第2登録期間が終了し、この夏のF・マリノスの加入は西村選手、ジャン選手、本間選手の3名にとどまりました。
一方、OUTは吉田選手、吉尾選手、實藤選手、植田選手、ナム選手、村上選手の6名となり、全体では3人マイナスになっています。
リーグ戦は残り10試合となり、合わせてACL、ルヴァンカップ、天皇杯を戦うF・マリノス。
果たして、この陣容でこれから先の過密日程を乗り切れるのでしょうか。
改めてポジション別の選手構成をまとめてみました。
この夏の移籍状況
6月から8月の期間中では、INは復帰、完全移籍、育成型期限付き移籍の3名。
OUTは、育成型期限付き移籍2名、期限付き移籍3名、完全移籍1名でトータル6名となっています。
IN
2024/6/21 西村拓真(←セルヴェットFC)
2024/7/9 ジャン クルード(←アル ナスルFC)
2024/8/23 本間ジャスティン(←ヴィッセル神戸)
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OUT
2024/6/25 吉田真那斗(→大分トリニータ)
2024/6/27 吉尾海夏(→済州U FC)
2024/7/1 實藤友紀(→ベガルタ仙台)
2024/7/4 植田啓太(→SC相模原)
2024/7/25 ナム テヒ(→済州U FC)
2024/8/18 村上 悠緋(→徳島ヴォルティス)
ポジション別メンバー構成
以上の移籍を考慮したポジション別のメンバー構成を見てみましょう。
GK
ポープ、飯倉、白坂、寺門
Point
当初はポープ選手が先発を務める試合が多くありましたが、近頃では飯倉選手とのポジション争いが白熱しています。
白坂選手と寺門選手については、リーグ戦での先発出場は実力と経験でポープ選手と飯倉選手に劣るため、ひとまず、カップ戦で実践経験を積むことが必要求められそうです。
今回の補強は無く、特に必要も感じられません。
右SB
松原、小池龍、加藤蓮、本間、(ジャン)(上島)(榊原)(山根)
Point
松原選手をメインに、加藤蓮選手がサブ的に出場しています。
ジャン選手はニューカッスル戦でCB、川崎戦では途中出場して右SBを務めていましたが、当面はさまざまなポジションを試されそうです。
今回の補強は本間選手でしたが、その実力は未知数。松原選手の負担を考えると、小池龍選手のベストコンディションでの急務です。
左SB
永戸、加藤聖、小池裕、(加藤蓮)(渡邊)
Point
一時は飽和状態に思われた左SBでしたが、小池裕選手が右WGを務めたり、加藤蓮選手が両SBで出場したりすることで解消されている感じです。
主力の永戸選手が帰ってきたことで一気に安定感が増しましたね。一方で、永戸選手を脅かす意味でも、加藤聖選手の成長は不可欠です。
CB
畠中、エドゥアルド、上島、渡邊、(ジャン)
Point
畠中選手の復帰が何よりも心強く感じられます。渡邊選手の試合出場ももう間も無くのようですね。
さらに、ジャン選手がニューカッスル戦で結果を出したことで、選手層に厚みが出てきた感じがします。
今季これまでDFラインを支えてきた上島選手やエドゥアルド選手でさえも、レギュラーポジションは約束されていません。
ボランチ
渡辺、喜田、山根、榊原、山村、ジャン
Point
ハッチンソン監督に交代したことで、中盤がダブルボランチにリセットされました。これにより、喜田選手と渡辺選手による不動のコンビの復活です。
実力者ひしめくこのポジションでは、山根選手や山村選手といった実力者でも先発入りは難しい現状。ジャン選手についても、急な場面を除いて本来のポジションでの出場は当面は難しそうです。
トップ下
天野、西村、(植中)
Point
天野選手と西村選手による激しいポジション争いが繰り広げられています。しかし、それぞれ持ち味が異なるため、試合相手や時間帯により使い分けられているようでもあります。
この2名の台頭により、植中選手はトップ下のポジションからは一歩後退といったところでしょうか。それでも、植中選手がトップ下に入った際の、ロペス選手との相性の良さは捨て難くあります。
補強はなく、当面は3名のポジション争いが続きそうです。
右WG
水沼、井上、ヤン
Point
文句なしにヤン選手がメインです。当初はエウベル選手の控えに甘んじていましたが、右ポジションで出場することが多くなったことで一気に実力が開花した感じです。
ヤン選手の台頭により、近頃では水沼選手はメンバー外になる試合が多くなってしまいました。井上選手とはタイプが大きく異なるため、対戦相手によっては出場が待たれます。
左WG
エウベル、宮市、(井上)、(小池裕)
Point
先発はエウベル選手が務め、試合の流れにより、宮市選手や井上選手が出場して相手をかき回す役目をこなしています。
最近では、小池裕選手が起用されてチームの勝利に貢献する試合もあり、今後の出場争いが楽しみなポジションの一つです。
CF
ロペス、植中、(西村)
Point
エース・ロペス選手の独壇場が続いてるポジションです。今季得点王を争うLセアラ選手でさえ、F・マリノス在籍時には控えに甘んじたほど。
とは言え、徐々に植中選手が力を付けつつあり、ロペス選手でさえも安泰ではいられません。
また、実際の加入は2027年ですが、すでにJ1出場を果たしている塩貝選手のオランダ移籍は少なからず痛手ですね。
補強の面では決定力ある選手の獲得があるかと思われましたが、ひとまずはこのまま行きそうです。
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厳しい日程の中より多い栄冠を勝ち取る
今後の過密日程を乗り切るには、決して十分とはいえない補強ですが、ひとまず「必要最低限」といったところでしょうか。
とは言え、主力選手が怪我などで欠場した場合、ポジションによっては大きな戦力ダウンが懸念されます。
リーグ戦は残り10試合ですが、すでに勝ち上がっている天皇杯のほか、ACLやルヴァンカップを戦わなければならず過密日程は避けられません。
今後は「縁の下の力持ち」的存在だった實藤選手や、本来とは異なるポジションで奮闘した村上選手、複数ポジションでチームの勝利に貢献した吉尾選手、高いテクニックで私たちを魅了したナム選手らは今のF・マリノスにはいません。
それでも、F・マリノスには複数ポジションをこなせる選手が数名いたり、さらには昨年の危機的状況を経験する頼もしい選手が残っています。
いざの時には、再び全員の力で乗り切り、一つでも多くのタイトル獲得が求められます。
茂shigeru
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