待ちに待ったリーグ戦再開。
世の中はパリオリンピック一色ですが、私たちマリサポはオリンピックに負けず劣らず、マリノスの試合が楽しみで仕方ないのです。
是非とも次の札幌戦に勝利し、上位進出へ一歩ずつ歩んでいきたいですね。
ここでは、2024年8月7日(水)に日産スタジアムで行われるJ1第25節「横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌戦」プレビューを記します。
目次
今季札幌の戦いぶりは?
第24節終了時点、3勝6分15敗と大きく負け越しリーグ最下位に沈む北海道コンサドーレ札幌。
19位鳥栖とは勝点で8ポイント離されていて、降格圏に位置するクラブの中でもかなり厳しい状況に追い込まれています。
直近の試合で久々勝利
しかしながら、前節の試合では不審に喘ぐ鈴木武蔵選手の初ゴールなどが飛び出し、3-4で浦和に競り勝って10試合ぶりに勝点3をゲット。
今後は、同じ降格圏の鳥栖や磐田との直接対決を控えていることからも、再びF・マリノス戦に勝利して降格権脱出に弾みを付けたいと意気込んでいるに違いありません。
試合は支配できるが…
札幌のサッカースタイルと言えば、ボール支配率の高さにあります。
第24節終了時点での平均ボール支配率は54.1%で、新潟、浦和、横浜、川崎に次いでリーグ5位。
さらに、1試合平均パス数526.5回は、新潟、浦和、横浜に次いで4位(5位は川崎)と高い数字を叩き出してはいます。
(F・マリノスを含む試合支配できるクラブが、いずれも下位に沈んでいるのが残念で仕方ありません。やはり、リーグはリアクションサッカーを主体とするクラブが主流になりつつあるのでしょうか…)。
一方、1試合平均シュート数は11.3本・18位、シュート決定率7.8%・19位と振るわず、ボールは持てるもののシュートまで至れない、打ったとしても決定力を欠いている現状が見て取れます。
新加入で現状打破!?
6月に神戸から大崎選手を完全移籍で獲得したのを皮切りに、外国人選手4名を含む合計6名を獲得しています。
特に、ヨーロッパのクラブを中心にFW3名獲得していることから、得点力不足に歯止めがかけられることが期待されます。
ちなみに、チーム内得点ランキングは、青木選手と浅野選手がそれぞれ3ゴールずつでトップ。
次いで、馬場選手、駒井選手、近藤選手、原選手、鈴木選手が2ゴールずつで並んでいます。
過去5試合の対戦成績は?
F・マリノスと札幌の過去5試合における勝敗をチェックしておきましょう。
直近5試合対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2024/06/23 | 札幌vs横浜 | 0-1 | ○ | ロペス |
2023/10/21 | 横浜vs札幌 | 4-1 | ○ | 宮市、杉本、エウベル、植中 |
2023/03/12 | 札幌vs横浜 | 2-0 | ● | |
2022/09/18 | 横浜vs札幌 | 0-0 | △ | |
2022/03/12 | 札幌vs横浜 | 1-1 | △ | 實藤 |
直近5試合の直接対決では、F・マリノスと札幌は2勝1分2敗と全くのイーブンです。
特に、アウェイでの試合は苦戦が強いられることが多く、F・マリノスの得点不足が如実に現れているのが気になります。
しかしながら、連戦のさなか行われた今季の試合では、選手たちは疲労を抱えながらも最後まで戦い、ロペス選手のPKによる1点を守りきりました。
直近5試合ホーム対戦成績
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2023/10/21 | 横浜vs札幌 | 4-1 | ○ | 宮市、杉本、エウベル、植中 |
2022/09/18 | 横浜vs札幌 | 0-0 | △ | |
2021/10/16 | 横浜vs札幌 | 2-1 | ○ | 杉本、前田 |
2020/08/26 | 横浜vs札幌 | 4-1 | ○ | Jサントス②、畠中、仲川 |
2019/11/09 | 横浜vs札幌 | 4-2 | ○ | エリキ②、仲川、マルコス |
一方、ホームでの戦いにフォーカスすると、直近5試合ではF・マリノスが4勝1分で札幌を圧倒しています。
アウェイ戦とは対照的に、F・マリノスは4勝中3勝で4得点を挙げ札幌を寄せ付けていません。
昨年ホームの試合では、前半の宮市選手のゴールで先制すると、後半終了間際には杉本選手、エウベル選手、植中選手が立て続けにゴールをマーク。
札幌のマンツーマンディフェンスに苦しめられるものの、最終的には4-1で札幌を退けています。
F・マリノスとしての戦い方は?
先日のニューカッスル戦を含む3連勝中のF・マリノス。
監督交代といったゴタゴタがあったものの、上位の鹿島と町田を撃破できたことで好調を取り戻し、いよいよ臨戦体制が整いつつあります。
新監督の采配的中
特に、好調の大きな要因としては、前監督キューウェル氏が推し進めていた「中盤逆三角形」を、新監督のハッチンソン監督が従来の「中盤正三角形」に戻したことで安定感が増し、選手たちに躍動感が戻ってきたことが挙げられます。
さらに、監督が選手たちに比較的自由にプレーをさせることで人もボールもテンポ良く動き、F・マリノスらしいサッカーが蘇りましたね。
剥がせマンツーマンディフェンス
基本的には、次節札幌戦でも、鹿島戦や町田戦のような素晴らしい内容が期待できます。
しかしながら、F・マリノスはこれまで何度も札幌のマンツーマンディフェンスに苦しめら、次も札幌は同じ戦い方で臨んでくることが予想されます。
さらには、札幌には新加入選手が控えていて、F・マリノスにとって未知な面も兼ね備えられているのが気がかりではあります。
とは言え、次節はF・マリノスにとって有利なホームでの戦い。
豊富な運動量と的確な連携で相手のマークを外せれば、一気にチャンスの芽が広げられるのは間違いありません。
F・マリノスメンバー予想
GK 飯倉
DF 松原 上島 エドゥアルド 加藤聖
MF 喜田 渡辺 天野
FW ヤン 西村 エウベル
SUB ポープ ジャン 永戸 井上 宮市 植中 ロペス
相変わらず予想は難しいですね。
新加入のジャン選手が衝撃デビューを果たしたり、多くの怪我人が復帰したりできて、監督の嬉しい悲鳴が聞こえてきそうです。
さらに、中3日で神戸戦を控えていることからも、メンバー選出は困難を極めそうですね。
いずれにしても、上位を狙うF・マリノスにとって全ての試合で勝利が求められます。
誰が出ても高いパフォーマンスが繰り広げられれば、自ずと順位は上がっていくことでしょう。
まずは、目の前に札幌戦に全集中ですね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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