F・マリノスは首位ヴィッセルとの大事なリーグ戦を控え、今度のルヴァンカップをどのように戦うのか。一方のジュビロはF・マリノスに一矢を報いることができるのか。ここでは、2023年4月19日(水)におこなわれるルヴァンカップ第3節「ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス戦」のプレビューを記します。
ジュビロはリーグ戦重視?
これまで、ジュビロはルヴァンカップ初戦でF・マリノス相手に0-1と惜敗したのを皮切りに3連敗を喫し、グループリーグ最下位に沈んでいる。
残り3試合全て勝利すれば勝点9となるが、力関係で言えばF・マリノスとコンサドーレ優位は否定できず、グループステージ突破の可能性は限りなく遠い。
一方、リーグ戦ではここ3試合負けがなく勝点13で10位。無条件でJ1参入できる2位トリニータの勝点22とは大きく水をあけられてはいるものの、ひとまず、プレーオフ圏内のザスパ草津の勝点17とは4ポイント差となっている。
また、23日(日)には中3日でJ2リーグ第11節アウェイ・ツエーゲン戦を控えていることから、次のルヴァンカップではレギュラーメンバーを温存し、若手中心のスタメンで臨んでことが予想できる。
F・マリノスのメンバー構成は?
一方、F・マリノスにも同じことが当てはまる。
降りしきる雨の中おこなわれた先日のベルマーレ戦では、多くのチャンスを掴んだり先制点を挙げたりしたにもかかわらず、ベルマーレにドローに持ち込まれて勝点1にとどまる悔しい結果となった。
さらに、上位を走るヴィッセル・グランパス・サンフレッチェがいずれも勝点3を積み上げたことで、F・マリノスはさらに差を広げられる形となった。
22日(土)には、中2日でヴィッセルとの大事なアウェイでの試合を控えている。F・マリノスがもしこの試合に敗れると、勝点差5→8に広げられることから絶対に負けることができない。
つまり、今度のルヴァンカップでも、第3節コンサドーレ戦のような大胆なターンオーバーを仕掛けることが不可欠だ。
ご存知の通り、F・マリノスには実力あるメンバーが充実しているので、すべての選手を入れ替えるターンオーバーは十分可能だ。
例えそうしたとしても、これまで3連勝でグループステージ首位であったり、ひと試合でも多く出場したくてウズウズしている選手たちが、先日のコンサドーレ戦のようにハツラツとジュビロに立ち向かったりするので、必ず勝点3を奪ってくれるに違いない。
先日初出場を果たした木村選手・村上選手、リーグ戦では途中出場が多いヤン マテウス選手、井上選手、上島選手、藤田選手、そして、チームの中心を担わなけばならない吉尾選手たちの活躍に期待しよう。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます
コメント