頑張れ吉尾海夏!本当の力をJ1のピッチで魅せつけろ!!〜横浜F・マリノス

F・MARINOS

2022年シーズン、吉尾海夏はFC町田ゼルビアでの輝かしい成績を提げて横浜Fマリノスに凱旋した。しかし、これまではリーグ戦先発は2試合のみで、期待されたゴールも1のみにとどまるなど本来の力を発揮しきれていない。ここでは、吉尾が今後のマリノスでのレギュラー奪取を全面的に応援するため、これまでの吉尾海夏の経歴を紐解き持っている力の可能性を探る。

【2017年】横浜Fマリノス入団

2017〜2018年 経歴

・2017年 リーグ戦出場無し。ルヴァンカップ5試合出場、得点無し。

・2018年 リーグ戦6試合、ルヴァンカップ6試合出場。いずれも得点無し。

横浜Fマリノスプライマリー→横浜Fマリノスジュニアユース→横浜Fマリノスユースと、吉尾はマリノス下部組織の階段を着実に上り詰め、見事2017年にトップチーム昇格を果たした。

しかし、プロ初年度の2017年はルヴァンカップ5試合出場のみ。

続く2018年度はリーグ戦6試合、ルヴァンカップ6試合出場するも得点は挙げられず、望むような結果が残せなかった。

ちなみに、同じ2017年のマリノス新入団選手には仲川輝人(町田)、扇原貴宏(名古屋)、松原健(新潟)、ウーゴ・ヴィエイラ(レッドスター・ベオグラード)、山中亮輔、高野透、原田岳、鈴木彩貴、杉本大地がいた。

【2019年】ベガルタ仙台へレンタル移籍

2019年 経歴

・2019年、リーグ戦13試合出場、2ゴール。ルヴァンカップ4試合出場、得点無し

2019年、当時J1のベガルタ仙台へレンタル移籍。

この年のリーグ戦には13試合出場。内11試合先発をつとめて徐々にチームの中で中核の位置を占めるようになった。

併せて、J1初ゴールを含む年間2ゴールをマークするなど、2019年は吉尾にとって飛躍の年となる。

また、この年のルヴァンカップには4試合出場している。

2019年の仙台は渡邊監督体制6年目のシーズン。

幾度か仙台は最下位に沈む節もあったが、最終的には12勝5分17敗(勝ち点41)の11位でJ1残留を決めた。

また、この年には、かつてマリノスで活躍した兵藤慎剛が札幌から仙台に入団している。そのほか、現在マリノスで左サイトバックをつとめる永戸勝也が所属していた。

なお、現在マリノスで大活躍中の西村拓真は海外でプレー中。

【2020年】FC町田ゼルビアへレンタル移籍

2020〜2021年 経歴

・2020年、リーグ戦33試合出場、3ゴール。

・2021年、39試合出場、10ゴール。

プロ4年目にあたる2020年、吉尾はJ2リーグのFC町田ゼルビアにレンタル移籍。次の年を含めて2年間をここ町田でプレーすることとなる。

2020年はリーグ戦33試合に出場。内先発31試合、3ゴール獲得。

翌年2021年には、リーグ戦39試合出場。内先発34試合、10ゴール10アシストを記録するなど、吉尾はチームに無くてはならない存在へと成長する。

2020年、町田は12勝17敗13分で、リーグ22チーム中19位と順位は振るわなかった。

しかし、2021年になると吉尾の活躍も相まって、20勝10敗12分と大きく勝ち越し、順位も22チーム中5位と大躍進を果たす。

【横浜F・マリノス復帰】吉尾海夏 2021 J2 全10ゴール

【2022年】横浜Fマリノス復帰

2022年 経歴(9月27日現在)

・2022年、リーグ戦9試合出場、1ゴール。ルヴァンカップ2試合出場、ゴール無し。

2022年、FC町田ゼルビアでの輝かしい記録を提げて横浜Fマリノスへのカムバックを果たした。

9月27日現在、吉尾はマリノスではリーグ戦9試合に出場。

3月6日(日)ホーム日産スタジアムで開催された「J1第3節清水エスパルス戦」には先発出場を果たす。

本来の守備位置とは異なるトップ下で起用されるが、前半43分に相手ディフェンダーに猛チャージをかけてクリアミスを誘い、憧れの日産スタジアムでマリノス初ゴールを決めた。

その後も、後半35分に樺山と交代するまでピッチに立ち続けるなど、吉尾にとってマリノスに戻ってきて以来最高のゲームとなった

また、この試合での活躍が認められ、3月14日(土)に札幌ドームで開催されたアウェイ札幌戦にも先発出場。後半36分に同じく樺山と交代するまでプレーを続けた。

一方、8月3日(水)と8月10日(水)のホームアンドアウェイで行われたYBCルヴァンカッププライムステージ対広島戦に、いずれも得意とする右ワイドで先発出場を果たす。

しかしながら、アウェイ第1戦は1-3、ホーム第2戦を1-2と連敗を喫し、この時点でマリノスはルヴァンカップ敗退が決定してしまった。

待望のF・マリノス初ゴール!吉尾海夏選手!!

吉尾海夏はレギュラー定着を狙って今日も走り続ける!

9月27日現在、吉尾はホーム清水戦で先発をつとめて以来リーグ戦での先発出場は無く、いずれも途中出場にとどまっている。

また、途中出場するもプレーに力みが感じられ、彼の持つ力が発揮しきれていない印象

しかし、吉尾の本当の実力はこんなものでは無いはず。

得意な右サイドでなくトップ下で起用されるなどもどかしさが感じられるが、チャンスを与えられている以上結果が求められるのが厳しいプロの世界。

今一度自分の持ち味を全面に押し出し、全力でレギュラー奪取を果たして欲しい。

なぜなら、吉尾をマリノス入団以来からサポートし続ける多くのマリノスサポーターや、かつて吉尾が所属した仙台や町田サポーターまでもが、彼が本当の力をJ1のピッチで発揮することを心から願っているはずだから。

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

是非次回の選手紹介もご期待ください。

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