先日の天皇杯2回戦では、本当にハラハラさせられました。
カテゴリー下の相手にPKまで持ち込まれましたが、次に繋げられたのはなによりです。
さて、気持ち切り替え、次は首位を走る町田との大一番。
消化数が2試合少ないとは言え、勝点で15ポイント離されている事から、F・マリノスとしては絶対に落とせない一戦です。
ここでは、2024年6月15日(土)に日産スタジアムで行われるJ1第18節「横浜F・マリノスvsFC町田ゼルビア戦」プレビューを記します。
今季町田の戦いぶりは?
今季J1に昇格したばかりにもかかわらず上位をキープする町田。
第17節終了時点、同じ勝点35で並ぶ鹿島を得失点差で上回り首位に位置しています。
1試合平均失点数0.9点、クリーンシート数はG大阪、福岡と並び7試合と少なく、守備の固さが特徴です。
一方、1試合平均支配率43%で19位、1試合平均パス数317.9本で20位となっていて、F・マリノスとは対極に位置するチームと言っても過言ではありません。
それでも、1試合平均走行距離は118kmとわずかながらF・マリノスを上回って3位と高く、ボールを握られている際には積極的に動き、全員で相手の攻撃を封じる戦い方がデータからうかがわれます。
先日の新潟戦では、ボールを握る新潟に対してカウンターを仕掛けようとする町田とのせめぎ合いが見られました。
24分、新潟は小見選手のゴールで先制するも、直後の27分藤尾選手のゴールで同点にされます。
しかしながら、新潟の選手は落ち込む事なくリバウンドメンタリティーを存分に発揮。
45分と52分に立て続けにゴールを奪って1-3で勝利し、7試合ぶりに町田に土を付けています。
チーム内得点ランキングは、オ・セフン選手と藤尾選手が6ゴールずつでトップ。
次いで、ドレシェヴィッチ選手、ミッチェルデューク選手、ナ・サンホ選手、平河選手が2ゴールずつで並んでいます。
F・マリノスvs町田過去の対戦記録は?
F・マリノスと町田は、昨年の天皇杯3回戦で対戦しています。
私も現地で観戦しましたが、とにかく町田のプレスに阻まれ、F・マリノスは手も足も出せなかった印象です。
この試合では小池裕太選手の負傷退場もあり、悔しい思い出だけが頭をよぎります。
F・マリノスの戦い方は?
決して、昨年の天皇杯とは同じ轍を踏まないことが大前提です。
いかに町田のハイプレスを回避し、フィニッシュまで持ち込むことが求められますね。
今年のF・マリノスは、先制はするものの追加点が奪えず、相手にペースを握られる試合がとにかく多すぎます。
首位を相手にする以上、F・マリノスはチャレンジャーに過ぎません。
たとえ得点を奪われても、先日の新潟や筑波大のように、決して下を向くことなく不屈のメンタリティーで戦うことが重要です。
F・マリノスのメンバー予想
GK ポープ
DF 松原 上島 渡邉 永戸
MF 喜田 渡辺 天野
FW ヤン ロペス エウベル
SUB 飯倉 加藤蓮 山根 井上 宮市 植中 水沼
先日の天皇杯のように、ポープ選手は位置取りが悪かったり、飛び出しの判断が遅かったりして相手に得点を許すシーンが多く見られます。
奪ってカウンターを繰り出す町田相手に、このようなことは絶対に許されません。
果たして、彼のプレーぶりはどこまで改善されるでしょうか、勝敗の鍵を握るポープ選手には注目です。
エドゥアルド選手は出場停止、畠中選手は体調万全ではなく、上島選手とコンビを組むのは渡邉選手が有力でしょうか。
中盤は、天皇杯出場を回避した喜田選手と渡辺選手、天野選手。
前線は、エウベル選手の回復具合が不明ですが、ブラジル人トリオのスタメンを期待したい。
サブは、あえて攻撃的な選手で揃えてみましたがどうなるでしょうか。
ホームでの戦いであり、コンディション的にもF・マリノスが優位であるため、必ず勝点3を獲得して優勝争いに名乗りを上げましょう。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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