決定力の差が勝敗の差〜【J1第11節】サガン鳥栖vs横浜F・マリノス観戦記

F・MARINOS

中3日の厳しい日程もなんのその、この試合リーグ戦初スタメンのヤン マテウス選手の2ゴールなどにより、F・マリノスは1-3でサガン鳥栖に逆転勝ちを飾りました。ここでは、2023年5月3日(水)に駅前不動産スタジアムで行われたJ1第11節「サガン鳥栖vs横浜F・マリノス戦」レビューを記します。

F・マリノス・スタメン

中9日と十分に試合間隔が空いたサガンに対し、中3日F・マリノスは前節からスタメン5人を入れ替えて勝点3獲得に臨む。

左CBには、角田選手に代わりエドゥアルド選手がセレッソ戦以来5試合ぶり。右SBには、松原選手に代わり山根選手がヴィッセル戦以来2試合ぶりにスタメン起用。

これまでリーグ戦不動のボランチの一角には、渡辺選手に代わり藤田選手がリーグ戦初スタメンに。

攻撃的なポジションでは、トップ下にはマルコス選手に代わり西村選手がセレッソ戦以来5試合ぶり右ワイドには、ヤン マテウス選手が水沼選手に代わりリーグ戦では初めてスタメンに名を連ねた。

また、サブメンバーには吉尾選手3試合連続杉本選手がヴィッセル戦以来2試合ぶりのメンバー入りとなった。

【前半】初先発マテウス選手2ゴール!

試合開始ホイッスル直後の3分、F・マリノスはいきなりサガンに先制を許す。

3分 サガンGoal

相手のスローインからの流れで岩崎選手にフリーで右サイドを抜かれ、ゴール前に走り込んできた本田選手へラストパス。

パスを受けた本田選手は体制を崩しながらもシュートを放ってネットを揺らし、試合開始早々サガンに先制点を許す。

しかしながら、F・マリノスはサガンのゴールからわずか8分後、F・マリノスらしい見事な連携でまたたく間に同点に追いつく。

11分 ヤン マテウス選手Gooooooooal!

永戸選手からパスを受けたアンデルソン ロペス選手が、見事なボール捌きから相手を抜き去ってゴールへとドリブル。

ゴール中央のエウベル選手がロペス選手からのパスを受けると、相手に囲まれながらも右に走り込むヤン マテウス選手にラストパス。

フリーのマテウス選手はワンタッチから左足を振り抜き、あっという間にF・マリノスが同点に追いつく。ブラジル人トリオの質の高い見事な連携が、F・マリノスに同点ゴールをもたらした。

21分 ヤン マテウス選手Gooooooooal!

12分、一森選手からのボールを奪ったサガンの選手がシュートを放つも、畠中選手の懸命なブロックによりピンチを凌いだF・マリノス。

続く21分、流れるようなパスワークからゴール前に走り込んだヤン マテウス選手が、アンデルソン ロペス選手からのラストパスを今度は右足でシュートを放ってこの日2点目のゴールをマーク。

このマテウス選手の2点目のゴールにより、F・マリノスは前半のうちにサガンに対して逆転に成功。2点差をひっくり返したあのヴィッセル戦の素晴らしい記憶が蘇る。

【後半】エウベル選手の試合を決める3点目

後半最初からの選手交代は無し。

畠中選手エドゥアルド選手のCBコンビを中心として、サガンの攻撃を凌ぎながら逆転に成功したF・マリノスに追加点のチャンスが訪れる。

60分 エウベル選手Gooooooooal!

右サイドを駆け上がる喜田選手が、ヤン マテウス選手からの縦パスを受けて、すかさずグランダーのクロス

そのボールが相手選手のクリアミスを誘ってエウベル選手の足元に渡り、エウベル選手が冷静に蹴り込んでF・マリノスがサガンを2点差に引き離す。

喜田選手が前節久々にゴールを挙げ、引き続き今節もゴールに絡んだことにより、F・マリノスの攻撃の厚みが増したことが見て取れる。

68分 F・マリノス選手交代

エウベル選手→吉尾選手、アンデルソン ロペス選手→杉本選手

75分 F・マリノス選手交代

喜田選手→渡辺選手、ヤン マテウス選手→水沼選手

83分 F・マリノス選手交代

エドゥアルド選手→角田選手

その後はサガンの反撃を受けるも相手シュートが決定力に欠け、試合はそのまま終了してF・マリノスが中3日と不利な条件でありながらも勝点3をモノにした。

決定力の差がもたらした勝利

シュート10本で逆転勝利を収めたF・マリノスに対し、14本のシュートを放つもホームで勝利を飾れなかったサガン。その差を分けたのは、やはり両チームの決定力の差だった。

中でも、今シーズン初スタメンのヤン マテウス選手は、3本シュートを放ち2ゴールをマーク。F・マリノスの勝利に大きく貢献したばかりでなく、固定化しつつあるスタメンに新たな風を吹き込んだ。

また、CB畠中選手の的確な位置どりや体を張った守備も、相手を最小得点に抑える上で大きな役割を果たしたと言える。

一方、サガンストライカー不在を露呈した試合内容となった。

やはり、昨年チーム得点王の宮代選手や、それに次ぐ垣田選手たちの移籍の穴を埋めるに至っておらず、優れた攻撃力を持ちながらも今後上位に食い込む上で課題を残している。

それでも、F・マリノス相手に守ることなく真っ向勝負を挑んでくる姿勢には、今後の得点アップ期待の可能性が大いに感じられた。

すべての選手の力で次節も乗り切る

さて、次節も中3日の厳しい日程でホームにサンガを迎え撃つ。そのため、この試合でも、F・マリノスは何名かの入れ替えが予想される。

しかしながら、今節出番のなかったマルコス選手松原選手をはじめとするF・マリノス全ての選手が十分な準備が整っていると期待できるため、今節同様ひるむことなく相手に立ち向かい勝点3をゲットするに違いない。

そして、我々サポーターもF・マリノスの勝利を信じ、次節もホーム日産スタジアムに足を運び我がチームを後押ししたい。

茂shigeru
茂shigeru

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。次も勝利してヴィッセルとの勝点差を縮めよう!

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