こんにちは、横浜F・マリノスを応援する茂です。
F・マリノスがやってくれました!柏に完勝してリーグ戦7試合ぶりの勝利です。
ACLを戦った末に決勝戦に敗れ、選手たちのコンディションが心配でしたが、そんなこともろともせず最後まで戦いきりました。
ここでは、2024年5月29日(水)に日産スタジアムで行われたJ1第9節「横浜F・マリノスvs柏レイソル戦」観戦記を記します。
目次
F・マリノスのメンバー
アルアインとの決勝戦から間もないことから、F・マリノスは大幅なメンバー変更が予想されました。
しかし、実際箱を開けてみると3名の入れ替えにとどまりましたね。
中でも、永戸選手、上島選手、松原選手、渡辺選手、ロペス選手はいずれも前の試合でフル出場しているにもかかわらず、今回スタメンに名を連ねたのには驚きです。
気持ち切り替えリーグ戦にかける、監督、選手、クラブ関係者の熱い想いがビンビン伝わります。
一方、柏も中3日とは言え、ダメージの深さはF・マリノスのそれに遠く及ばないでしょう。
F・マリノスの選手たちのコンディションによっては、柏にボコボコにされることも危惧しましたが、結果的には私の余計な心配だったようです。
なぜなら、疲れを見せる事なくピッチ上で躍動していたのは、圧倒的にF・マリノスの選手たちでしたから。
【前半】待望の追加点がF・マリノスに勢いをもたらす
この日もF・マリノスの試合の入りは抜群でした。
右のヤン選手をきっかけに何度も相手ゴールに迫っていましたね。
リーグ3試合ぶり出場の天野選手と渡辺選手のインサイドハーフ2名との関係も良く、結果的にF・マリノスの先制点はこの3名の絡みから生まれます。
11分 ロペス選手Goal!
右のヤン選手が前線に走り込む渡辺選手に浮き球のパス→ペナルティエリア内に走り込んできた天野選手に折り返しのパス→天野選手が放つダイレクトシュートが柏DFの手に当たりハンドの判定。
最後は、ロペス選手が得意のPKで決めてF・マリノス先制。ロペス選手は今季7得点目をゲットします。
一方、柏の攻撃は単発的でF・マリノスゴールを脅かすほどではありませんでした。
しかしながら、このところのF・マリノスは、チャンスを迎えるも中々追加点が奪えないのが大きな課題です。
徐々に後ろでボールを回す機会が多くなり、4-4-2でバリアを固める柏相手に思うようなビルドアップができません。
こんな時、ナム選手なら中盤まで降りてきて喜田選手をサポートしたり、空いたスペースに入り込んでボールをさばいたりするのですが、彼の不在を嘆いても仕方ありません。
それでも、マテウス・サヴィオ選手を相手陣内に押し込め、細谷選手や木下選手との連携を断つことに成功していました。
そして、F・マリノスに待望の追加点が生まれます。
43分 永戸選手Goal!
F・マリノスの2点目も、やはりヤン選手が起点となって生まれました。
右サイドを駆け上がるヤン選手が深い切り返しから相手を交します。
この時点で、ペナルティエリア内には8人もの柏の選手が詰めかけていたため、ヤン選手にシュートコースはありません。
その分、ペナルティエリア前にはぽっこりスペースが空いていて、ヤン選手はそこに走り込んできた永戸選手にラストパスを供給。
永戸選手がダイレクトで流し込むと、ボールは吸い込まれるように相手ゴールに一直線。
相手GKの手を見事にすり抜け、待ちに待った追加点がF・マリノスにもたらされます。
【後半】疲れを見せず最後まで戦い切る
後半頭から、柏はヤン選手の上がりに手こずるジエゴ選手に代わり川口選手を投入。
これにより、サイドを支配してマテウス・サヴィオ選手の攻撃参加に期待する井原監督の意図が見え隠れします。
一方、F・マリノスは井上選手に代わり宮市選手、松原選手に代わり加藤蓮選手を投入して、さらに攻撃に磨きをかけます。
後半も、攻撃力に勝るF・マリノスが試合の主導権を握る場面が多く見られました。
65分 ロペス選手Goal!
ヤン選手のフリーキックによるゴール前の混戦から、最後はロペス選手が左足を振り抜き、F・マリノスが3-0とリード。
実は、このゴール以前の59分、ポープ選手が相手選手との交錯により足を痛め、急遽飯倉選手に交代しています。
今季初の出場となった飯倉選手でしたが、ベテランの味が存分に出ていましたね。
危ない場面を迎えるも、途中出場の武藤選手のシュートを足元で冷静にブロックしたり、味方選手に指示して試合の流れを落ち着かせたりしていたのがとても印象的でした。
90+6分 ロペス選手Goal!
自陣から距離のあるロングカウンターを発動。
試合終了間際にもかかわらず、ゴール前には4名ものF・マリノス選手たちが相手ゴールへと突進していきます。
最後は、ヤン選手がロペス選手に絶妙なスルーパス。
ロペス選手が相手GKとの1対1を制して、ハットトリックを達成。F・マリノスが4-0で柏に快勝します。
心から望む勝点3ゲット!
ACL制覇を逃した心の傷や、過密日程による体の疲れが、F・マリノスの選手たちのパフォーマンスに限りなく悪影響を及ぼすことが心配で仕方ありませんでした。
しかしながら、それらのことを全く感じさせることなく、すべての選手たちがピッチで躍動していましたね。
特に、3点リードにもかかわらず、後半ロスタイムに全速力でゴールに向かう選手の姿には感動すら覚えました。
まさに、アタッキングフットーボールの真骨頂と言っても過言ではありません。
心から望む勝点3がゲットできたことで、少なからずACLでの悔しさが払拭できたのではないでしょうか。
今後は、一つひとつ勝点を積みさかね、優勝戦線に名乗りを上げられるようサポートしていきたいですね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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