絶対に勝利したい試合がここにある〜【J1第5節】横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ戦プレビュー

F・MARINOS
2023.03.16

「The CLASSIC」これまで降格したことがないクラブ同士の大事な対決が、F・マリノスのホーム・日産スタジアムで開催！果たして、昨年に続きF・マリノスはアントラーズとの一戦を制することができるのでしょうか。ここでは、2023年3月18日（土）におこなわれる「横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ戦」についてふれていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

今シーズン アントラーズの戦評

アントラーズは、プレシーズンでは結果が残せず苦しんでいる印象でしたが、シーズンが明けて4節を終了した時点では2勝1分1敗で勝ち越し。

勝敗こそF・マリノスと同じであるものの、得点6・失点3・得失点3でいずれもF・マリノスを上回り現在4位につけています。

第1節 アウェイ・京都サンガ戦（0-2 ○）

アントラーズは、フロンターレから移籍した知念選手がいきなりゴールを決めるなど、前半のうちに2点をゲット。一方サンガは、後半開始から前線の3人を交代して挑むも、シュート5本に抑えられ得点が奪えず敗退。

新戦力がいきなりゴールし、なおかつクリーンシートで勝利を納めたアントラーズにとって、ひとまず最高のスタートとなりました。

第2節 ホーム・フロンターレ戦（1-2 ●）

前半5分、古巣から移籍した知念選手が開幕戦に続いていきなりゴール。

アントラーズは追加点こそ奪えなかったものの、83分にフロンターレ・山村選手が退場。数的有利にもなり、このまま逃げ切りかと思われました。

しかし、89分にフロンターレ・山田選手のゴールで同点に。さらに、90＋5分にアントラーズ・荒木選手が退場処分。

続く90＋11分には家長選手にゴールを奪われ1-2で逆転負け。相性の悪いフロンターレに勝ち切ることができませんでした。

第3節 アウェイ・横浜FC戦（1-3 ◯）

横浜FCの3本に対し、アントラーズは16本ものシュートを放ち横浜FCを圧倒。

2戦連発の知念選手は、シュート2本でノーゴールに抑えられるものの、9分藤井選手、38分鈴木選手、90＋6分アルトゥール カイキ選手がそれぞれ得点。

一方横浜FCは、24分にPKにより獲得した小川選手の1ゴールのみ。効率良く3点を奪ったアントラーズが、J1復帰の横浜FCに快勝しました。

第4節 ホーム・アビスパ福岡戦（0-0 △）

アビスパの堅い守備により思うように攻められないアントラーズ。なんとか攻撃の糸口を見つけようと試みみますが、53分にアントラーズ・佐野選手が2枚目のイエローカードで退場。

アビスパは62分に2枚代えで攻勢に出ますが、数的不利のアントラーズから得点を奪うことができません。

一方アントラーズは、86分に3枚代えで勝負を仕掛けに出るも決定力に欠け、お互い最後までゴールを奪えずスコアレスドローで終了しました。

過去5試合のリーグ対戦成績

「オリジナル テン」の中で降格経験のない横浜F・マリノスと鹿島アントラーズ。最近5試合の対戦成績を振り返ってみましょう。

直近対戦成績（2勝3敗）

日付対戦スコア勝敗
2022/7/30横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ2-0◯
2022/4/10鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス0-3◯
2021/8/28横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ0-2●
2021/5/15鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス5-3●
2020/11/3横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ2-3●

直近5試合では、F・マリノスは2勝3敗でアントラーズに負け越しています。しかし、2022年シーズンには連勝。

中でも、2022年4月10日のアウェイ鹿島戦では、ロングボールを前線に供給するアントラーズに対して、CB畠中選手・CB角田選手の鉄壁コンビをはじめとするF・マリノスの選手たちが、アントラーズFW上田選手らを自由に仕事させません。

すると、アントラーズの選手たちの足が止まりはじめた82分にアンデルソン ロペス選手が先制ゴール。

続く89分に西村選手、90＋4分にはオウンゴールと立て続けにネットを揺らし、F・マリノスはカシマスタジアムで見事10年ぶりの勝利をマークしました。

【横浜F・マリノス】アウェイ観戦旅行記①〜鹿島アントラーズ戦を観戦にカシマスタジアムへ！
2022年4月10日（日）、Jリーグ第8節「鹿島アントラーズVS横浜Fマリノス戦」を観戦に茨城県カシマスタジアムへ行ってきました。結果は、Aロペス、西村、OGにより、0-3で横浜Fマリノスがアウェイカシマスタジアムにて10年ぶりの勝利！！...
shigerusblog.com
2022.04.12

直近ホーム対戦成績（3勝2敗）

日付対戦スコア勝敗
2022/7/30横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ2-0◯
2021/8/28横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ0-2●
2020/11/3横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ2-3●
2019/4/28横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ2-1◯
2018/4/28横浜F・マリノス vs 鹿島アントラーズ3-0◯

最近5試合のホームでの戦いにフォーカスすると、F・マリノスは3勝2敗でアントラーズに勝ち越しています。

直近の2022年7月30日に日産スタジアムでおこなわれた試合では、F・マリノス17本に対してアントラーズのシュートはわずか2本。

37分にエウベル選手、51分には岩田選手のゴールが生まれて2-0でクリーンシート。内容・スコアとも文句なしにF・マリノスがアントラーズを圧倒して勝利をおさめました。

気になる選手起用は？

アントラーズサポーターの口コミなどには、F・マリノスの弱点を高丘選手が移籍したGKや、岩田選手のいないとディフェンスラインだと指摘するコメントが見られます。

確かに、私たちF・マリノスサポーターにとって、彼らの移籍は大きな痛手であることは間違いありません。

GKは一森？オビ？それとも

しかし、オビ選手がゴールマウスを守っていたヴァンフォーレ戦（2-1）・フロンターレ戦（2-1）・レッズ戦（2-0）はいずれも勝利。

一方、GKが一森選手に変更になったサンフレッチェ戦（1-1）・ジュビロ戦（1-0）・コンサドーレ戦（0-2）は1勝1分1敗と、これまでの勢いにブレーキがかかってしまった印象です。

確かに、合流間もないこともあってか、一森選手には安定感に欠けるところが見られます。例えば、コンサドーレ戦の2失点は、いずれも他の選手との連携ミスによるものに感じられました。

しかし、その点は時間をかければ解消されるようには思われますが、果たして次のアントラーズ戦には誰をスタメンに起用するのかマスカット監督の手腕に注目です。

CBは鉄壁コンビで問題なし

岩田選手が抜けたディフェンスについては、畠中選手と角田選手の鉄壁CBコンビにより何の問題もありません。そのことは、角田選手が日本代表に選出されたことで証明済みです。

そのほか、エドゥアルド選手・實藤選手・上嶋選手といった実力者が控えているので、これまでのところ岩田選手の穴は全く感じられません。

むしろ仲川選手不在の方が大きい!?

むしろ、F・マリノスの弱点は攻撃陣にあると感じます。

なぜなら、これまでの試合でF・マリノスは最大2点までしか得点できていません。サンフレッチェ戦以降は1点取るのがやっとです。

あまり口にはしたくありませんが、やはり仲川選手が抜けたことによるチャンスメイクの少なさが、得点不足の要因の一つになっていることは少なからず否定できません。

また、小池龍太選手の怪我による出遅れや、先日のコンサドーレ戦については永戸選手の不在。そして、途中出場ながらも決定力のあったレオ セアラ選手の移籍も得点不足の原因に挙げられそうです。

今後は、新戦力の植中選手や井上選手、そして間も無く復帰するであろう宮市選手の活躍に大いに期待せずにはいられません。

現在の立ち位置を知る絶好の機会

これまで、今シーズン公式戦5戦負けなしと好調だったF・マリノス。前節、アウェイ・コンサドーレ戦に敗れたことで、次のアントラーズ戦は仕切り直しの一戦となります。

順位ではわずかながらアントラーズに劣っているとは言え、先に紹介したこれまでの戦いぶりから見るとお互いの力が拮抗していることは確かです。

まずは、次のアントラーズ戦を現在の立ち位置を知る絶好の機会と捉え、優勝回数でF・マリノスを上回るアントラーズに対して「挑戦者」の気持ちで全力でぶつかっていくことがとても大切です。

そして、是が非でも勝点3を奪って、チームに勢いを取り戻すきっかけの試合となることを願わずにはいられません。

茂shigeru
茂shigeru

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。次のアントラーズ戦、必ず勝点3が奪えるよう全力でサポートしましょう！

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