ホーム最終戦も勝利必須!〜【J1第33節】横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟戦プレビュー

F・MARINOS

次のホーム最終節は、F・マリノスがアウェイの戦いで逆転負けを喫した新潟との一戦。

その時の借りを返すため、そして何よりも連覇を成し遂げるためにもF・マリノスは勝利することが必須です。

おそらく、新潟はガチンコ勝負を挑んでくることから、F・マリノスはそれを上回る攻撃力で新潟を一蹴したいところ。

ここでは、2023年11月24日(金)に日産スタジアムで行われるJ1第33節「横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟戦」プレビューを記します。

今季の新潟について

2022年、絶対的エースだった本間至恩選手が海外に移籍したり、高木選手が負傷離脱したりしながらも、伊藤涼太郎選手や三戸舜介選手などの活躍によりJ1昇格を果たした新潟。

松橋体制2年目となる今季はJ1の洗礼を浴び、前半戦折り返しまでは4勝5敗8敗と大きく負け越しました。

さらに、6月5日には伊藤選手の海外移籍が発表されて先行きが危ぶまれもしました。

しかし、後半になると前任のアルベルト監督から引き継いだポゼッションサッカーが徐々に実を結び、折り返し後は6勝6分3敗と勝ち越しに成功。

昇格1年目でありながら、第32節終了時点で10勝11分11敗・勝点41で第10位と検討しています。

特に、直近7試合は浦和や川崎などの上位との対戦があったにもかかわらず、3勝4分と負けがありません。

11月18には松橋監督の来季続投が正式に発表され、ポゼッションサッカーのさらなる成熟を目指してゆくのでしょうね。

チーム内得点ランキングは、すでに移籍した伊藤選手が7得点でトップ。

2位は太田選手で5得点、3位は鈴木選手と三戸選手が並んで4得点、5位は新井選手が3得点となっています。

中でも、三戸選手のシュート数は61本とチーム内ではダントツに多く、今季のアウェイ新潟戦では、F・マリノスは三戸選手に勝ち越しゴールを奪われています。

さらに、先日のU-22日本代表のアルゼンチン戦ではメンバーに選ばれていて、F・マリノスとしては警戒が必要な選手の一人です。

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過去5試合の対戦成績は?

F・マリノスと新潟の直近5試合における対戦成績を振り返ります。

直近5試合対戦成績

日付対戦スコア勝敗得点者
2023.05.14新潟vs F・マリノス2-1藤田
2017.08.05新潟vs F・マリノス0-2マルティノス、天野
2017.03.18F・マリノスvs新潟1-1マルティノス
2016.09.17F・マリノスvs新潟3-1兵藤、中町、前田直輝
2016.03.12新潟vs F・マリノス1-2富樫、斎藤

直近5試合の直接対決では、F・マリノスが3勝1分1敗で新潟に勝ち越しています。

しかしながら、今季のアウェイ戦では前半に藤田選手のゴールで先制するも、後半に伊藤選手と三戸選手にゴールを許して2-1で逆転負けしています。

特に、後半になると、新潟がほぼマンマークにより守備の強度を高める戦術へと修正。

F・マリノスはパスの出所を塞がれるとともに、ショートカウンターを浴びるなどして本来のサッカーができませんでした。

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直近5試合ホーム対戦成績

日付対戦スコア勝敗得点者
2017.03.18F・マリノスvs新潟1-1マルティノス
2016.09.17F・マリノスvs新潟3-1兵藤、中町、前田直輝
2015.05.10F・マリノスvs新潟1-0三門
2014.11.29F・マリノスvs新潟1-0伊藤
2013.11.30F・マリノスvs新潟0-2

直近5試合のホームでの戦いでは、F・マリノスが3勝1分1敗で新潟に勝ち越しています。

とは言え、F・マリノスサポーターの記憶に鮮明に残されているのは、2013年のリーグ優勝がかかった試合での痛すぎる敗戦。

その次の最終節でもF・マリノスは川崎に1-0で敗れ、寸前まで来たリーグ制覇をあと一歩のところで逃しています。

「人事を尽くして天命を待つ」

神戸の後を追う以上、F・マリノスは新潟に勝利することしか優勝への道が開けません。

今季アウェイ戦の悔しい逆転負けや、2013年の屈辱的な敗戦の借りを返す意味でも、まずは圧倒的な攻撃力で新潟を退けホーム最終戦を勝利で飾りましょう。

当日のF・マリノスのメンバーを予想してみました。

GK 一森

DF 松原 角田 エドゥアルド 吉尾

MF 喜田 渡辺 西村

FW ヤン ロペス エウベル

SUB 飯倉 上島 山根 ナム 水沼 植中 宮市

おそらく、先日のC大阪戦をベースに組まれると思われますがいかがでしょう。

中3日でアウェイ仁川戦、さらに中4日でアウェイ京都戦を控えているため、できれば今度の新潟戦では早い時間に勝負を決めて主力選手を温存したいところ。

とは言え、C大阪戦では角田選手が復帰したり、苦しんでいた西村選手がチームにフィットするなど好材料が多いですね。

特に、角田選手のパフォーマンスは久々の出場をは思えないほど、攻守に渡り存在感を示していました。

また、前線のブラジル人トリオを中心に得点力が蘇ってきたことも見逃せません。

中でも、ロペス選手は以前ほど中盤に下がることがなく、両ワイドの選手が内側にポジションを取ることが多くなったことから、ロペス選手のゴールが増えてきている印象です。

ここ数試合同様、残り3試合も総力戦で乗り切りたいですね。

茂shigeru
茂shigeru

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