大島暫定指揮官で臨んだ先日の岡山戦。エウベル選手を先発に起用し、久々に4-4-3の布陣で戦ったもののゴールは遠く、運にも見放されて勝利することができなかった。おそらく、今後もこのシステムで戦うことが予想されるが、ならば是が非でも勝点3が欲しい。後がないマリノスにとって、次のFC東京戦では早くも大島采配の真価が問われそうだ。
「4-4-3」への回帰
先日の岡山戦。
大島指揮官はエウベル選手を先発起用し、前線をブラジル人トリオで固めることで、かつての4-4-3へ回帰する布陣で挑んだ。
勝利することはできなかったが、特に、後半は12本のシュートをな放つなどして岡山を圧倒。
これにより、監督や選手たち、応援するサポーターは、それなりの手応えを感じることができたに違いない。
しかし、この大島指揮官のやり方には賛否が分かれる。
元はと言えば、昨季は攻撃を重視する「4-1-2-3」や「4-4-3」の布陣を敷いたことで失点が増大した。
それを改善するため、今季はあえて守備重視な戦い方を選択したにもかかわらず、得点力が大幅に減少し、やがては失点数が増大する始末。
光が見えないマリノスは、2度の監督交代劇の末大島氏を暫定的指揮官に指名し、過去の栄光にすがるかのように再び4-3-3に回帰する。
もちろん、この判断には「無能」と叩かれているフロント陣の意向も反映されているはずで、結果について暫定監督だけを責めることはできない。
果たして、この「回帰」は、今後のマリノスにとって良かったと言えるのだろうか。
次こそ結果が全て
先日の大島指揮官の初陣が、もし勝利で飾れていたなら、このシステム変更を両手をあげて後押しできたに違いない。
ところが、監督や選手たちが口にするように、手応えが感じられたものの無得点で敗れたのは事実であり、降格争いするマリノスには勝点を失ったことは非常に痛手だった。
さらに、J1の先輩が昇格したてのクラブにシーズンダブルを食らうなどもってのほかだ。
この汚名を返上するためにも、次こそ勝利することが求められる。
「内容が良かった?」「手応えを感じた?」、そんな言葉など聞き飽きたし、結果を出せなければチャンチャラおかしい。
ならば、もう一回チャレンジしよう、なんと言われようと、4-3-3で結果を出そうじゃないか。
とにかく前へ進め、シュートを打て、枠に入れろ、ネットを揺らせ、そして勝点3を掴み取れ!
もう、後戻りはできないのだから……

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