多くの選手たちか疲労困憊にもかかわらず、自らの力を振り絞り苦しいアウェイ戦を勝利で飾ることができた。
ここでは、2025年3月4日(火)に浦東フットボール・スタジアムで行われたACLエリートラウンド16「上海海港vs横浜F・マリノス」観戦記を記します。
この一戦を乗り切ろう
前の試合から中2日、しかも海を渡っての戦いにもかかわらず最小限の入れ替えで済ますとは、ヤツらどんだけタフなのよ。
「ターンオーバー」とか言って、全ての選手をガラリとチェンジした日々が懐かしわ。
とにかくこの試合を乗り切れば1週間のブランク。
おそらく選手たちの疲れはピークだろうが、現在の力を存分に出し切ってくれ。
【前半】植中選手による強引な突破からの先制点
試合開始のホイッスルが吹かれる。
果たして、気になるF・マリノスの選手たちの動きだしはいかがなものか。
対する上海も日程的に緩くなはい。しかし、彼らはホームなのだから状況的にはかなり有利なはず。
それでも、比較的優位に試合を支配したのは我がF・マリノスだから驚きだ。
過密日程などどこ吹く風とばかり、疲れを感じさせない動き出しで上海に対抗する。
下手をすれば、先日の湘南戦やFC戦よりも動きの質や精度が優れているのではないか。
特に、出突っ張りするロペス選手のタフさは了解済みだが、新たに地球の裏側からやってきて慣れない環境にもかかわらず、高いパフォーマンスを発揮し続けるキニョーネス選手には敬服するばかりである。
30分 ロペス選手Goal!
松原選手がドリブルから植中選手へとスルーパス。
ボールを受けた植中選手が、相手DFに押されながら強引にポケットに侵入しクロスすると、一旦はクリアされたボールがロペス選手へと渡る。
最後はロペス選手が頭で押し込みF・マリノスに先制点をもたらすことに。
確かに、このシーンでの上海のプレッシャーは決して激しいとはいえなかった。
相手を研究し尽くすJリーグのクラブであれば、松原選手の選手のオーバーラップをあれほど簡単に許すことはなく、仕留めたロペス選手には多くのマークがピッタリと付くはず。
その前の10分に山根選手がクロスを挙げ、ロペス選手がヘディングした際にも、山根選手に対するプレスはほぼ皆無に等しい。
とはいえ、ゴールシーンにおいて、ここぞとばかりに相手を振り切り、エリア内へと突進した植中選手のプレーは賞賛に値する。
まさに、今のF・マリノスに足りない「強引さ」を発揮しことによるゴールの誕生だ。
そう、俺らが求めていたのはコレなんだ。
【後半】遠い追加点
途中、1点を追う上海に手を焼くシーンがいくつかあるも、決定機を何度も作ったのはアウェイF・マリノスの方だった。
引き続き、好調を維持する植中選手がヤン選手へシュートをお膳立てしたシーンでは、ヤン選手が相手GKに1対1になるも決めきれないのは痛い。
その後、植中選手に代わりピッチに送り込まれた天野選手が、持ち前の神出鬼没さを存分に発揮。
忍者のごとく立ち回り、マークのいない場所へと身を置き何度もチャンスを演出するのは見応え十分だった。
84分、天野選手のクロスからのエウベル選手のヘディングシュート。
87分、天野選手のからのロペス選手のヘディングシュート。
いずれもあと一息のところで決まらず。
ちなみに、78分の永戸選手によるハンド疑惑はルールの範囲内なのだろ。なら騒ぐことはない、問題なし。
サウジアラビアへ向けて
ひとまず、サウジアラビア進出に向け大きな勝利を手にしたF・マリノス。
当初の目論見通り、失点数は減らすことができている。次は、新たな攻撃パターンの構築だ。
サイドバックによる高い位置へのオーバーラップや、それに伴うサイドでの速い球回しからのクロス、ポケットエリアへの強引な侵入など、この試合では得点を重ねるための新たな糸口が掴めたのではないだろうか。
結果をもとより内容も伴えたことで、今後のリーグでの戦いにも好影響を及ぼしそうだ。
そんな中、間も無く、怪我で離脱中の喜田選手やデン選手も復帰間近。徐々にではあるが、チームは良い状況へと向かいつつある。
いずれにしても、まずは1週間のブランクを大いに活用して次のホーム戦に備えたい。

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