スペシャルユニフォームで臨んだ2戦目も、前節のG大阪戦と同じく、もしくはそれを上回るスペシャルな試合が展開されました。
ここでは、2023年8月19日(土)に日産スタジアムでおこなわれたJ1第24節「横浜F・マリノスvs FC東京戦」のレビューを記します。
目次
F・マリノス スタメン
F・マリノスのスタメンは、前節のG大阪戦から1名を変更。
出場停止処分のエウベル選手に代わり、宮市選手が2022年7月16日アウェイ鳥栖戦以来約1年1ヶ月ぶりに先発入りを果たしました。
GKには前節に引き続き飯倉選手起用され、怪我で離脱中の一森選手に代わり今節もF・マリノスのゴールマウスを守ります。
ちなみに、エウベル選手は白坂選手とともにスタジアム4Fコンコースでファンサービスを実施。
中でも、エウベル選手は試合中の厳しい表情とは異なり、とてもにこやかな笑顔が印象的でしたよ。
サブメンバーには新加入のナム テヒ選手の名前が。
戦前のマスカット監督の言葉通り、ナム テヒ選手がF・マリノスサポーターにお披露目される場面は訪れたのでしょうか。
一方、FC東京は仲川選手が先発復帰。髪をバッチリ染めていて、古巣対決に並々ならぬ闘志を燃やしている様子が存分にうかがわれます。
【前半】永戸選手今季2ゴール目
両監督のコメントにあるように、序盤はF・マリノスが試合を支配しながら積極的に相手ゴールへと迫ります。
すると、前半12分、ここぞと言うチャンスを活かしてF・マリノスが先制点をモノにすることに。
12分 永戸選手Goal!
中盤まで下がってボールを受けたロペス選手が、前線の宮市選手に長い浮き玉を供給。宮市選手はシュートを試みるも相手GKが必死に阻止。
さらに詰めていた西村選手のシュートも阻まれると、そのこぼれ球を拾った永戸選手のループが美しい弧を描いてネットに吸い込まれます。
23分 FC東京Goal
しかしながら、23分には自陣右側でボールを奪われると、パスを受けた仲川選手が左側へと大きく展開。
駆け上がってきた俵積田選手のクロスを最後はオリベイラ選手に決められ、F・マリノスは前半のうちに1-1の同点にされてしまいます。
まさに、手数をかけずに相手ゴールへと迫る、FC東京にとって狙い通りの攻め方でしてやられました。
【後半】渡辺選手の劇的ゴール炸裂!
F・マリノス選手交代
ヤン マテウス選手→井上選手
後半最初はからは、ヤン マテウス選手に代わりスピードが持ち味の井上選手が起用されます。
なお、いきなり前半で交代となったヤン マテウス選手について、試合後の監督のコメントでによればドクターからは詳しい状況は知らされていないとのこと。
今後の状況を見守りたいと思います。
64分 F・マリノス選手交代
畠中選手→上島選手、宮市選手→水沼選手
59分、畠中選手が渡邊凌磨選手にチャージをかけた際、激しく接触してお互いピッチに倒れ込みます。
渡邉選手は起き上がれたものの畠中選手はその後のプレーが続行不可能となり、64分に宮市選手とともにピッチを後にする形に。
ヤン マテウス選手同様、畠中選手についても詳しい状況が気になりますね。大事に至らなければいいのですが。
73分 F・マリノス選手交代
アンデルソン ロペス選手→ナム テヒ選手
73分、ロペス選手に代わり、今日訪れた日産スタジアムの全てのサポーターが注目のナム テヒ選手がピッチに登場。
81分 F・マリノス選手交代
永戸選手→角田選手
その後は、FC東京のアダイウトン選手や渡邊選手のシュートがクロスバーを立て続けに叩いたり、ナム テヒ選手や井上選手のシュートが相手ゴールを脅かすなど一進一退の展開が続きます。
90分+1分 渡辺選手Goal!
すると、ロスタイムに井上選手、水沼選手、角田選手の3人のパス回しの際、バイタルエリアでフリーになった渡辺選手に極上のラストパスを供給。
渡辺選手は余裕でワントラップして右足を振り抜き、ボールをネットに突き刺します。これにより土壇場に来てF・マリノスが2-1でリード。
試合はこのまま終了して、ホームでの劇的な結末によりF・マリノスが貴重な勝点3をモノにしました。
新加入のナム テヒ選手について
後半73分からの短い出場時間ではありましたが、マスカット監督曰く「彼がトップ下に入ることで、前の選手たちを生かすことができた」と評価。
一方、ナム テヒ選手自身も「まずはチャンスを作ることを考え、そしてゲームが落ち着いていなかったので、落ち着かすことを意識しました」とコメントしています。
確かに、彼がピッチに入ったことで前線でタメが作れたり、決勝ゴールを演出するきっかけ作りができたりと、F・マリノスの攻撃に新たなバリエーションを添える活躍を見せました。
また、この日の試合前には渡辺選手にとってJ1通算100試合出場となるセレモニーがおこなわれ、家族から花束が授与。
尚且つ決勝ゴールも決めたことで、自身でJ1通算100試合出場セレモニーに花を添える形となりました。
この試合のMAN OF THE MATCHには、永戸選手、エドゥアルド選手、渡辺選手が選ばれています。
試合後 、F・マリノスサポーターに挨拶に現れたテルくん。
お馴染みなマリンとの挨拶パフォーマンスも披露していました。
次節はアウェイ横浜ダービー
今節、神戸が柏に引き分けたことで、F・マリノスは勝点50となり単独首位となりました。
次節は、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCとの今季2度目となる横浜ダービーがおこなわれます。
前回ホーム日産スタジアムの試合では、前線のブラジル人トリオによる活躍により5-0で横浜FCを圧倒しました。
第23節終了時点、横浜FCは激しい降格争いを演じていて、尚且つ前回のリベンジを果たす意味でもF・マリノスに勝利して勝点3をゲットしたいことろでしょう。
さらに、先日の神戸戦ではトップの相手に2-0とシャットアウト勝ちしていることからも、F・マリノスにとって決して油断できる相手ではありません。
激しい戦いになることは必至ですが、まずはこれまで通り粘り強く戦って横浜FCに勝利し、連覇に向けてさらに弾みをつけていきましょう。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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