残念の一言
マリノスサポーターと言えば、公共性が高く、道徳感に優れ、他を排除しない、非常に民度が高い集団であることが誇りであった。
ところが、ほんの一部の輩による心無い行為によって、長期にわたり先人たちが積み上げてきたすばらしき財産が根底から覆されることとなった。
一人ひとりはマリノスをこよなく愛するサポーターのはずが、集団となったことで歯止めが効かずに暴動を引き起こす。
まさに残念の一言。
ゲーム中の素晴らしい応援からは想像もつかないあまりの暴挙に、私自身信じられないというか、ただただ呆れるばかりである。
ここに至るには様々な要因が考えられる。
「自らのクラブが追い詰められた立場だったから?」
「相手クラブのサポのこれまでの態度が癪に触った?」
「あえて動線を分けるなど、当日の運営の仕方が気に食わなかった?」
そんなものは全て言い訳であり、何があろうとルール違反は言語道断。
ましてや、他サポから一目置かれるはずのマリサポなら尚更のこと。
とにかく、かかわった者たち全てが今回の件を心の底から悔いて、あらがうことなく素直に処分に従うことを願う。
イメージを覆すには時間がかかる

今回の件により、全てのマリノスサポーターのイメージが地に落ちた。
マリノスのユニフォームを身に付ける限り、当面は我々に厳しい目が向けられる。
しばらくは、神妙な面持ちで球技場に足を運ぶことを心がけなければならない、特にアウェイの地では。
しかしながら、戦いは待ってはくれない。
残る試合で選手たちが持てる力をフルに発揮し、クラブがJ1残留を果たすためには、我々の精一杯のサポートが必要だ。
だからこそ、コアなるサポーターにお願いしたい。
次節からは誰が中心となって指揮を執るかわからないが、もう一度、一致団結して素晴らしいサポートを繰り広げることを。
負のイメージを覆すにはかなりの時間を要するだろうが、秩序ある振る舞いと、必死に応援する姿により信頼は取り戻せると信じる。
次節名古屋戦は、全てのJリーグにかかわる全ての人の注目がゴール裏に集まる。
頼む、見せつけてくれ、本物のマリノス魂を!

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