さあ、逆襲の始まりだ。先日のダービーに見事勝利し、その勢いを継続させるためにも、次節名古屋戦は勝利必須。
この間、新戦力を獲得したり、怪我明けの選手たちが復活したりして戦力が整いつつあるマリノス。次節はさまざまな規制がある中、皆で力を合わせて次の名古屋戦に臨みたい。
降格圏脱出には連勝が不可欠
今期マリノスの連勝は、鹿島と町田から立て続けに3点ずつ挙げて勝利した時の「1度きり」であり、次に勝利すればようやく2度目の達成となる。
かつてと比べると想像にも及ばない内容であり、これでは我がクラブが降格争いに巻き込まれるのも当然だろう。
一方、次節対戦の名古屋は、前節終了時点で13位にもかかわらず、今期の連勝はたった2回にすぎない。
最下位のマリノスからすれば、13位ははるか上の順位に感じるが「実情はそれほど違いはない」。
まあ、悪夢の7連敗はいただけないが……
何なら、同じ18位以下に沈む新潟と横浜FCは、今期1度たりとも連勝達成していないのだから、ウチらの方がまだ優れている。
つまり、降格圏を脱出し、より上位に食い込むには連勝が不可欠なのは当然であり、マリノスは「ヤレバデキル」選手たちが勢揃いしているのだから、決して難しくはないはず。
やや強引な論理ではあるが、「自信を持って試合に臨むことはすこぶる大切」ということを強調したい。


守備意識高い名古屋!?
今期の名古屋は、序盤こそ多くの失点を重ねて勝利から見放されたが、近頃では守備意識が高められたためか失点が減少傾向である。
直近のリーグ戦10試合では完封試合は「4」にものぼり、敗れた神戸戦で2失点したものの、他はいずれも最小失点で抑えて4勝5分1敗としている。
まあ、引き分けが多く、勝ち切れてないと言えばそれまでだが。

対するマリノスは、勝利した町田戦以降の5試合は下位クラブばかりの対戦にもかかわらず、1勝1分3敗と結果に結びつけられない。
「いずれかの試合であとひとつでも勝利できていれば、状況は大きく変わっていたはず」
そう考えると悔しいと言うか残念で仕方ない。
さらに、2得点6失点と内容も乏しい。
両クラブの現状を踏まえれば、マリノスが名古屋から獲得できるのはせいぜい1〜2得点がやっとであり、いかに守備陣が相手の攻撃を封じ込められかが勝利の鍵となりそうだ。
さらに、試合を優位に進めるためにも先制点は必須と言える。



新戦力に負けるな
いわきFCから谷村選手、ポルトガルからアラウージョ選手、イスラエルからデイビッド選手を獲得。
ロペス選手が抜けた穴を埋めるにあまりある戦力獲得に成功した。
いきなり彼らにゴールを求めるのは酷かもしれないが、勝利するためには期待せざるを得ない。
しかし、それ以上に、彼らの加入に触発された既存選手たちの奮闘を目の当たりにしたい。
ヤラなければ本物ではないし、のほほんとしていればポジションさえ奪われかねない状況に、危機感を抱いて結果で示してもらいたい。
守備については、キニョーネス選手や諏訪間選手の復帰により厚みが増し、特にキニョーネス選手の復活は失点に喘ぐクラブにとって朗報だ。
さらに、噂の角田選手が加われば鬼に金棒だろう。


鳴物など禁止
残念ながら、一部の輩による先日の暴挙により次節の応援が大きく規制される。
この判断を不服とする人もいるようだが、かつての浦和のように戦う機会を剥奪されたり、他国のリーグのように、戦わずして降格を強いられたりされないだけ良しとするべき。
他のクラブやJリーグかかわる全ての人たちに、今の自分たちの姿勢をアピールするためにも、今回のクラブの英断は大いに支持したい。
したがって、次節の競技場の雰囲気はこれまでとは大きく異なることが予想される。
むしろ、太鼓などの鳴物がないピンチな状況をチャンスと捉え、マリノスサポーターならではの方法で大いに試合を盛り上げられれば最高だ。
拍手や声援だけの応援て、結構カッコよかったりしたりして。
こんな時こそ、横浜FC戦でデッカい置き土産をしたロペス選手の言葉を、何度も何度も思い起こしたいね。
「ヤレバデキル」
楽しみながらこの苦難を乗り切れれば、必ずや自分たちが心に描く結果を得られると確信する。
あー、日曜日が待ち遠しい。

最後までご覧いただき本当にありがとうございます


コメント