーズンぶりJ1に返り咲いたアルビレックス新潟。

初戦セレッソ戦に2-2で引き分けると、続く第2節には優勝候補のサンフレッチェを1-2で撃破

第3節コンサドーレ相手に2-2で引き分け第4節ではまたも強豪のフロンターレを1-0でクリーンシートするなど、J2時代の強さを彷彿とする順調な滑り出しに成功した。

しかしながら、その後はJ1の洗礼を浴びせられ、第4節レッズ戦を2-1で敗戦したのを皮切りに、これまで最下位に低迷する横浜FCに1-0で破れるなどして、直近4試合ではわずか1得点にとどまり持ち前の攻撃力が発揮されていない。

これにより、第12節終了時点では3勝4分5敗と負け越しており、勝点1314位が現在の到達点。F・マリノスとの勝点差11となっている。

チーム内ランキングでは、福岡戦でハットトリックを達成した現在売出し中のMF伊藤涼太郎選手6得点でチーム内得点ランキングトップ。続いてFW太田選手4得点となっている。

なお、伊藤選手は、総合ランキングでもアントラーズの鈴木優磨選手やベルマーレの町野修斗選手と並んで3位につけてチームを牽引している。

一方で、ポゼッションはするものの、走行距離ランキングやスプリント回数ランキングでは上位にアルビレックスの選手がランクされていないことから、総合的な運動量で上位チームに劣っている印象は否めない。

最近6試合リーグ戦対戦成績

アルビレックスは6シーズンぶりのJ1復帰となるため、データは2017年以前と多少古いものとなっているが参考までに振り返ってみる。

直近6試合のホーム&アウェイ対決成績(4勝2分)

日付対戦スコア勝敗
2017.08.05アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス0-2
2017.03.18横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟1-1
2016.09.17横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟3-1
2016.03.12アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス1-2
2015.09.12アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス1-1
2015.05.10横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟1-0

直近6試合のリーグ戦直接対決では、F・マリノスの4勝2分でアルビレックスを圧倒。

中でも、2016年ホーム日産スタジアムの対戦では、兵藤慎剛選手・中町公祐選手・前田直輝選手のゴールで3-1勝利している。

直近6試合アウェイ対決成績(2勝3分1敗)

日付対戦スコア勝敗
2017.08.05アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス0-2
2016.03.12アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス1-2
2015.09.12アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス1-1
2014.04.06アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス0-0
2013.04.20アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス1-0
2012.04.07アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス0-0

直近6試合のアウェイにフォーカスしたリーグ戦直接対決は、2勝3分1敗でほぼ互角の戦いとなっている。

しかしながら、直近2試合はいずれも複数得点で勝利し、2017年の試合では、マルティノス選手天野選手のゴールで0-2のシャットアウト勝ちしている。

【公式】ハイライト:アルビレックス新潟vs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第20節 2017/8/5

運動量で上回り相手を圧倒!

まず、F・マリノスとしては持ち前の運動量で相手を圧倒して試合の主導権を握りたい。その上でまず気になるのがボランチの存在。

中盤を支える喜田選手が、京都サンガ戦前日のアクシデントで当日の試合を出場回避。それほど深刻ではなさそうなものの、アルビレックス戦出場は今後の経過次第とのこと。

しかしながら、これまで喜田選手をコンビを組んできた渡辺選手と、サブに甘んじることが多かった藤田選手の活躍によりサンガに4-1で勝利したことは大きな収穫だ。

気になるのは交代メンバーだが、山根選手が代表選出によりチームを離れていることで、先日のルヴァンカップに出場した木村選手がボランチの控えとしてベンチ入りすることも。

また、山根選手の離脱は右SBにも影響を及ぼし、当日は松原選手が古巣アルビレックス戦相手にスタメン入りし、控えには上島選手のベンチ入りが濃厚。

一方、最終ラインの角田選手が怪我による離脱のため、上島選手CBとしての途中起用や實藤選手の久々のベンチ入りもあるかもしれない。

また、これまでF・マリノスがアルビレックとの相性が良いと言っても、先ほどのデータによりビッグスワンでの戦いはほぼ互角の試合内容。

やはり、サポーターの大声援によりつくられるビッグスワンの独特な雰囲気は、アルビレックにとって大きな後押しとなることは間違いない。

そのような雰囲気に飲まれることなくF・マリノスが勝利するには、まずは先制点を奪って主導権を握ることが求められる。やはり、相手に先制点を与えた際の競技場の盛り上がる雰囲気はある意味驚異だ。

F・マリノスを知り尽くした松橋監督ならではの対策の仕方も気になるところ。果たしてどんな手を打ってくるのかお手並み拝見。

伊藤涼太郎選手を起点とするアルビレックの攻撃の芽を早めに摘み、相手にチャンスを与えないことも重要だ。

この試合は、先日のサガン鳥栖戦や京都サンガF.C.に続き、横浜に勝点3を持ち帰ることが必須の試合。取りこぼしは絶対に許せない。

今回も「誰が出てもF・マリノス」を掲げ、チャレンジャー精神でF・マリノスが勝利を奪いとることを信じている。

茂shigeru
茂shigeru

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