先日の松木選手のレッドカードにはさまざまな意見が交錯した。しかしながら、ジャッジリプレイを観てこの判定が妥当であったことが腑に落ちた。一方、我らがキャプテン・喜田選手が番組でベタ褒め。ここでは、DAZNのジャッジリプレイを観た個人的感想を記します。
松木選手のレッドカードは妥当!?
今回の松木選手のレッドカード提示については、さまざまな意見が分かれるだろう。
ライブ中継の際、担当アナウンサーや元選手の解説者は、松木選手に対する判定は厳しすぎるという見解であり、退場者が出たことで11人対10人となってしまし、白熱した内容の試合が台無しになったかのような趣旨の内容を盛んに述べていた。
しかしながら、後日放送されたジャッジリプレイでは、松木選手に対するレッドカードの判定は大方正しかったという見解でまとめられている。
中でも、ゲストの今野選手の「あらかじめ左手で相手の位置を確認しているので、あのように右手を後ろに振ればマルコス選手を直撃することは分かっていたはず」という内容の見解には、百戦錬磨の現役選手としての経験が存分に踏まえられていて、私自身とても腑に落ちるものであった。
一方、あれだけマルコス選手が後方にピッタリ着けば、思わず払い除けようとして腕を振りたくなる松木選手の気持ちは分からないでもない。
松木選手は才能あふれる選手であることは間違いない。しかし、この今野選手の見解を耳にする限り今回のレッドカード判定は妥当であり、10人になって試合を「台無し」にしたのは審判ではなく松木選手自身だったと言わざるを得えず、同情の余地はない。
私がF・マリノスサポーターだからそう感じたのかもしれないが、FC東京サポーターの方々にとってはどのように感じられたのだろうか。
「やるな〜」我らがキャプテン・キーボー
「同情」と言えば、この松木選手の判定に伴い番組内でクローズアップされたのが、喜田選手の松木選手に対する対応だ。
松木選手がレッドカードでピッチを後にする際、傍らに寄り添い一言二言相手を気遣う言葉を投げかけていた。
味方キャプテンがそうするならまだしも、敵側のキャプテンが相手退場者を思いやる態度に番組出演者一同が賞賛。
まあ、キーボーに言わせれば「当然のことをしたまで」と語るだろうが、あの白熱した状況の中でなかなかできることではない。
あらためて、「キーボーがF・マリノスのキャプテンで良かった」と実感させられた。
久々ためになったジャッジリプレイ
番組形態が新しくなってから、ジャッジリプレイの内容がおざなりになったような気がして、観ていて腹立たしく感じることが多かった。
むしろ、リニューアルする前の平ちゃんが出演していた時の方がより深掘りされていて、見応えがあったと感じていたのは私だけだろうか。
それでも、今回の内容は久しぶりに充実した内容であり、特に今野選手による選手目線からのこと細かい意見はとてもためになり、今後も多く出演していただくべきと感じた。
一方的に意見を述べさせてもらったが、それぞれ立場があるから異なる見解がある。だから一概に何が正しく何が間違っていると簡単に割り切れはしない。それらを踏まえてサッカーって楽しい。
併せて、松木選手には今後もFC東京のためのみならず、日本のサッカーのためにも頑張ってもらいたい。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
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