こんにちは。横浜F・マリノスが大好きな茂です。
う〜ん、勝利間近であっただけに後味の悪い試合になりました。
でも、まだ横浜での第2戦が控えます。皆で後押ししてF・マリノスをR8へ導けたら最高ですね。
ここでは、2024年2月14日にバンコクで行われたACLラウンド16第1戦「バンコクUvs横浜F・マリノス」観戦記を記します。
目次
F・マリノスのスタメン
キューウェル監督が推し進める中盤逆三角形のシステムが初披露となった一戦。
中盤底のアンカーの位置には満を持して喜田選手が先発。
天野選手が務めると思われたインサイドハーフの一角には渡辺皓太選手が入り、ナム選手とコンビを組む形となりました。
おそらく、渡辺選手の試合出場に対するとびきりな意気込みやスキルが、監督の決定をそうさせたのでしょう。
右のSBには、今シーズン東京ヴェルディから加入したばかりの加藤蓮選手。
GKは、こちらも今季加入のポープ選手が初スタメンとなりました。
【前半】2ゴール上げるも課題が露呈
時折押し込まれながらも、アウェイの地で先制できたのはF・マリノスにとって良いスタートでした。
18分 エウベル選手Goal!
しかも、CKからのゴールですからF・マリノスにとって価値あるゴールと言えます。
今季はキッカー天野選手が加わりましたので、流れからのゴールだけでなくセットプレーからのゴールも数多く期待したいですね。
できれば、上島選手やエドゥアルド選手が決めていたらCKとしては理想的でした。
しかし、エウベル選手の強い想いが先制ゴールを生み出しましたね。
24分 渡辺皓太選手Goal!
キャンプでもあったように、この試合でも新システムの良い面と悪い面の両方が見られました。
良い面として、渡辺選手のゴールへの意識が存分に発揮されたことを上げます。
その象徴がF・マリノス2点目のゴールです。
エドゥアルド選手からのスルーパスを加藤蓮選手が折り返すと、前線に走り込んだ渡辺選手がダイレクトで押し込みF・マリノスが追加点。
まさに、前線を厚くして形成する逆三角形効果がテキメンに現れたゴールと言えるでしょう。
先ほどのセットプレーからのゴールに加え、今季は相手を翻弄する流れからのゴールが量産されることを期待しましょう。
一方、悪い面として、相手に与えてしまったゴールシーンがそれを象徴します。
35分 バンコクGoal
SBが攻撃参加した際にボールを奪われると、アンカーの両脇には広大なスペースが生まれているため相手にそこを突かれてしまいます。
結局、そのスペースを埋めようとエドゥアルド選手が釣り出されてしまい、GKと1対1のシーンを与えてしまいましたね。
まさに、逆三角形の負の部分がまともに露呈したと言えます。
余談ですが、ポープ選手は足が長い分股間を狙われることが多くありはしないでしょうか。本人も十分ケアしているでしょうが、少し気掛かりではあります。
【後半】悔やまれる決定機
かなりの時間で相手にペースを握られてしまいました。
しかしながら、相手のシュート精度が悪かったり、F・マリノスの選手が体を張ってフィニッシュまで持ち込ませなかったりして得点を与える事はありませんでした。
途中、昨年のように渡辺選手がポジションを下げてダブルボランチにしたことも功を奏しました。
61分 F・マリノス選手交代
ナム選手に代わり天野選手、ヤン選手に代わり水沼選手がピッチに送り込まれます。
中でも、水沼選手はゴールにつながりそうな働きを存分に発揮してくれました。
ヤン選手が相手との1対1をものともせず剥がしていくのに対し、水沼選手は的確な位置どりから効果的クロスを何本も繰り出していました。
特に、エウベル選手に代わった宮市選手へのパスは極上であり、あのシーンで宮市選手が決められなかったことがF・マリノスにとって大変痛手だった事は言うまでもありません。
天野選手からのパスを決められなかったことも大いに悔やまれます。
時折思うのですが、水沼選手のすごいところは状況に応じた動きが躊躇なくできるところ。特に途中出場の時は、よりそのことが強く感じられます。
アウェイの結果を前向きに捉える
その後は、同点ゴールを許したり、松原選手が1発レッドを喰らったりして、後味の悪さが残ってしまいました。
しかしながら、終わってしまった試合を悔やんでも仕方ありません。
良い面は良い面で継続し、悪い面は修正して次に臨むことが肝心です。
松原選手の試合後のコメントでは、今回の退場を相当後悔しています。副キャプテンとしての自覚の表れですね。
ひとまず、第1戦終わったばかりで気休めにしかなりませんが、アウェイ試合を同点で乗り切れた事実を前向きに捉えましょう。
ラウンド8への道はまだ閉ざされてはいないので、次の試合に向けて気持ち切り替えていきませんか。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
コメント