F・マリノスへ完全移籍した植中朝日選手。チームを救うゴールを連発する期待の若手ストライカーです。ここでは、植中朝日選手のこれまでの活躍ぶりを振り返ると共に、植中選手への期待度の高さを紹介してみたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。
目次
JFAアカデミー福島出身
植中朝日選手は2001年11月1日、福岡県出身。身長179cm、体重72kg。
小学生時代に地元の小倉南F.C.でプレーした後、地元を離れてJFAアカデミー福島に進みます。高校時代にはU-18日本代表に選出され、2019年9月のスペイン遠征に参加するなどエースストラライカーとして活躍しました。
ちなみに、F・マリノスのJFAアカデミー出身者といえば、2008〜2013年に在籍した小池龍太選手と、2010〜2015年に在籍したオビ・パウエル・オビンナの2名がいます。
2020年ヴィファーレン長崎加入
2019年9月4日、同じJFAアカデミー福島の加藤聖(ひじり)選手と共に、ヴィファーレン長崎に2020シーズン新加入することが正式に発表されます。
2020年成績
プロ初年度の2020年は2試合に出場しましたが、いずれも途中出場でプレー時間はトータル14分にとどまりました。
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ | ヴィファーレン長崎 | 2 | 0 |
YBCルヴァンカップ | ヴィファーレン長崎 | – | – |
天皇杯 | ヴィファーレン長崎 | 0 | 0 |
2021年成績
2021年にはリーグ戦19試合(内スタメン12試合)に出場し、二桁となる10ゴールをマークします。
中でも、リーグ戦出場9試合目のホーム・モンテディオ山形戦でプロ初ゴールを挙げると、その後も得点を重ねてハットトリックを達成。大型ストライカーとしての片鱗をのぞかせました。
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ | ヴィファーレン長崎 | 19 | 10 |
YBCルヴァンカップ | ヴィファーレン長崎 | – | – |
天皇杯 | ヴィファーレン長崎 | 3 | 1 |
2022年成績
2022年、ゴールこそ昨年の半分の5ゴールにとどまるものの、リーグ戦に28試合(内スタメン17試合)に出場しました。
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ | ヴィファーレン長崎 | 28 | 5 |
YBCルヴァンカップ | ヴィファーレン長崎 | – | – |
天皇杯 | ヴィファーレン長崎 | 1 | 0 |
決定力の高さが半端ない!
植中選手について特に注目していただきたいのが決定力の高さです。
前述したように、2021年には10ゴール挙げていますが、トータルのシュート数は36本だったため決定率は27.8%にも及びます。
続く2022年は、シュート数31本に対してゴール数5で決定率は16.1%です。
ちなみに、2022年得点王のチアゴ・サンタナ選手は19.4%。
F・マリノスでは、アンデルソンロペス選手15.1%、レオ・セアラ選手17.5%、西村拓真選手16.9%、エウベル選手17.0%となっています。
従って、植中選手の2022年の16.1%もそれほど低い数字とは言えないでしょう。
F・マリノスでは常に2桁ゴール狙える逸材
YouTubeで植中選手のゴール集をチェックしてみました。
これによると、植中選手はゴール前での駆け引きが上手く、スペースへの抜け出しも素早くて、センタリングに対して点で正確に合わせられるタイプに感じられました。
あえて似ている選手を挙げてみると、かつてマリノスに在籍し、ヴィファーレン長崎で共に戦ってきたエジカル・ジュニオ選手や富樫敬真選手が該当しそうです。
2022年のヴィファーレン長崎ではあまり結果が伴いませんでしたが、F・マリノスであれば水沼選手や永戸選手などのピンポイントでセンタリングできる選手がいるため、常に2桁ゴールが狙えると言っても過言ではありません。
また、植中選手はトップ下などでも使われていたようですが、高い決定力を有していて、なおかつレオ・セアラ選手の移籍してしまったことを考えるとセンターFWでの起用を期待してしまいます。
しかし、西村選手のような例もあるのでいかがなものでしょうか。マスカット監督の起用方にも注目です。
持ってる力を開花させ連覇に貢献する!
ヴィファーレン長崎から横浜F・マリノスに完全移籍した植中朝日選手について、これまでの実績からF・マリノスでは2桁ゲットできる可能性について紹介しました。
ヴィファーレン長崎で大物の片鱗を見せた植中選手。的確なクロスが供給できるF・マリノスなら、更なる活躍が期待できることは間違いありません。
そのためにも、まずはF・マリノスのキャンプでアタッキングサッカーに順応することが不可欠です。そして、新しく加入する村上選手と共に、F・マリノスFW陣を牽引してくれることを今から心待ちにしています。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
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