2022年12月1日(木)、J2リーグ・大分トリニータのMF井上健太選手が横浜F・マリノスに完全移籍することが発表されました。驚異的なスピードで右サイドを駆け上がる井上選手には、FC東京に移籍した仲川選手の後釜が期待されます。ここでは、これまでの井上選手の実績や魅力などについて期待を込めて紹介します。
福岡大学から大分トリニータへ
井上健太選手は、1998年7月23日、神奈川県横浜市出身。
小学生の頃から日産スタジアムに出かけて試合を観戦していたことから、少なからずF・マリノスには縁のある選手です。
多くのサッカー選手に見られるように、井上選手の場合も4つ年上の兄の影響で、地元横浜市磯子区にある大崎SCに入団してサッカーを始め、中学では戸塚区を拠点とする横浜ジュニオールSCに所属します。
高校は、神奈川県からは離れた島根県松江市の立正大学淞南高等学校に入学。卒業後は福岡大学に進学し、2018年と2020年には天皇杯の福岡県予選に出場しました。
2020年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J1リーグ | 大分トリニータ | 6 | 0 |
YBCルヴァンカップ | 大分トリニータ | 2 | 0 |
また、2020年2月には、J1に所属する大分トリニータより来季加入内定、併せて特別指定選手承認が発表されました。
そして、7月4日の大分トリニータvsサガン鳥栖戦で、先発出場によりJリーグデビューを果たすなど、同年のリーグ戦6試合、YBCルヴァンカップ2試合に出場しています。
ただし、ミスを恐れるあまり萎縮し、持ち前の思い切りの良さが影を潜め「全く活躍できなかった。充実感を得られずに悔しさしかなかった」と当時の様子を振り返っています。
大分トリニータでは右MFを主戦場に活躍
2021年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J1リーグ | 大分トリニータ | 23 | 0 |
天皇杯 | 大分トリニータ | 3 | 1 |
YBCルヴァンカップ | 大分トリニータ | 4 | 0 |
大分トリニータに加入した2021年、井上選手はリーグ戦23試合、YBCルヴァンカップ4試合にそれぞれ出場。天皇杯には3試合に出場して、プロとしての初ゴールをマークしました。
2022年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ | 大分トリニータ | 35 | 1 |
YBCルヴァンカップ | 大分トリニータ | 6 | 0 |
続く、J2リーグに降格した2022年には、リーグ戦35試合に出場し(内途中出場10試合)1ゴールをマーク。YBCルヴァンカップには6試合出場。右MFを主戦場とし、チームの主軸として活躍しました。
仲川選手の後を期待される
井上選手は、時速34km、100m換算で10秒58と言われる爆発的なスピードが持ち味です。
そう言う意味では、井上選手には、今回FC東京に完全移籍した仲川選手の後釜としての期待が高まります。
とは言っても、Jリーグでは試合数こそこなしているものの、ゴール数は仲川選手の実績には遠く及んではいません。
一方、F・マリノスの右には水沼選手のほか、右も左もこなせるヤン・マテウス選手やエウベル選手といったスペシャリストが揃っています。
その中で頭角を表しレギュラーを勝ち取ることは、決して容易ではありません。
しかしながら、井上選手にはここぞと言う時にゴールをあげたり、アシストができたりする仲川選手、もしくはそれを超えられるほどの存在感のある選手になることを期待しています。
「頑張れ、井上選手!マリノスサポーター全員があなたの活躍をサポートします」
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。来シーズンの井上選手の活躍に期待しましょう!
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