この難しい状況にどう向き合う?〜【ルヴァン杯 PR準決勝第1戦】横浜F・マリノスvs名古屋グランパス観戦記

F・MARINOS

ルヴァンカップ準決勝について

リーグ優勝の可能性が途絶えた中、残る2つのカップ戦制覇を期待してスタジアムに足を運びました。

ところが、第1戦は期待とは大きくかけ離れて、セットプレー3発に沈むというあまりにも不甲斐ない内容でしたね。

せめて、ピッチ上の選手たちから、躍動感や勝利への熱い気持ちなどが感じ取れたらかなり救われたに違いありません。

しかしながら、観る者の心を熱くさせるような選手プレーはほとんどありませんでした。

一方で、F・マリノスが敗れた要因を、審判の判定によるものという人がいらっしゃいます。

昨日の試合では、F・マリノスのペースを乱すようなジャッジばかりが目に付いたのは確かでした。

それでも、強い時のF・マリノスであれば、審判のやり方に影響されることなく一つでも多くのゴールを重ねていたはずです。

個人的には、審判の在り方に左右されるのは、自らが上手くいっていない証拠だと常々感じています。

戦前、ハッチンソン監督は「1stレグで決着をつけるぐらいの戦いをして2ndレグに向かいたい」と語っていましたが、その目論見は脆くも崩れ去りました。

はっきり言って、現在のチーム状況では、アウェイで3点以上取れるとは可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。

昨日の敗戦のおかげで足取りはかなり重くはなりましたが、一縷の望みをかけて週末は名古屋へ出かけるつもりです。

監督について

「何も言うことはありません。守備ができません」

「自分は日本という国、文化は本当に大好きです。ですが、メンタルが弱く、リーダーがいません」

一夜開けて、この監督のコメントを目にした時には、「これがF・マリノスを率いる監督の言葉?」と唖然としました。

あまりにも選手たちをはじめ、私たちサポーターへの配慮を欠いた発言です。

確かに、今のF・マリノスは守備がボロボロであり、キーボー以外には力強くリーダーシップを発揮できる選手がいないのかもしれません。

しかし、それを立て直すのが監督の役目ではないでしょうか。

F・マリノスには真面目であり、実力のある手ばかりが揃っています。

したがって、しっかりした指導があれば必ず強くなれるはずです。

つまりは、これほどチームが弱体化したのは、現監督の指導不足に他なりません。

結果的に、今回の発言で自らの力不足をアピールした暫定監督から、一刻も早く有能な正監督を招聘することが急務と考えます。

ハッチンソン氏だって、監督就任を依頼された際には「任されたことに誇りを感じる」と言った言葉を述べていたのを記憶します。

その時に感じた誇りややり甲斐、責任感はすでに失われてしまったのでしょうか。

愛するクラブの監督を卑しめるようなことは言いたくはありませんが、流石に今回だけは言わせていただきます。

選手たちについて

このような監督のもとで、選手たちが高いパフォーマンスを発揮するのはかなり困難だと感じます。

ところが、キューウェル氏からハッチンソン監督にバトンタッチされた際には、すぐに結果が出るとともに、多くの選手が「以前よりプレーに自由できる幅が広がった」と言うような前向きな発言が聞かれました。

しかし、ここのところの選手たちの発言を目にすると、「自由さと引き換えに、勝利するために絶対必要である大切な約束事」を失ってしまった気がしてなりません。

サッカーはチームプレーです。

ピッチ上でそれぞれの選手たちが連携して結果を出すには、細かな約束事が不可欠です。

いずれにしても、一刻も早く選手がピッチで躍動できる環境を整えてもらいたいですね。

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