シーズンも大詰めを迎え、次節はホームでC大阪との対戦を迎えます。
これまでC大阪とはあまり相性は良くありませんが、この試合を勝利で乗り越えれば一気に連覇への可能性が開けてくることが期待できます。
ここでは、2023年11月12日(日)に日産スタジアムでおこなわれるJ1第32節「横浜F・マリノスvsC大阪戦」プレビューを記します。
今季のC大阪について
毎年のように優勝候補の一角に挙げられるC大阪。すでに、クラブからは小菊監督の2024年続投が正式に発表され、チームは安定期を迎えようとしています。
しかし、F・マリノスにはとびきり相性が良いものの、他のクラブとの対戦ではポロポロ取りこぼしている印象です。
実際、今季の対戦成績を見てみると、第31節終了時点15勝2分12敗・勝点49で6位にとどまっていて、2勝しているのは横浜FCとG大阪のみ。
さらには、鹿島と福岡には連敗していて、優勝を目指す割には勝負所の弱さを感じざるを得ません。
直近10試合は4勝2分4敗イーブンではあるものの、第24節横浜FC戦、第25節名古屋戦、第26節川崎戦と3連勝。
一方、第27節鹿島、第28節神戸、第29節湘南に3連敗するなど、その時々によるチームコンディションのムラが感じられます。
夏の移籍では、藤枝MYFCから渡邉りょう選手や大宮から柴山昌也選手らを獲得。
逆に、加藤陸次樹選手、原川力選手、松田陸選手などの主力級選手を放出しています。
チーム内得点ランキングは、レオ セアラ選手が12得点でトップ。次いで、上門選手、奥野選手が3得点、北野選手が2得点となっています。
過去5試合の対戦成績は?
直近5試合のF・マリノスとC大阪の対戦成績を見てみましょう。
直近5試合対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2023.04.01 | C大阪vs横浜F・マリノス | 2-1 | ● | OG |
2022.07.10 | C大阪vs横浜F・マリノス | 2-2 | △ | Lセアラ② |
2022.02.19 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 2-2 | △ | 仲川、ロペス |
2021.10.24 | C大阪vs横浜F・マリノス | 2-1 | ● | 實藤 |
2021.04.06 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 1-0 | ○ | オナイウ |
直近5試合の直接対決では、F・マリノスは1勝2分2敗でC大阪に負け越しています。
今季アウェイでの戦いでは、F・マリノスから移籍したレオ セアラ選手に2点を決められ、またも鬼門突破は叶いませんでした。
直近5試合ホーム対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2022.02.19 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 2-2 | △ | 仲川、ロペス |
2021.04.06 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 1-0 | ○ | オナイウ |
2020.09.13 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 1-2 | ● | エリキ |
2019.08.17 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 1-2 | ● | マルコス |
2018.12.01 | 横浜F・マリノスvsC大阪 | 1-2 | ● | 天野 |
ホームでの対戦にフォーカスすると、F・マリノスは1勝1分3敗でC大阪に負け越しています。
しかしながら、昨年は2-2で引き分け、一昨年は1-0で勝利していて、徐々に苦手意識を払拭しつつある印象です。
内容は問わず勝点3獲得するのみ!
ご存知の通り、現在F・マリノスはリーグ戦2連勝中で、首位の神戸に2ポイント差まで迫っています。
もしF・マリノスがC大阪に勝利すれば、神戸の結果次第ではF・マリノスが第25節以来再び首位に立つことができる大事な一戦。
はっきり言って、F・マリノスは「C大阪苦手」などといっている場合ではありません。
内容は問いません。とにかくホームでC大阪を下して勝点3獲得が必須です。
F・マリノスのメンバーは以下を予想してみました。
GK 一森
DF 松原 實藤 エドゥアルド 吉尾
MF 山根 渡辺 ナム
FW ヤン ロペス エウベル
SUB 飯倉 上島 喜田 水沼 宮市 植中 杉本
植中選手の台頭により、西村選手は正念場を迎えています。果たして、次の試合でのメンバー登録はなるでしょうか。
井上選手の怪我の具合や、DF陣の復調具合もメンバー登録に影響を及ぼします。
先日のACLカヤ戦では多くの主力選手を温存できました。
なおかつ、勝点3を持ち帰ることができたので、特にスタメンの選手たちは精一杯C大阪戦に集中出来るでしょう。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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