こんにちは。横浜F・マリノスが大好きな茂です。
いよいよ、待ちに待ったリーグ戦の開幕。しかも、国立でヴェルディ戦とあって今からワクワクが止まりません。
ここでは、2024年2月25日(日)に国立競技場で行われるJ1第1節「東京ヴェルディvs横浜F・マリノス戦プレビューを記します。
目次
J1昇格を果たした東京ヴェルディ
1993年開幕時からJリーグ観戦する私にとって、ヴェルディといえば、スター選手たちが攻撃的サッカーを繰り広げる華やかなクラブという面影がありました。
2024ヴェルディの印象は?
しかし、2024年のヴェルディは大物選手こそ在籍していないものの、若いスキルある選手たちがチームを牽引しているという印象ですね。
実際、J1には、有能な外国籍選手を獲得してチーム強化を図るクラブが多く存在しますが、ヴェルディはGKのマテウス選手を除き全てが日本人で構成されています。
また、ヴェルディ選手の平均年齢は24.25歳で、J1クラブ中最も若いことを上記のデータが裏付けしています。
このことから、経験豊かな城福監督が若い選手たちの力を存分に引き出し、悲願のJ1昇格を果たしたのが見て取れますね。
2023年の戦いぶりは?
2023シーズンをJ2リーグ3位で終えたヴェルディ。
開幕当初は勝利・引分け・敗戦とやや出足が鈍ったものの、4節徳島戦から7節大宮戦を4連勝と息を吹き返します。
そして、リーグ終盤の33節金沢戦から最終節大宮戦までを6勝4分と負け知らずで駆け抜け、一気にリーグ3位まで登り詰めました。
総得点数は「57」で上位6チーム中もっとも少ないものの(トップは町田の「79」)、総失点数は「34」でJ2クラブ中最も低く抑えられています。
つまり、強度ある守備から一気に相手ゴールへと迫る素早い攻撃力が持ち味のクラブと言えるでしょう。
チーム内得点ランキングは、FW染野選手が6得点でトップ。
MF中原選手5得点、MF斎藤選手4得点、MF稲見選手4得点、DF深澤選手4得点と続いています。
J1昇格POを制す
J1昇格プレーオフ準決勝で6位の千葉と対戦すると、中原選手と森田選手のゴールにより2対1で勝利。
続く決勝では4位清水と対戦し、アディショナルタイムでチーム内得点王の染野選手がPKによる劇的ゴールを決めて1対1の引分けとします。
その結果、昇格規定によりリーグ戦上位のヴェルディが16年ぶりにJ1昇格を果たすこととなりました。
当時私はテレビでこの試合を観戦していましたが、ヴェルディ昇格が決まった瞬間は思わず我がクラブのことように喜びましたね。
それと同時に「来年は久しぶりに往年のクラシコ復活だな」と楽しみな気持ちでいっぱいになった記憶があります。
F・マリノスの戦い方は?
キューウェル新監督のもと新システムを模索中のF・マリノス。
リーグ戦に先駆け行われたACLラウンド16を制し、クラブ史上初のACLベスト8に駒を進めてリーグ戦に弾みをつけました。
2024シーズン開幕戦は、1993シーズン開幕と同じヴェルディとの対戦。日程くんもやってくれますね。
しかも、国立競技場で行われるのですから、いやが上にも盛り上がること間違いなしです。
相手の強力プレスを掻い潜れ
上記したように、ヴェルディは堅守速攻を信条としているので、F・マリノスにとってあまり相性が良いタイプのクラブではありません。
しかも、若い選手が多いチームだけに、先取点を奪われるなどして調子に乗らせることは禁物です。
特に、相手はF・マリノス新システムの弱点であるアンカー脇のスペースを積極的に狙ってくる可能性があります。
F・マリノスとしては、激しい相手のプレッシャーを掻い潜り、いかにフィニッシュまで持ち込めるかが勝負の分かれ目となりそうです。
中でも、前線の染野選手、斎藤選手、中原選手らのコンビネーションに気を配ることはもちろん、新加入した見木選手、袴田選手、翁長選手といった出場経験豊富な選手たちの使われ方にも注目です。
F・マリノスのスタメンは?
ACLラウンド16第2戦で延長後半まで引きずったため、多くの主力選手が疲れを残していることが危惧されます。
キューウェル監督としては、少しでもコンディションが良い選手を起用してくるでしょうが、あくまでも希望的観測予想です。
GK ポープ
DF 松原 上島 エドゥアルド 永戸
MF 喜田 渡辺 天野
FW ヤン ロペス エウベル
SUB 白坂(飯倉) 渡邊泰基 加藤蓮 ナム 水沼 宮市 植中
右SBには松原選手を起用。
ACL出場停止の悔しさを晴らすためにも、リーグ開幕戦では本来の力を存分に発揮してもらいたいですね。
右SBには復活を遂げた永戸選手をスタメンとし、古巣対決となる加藤蓮選手は控えにしてみました。
インサイドハーフの一角には、先日の試合で流れを変える役割を果たした天野選手を。
そのほか、先日のACLでは喜田選手やロペス選手はフル出場し、ヤン選手はほぼ120分戦っているのでコンディションが心配です。
状況によっては、少なからずターンオーバーが生じるかもしれません。
J1の洗礼を浴びせる
久しぶりにJ1を戦うヴェルディは、対戦相手がF・マリノスであることも相まってかなりの闘志でぶつかってくるのは間違いありません。
F・マリノスにとって決して油断できる相手ではありませんが、J1の先輩として相手を圧倒する勢いで戦ってほしいですね。
ACLを戦いコンディションは良いとは言えませんが、次のステージに進めたことでモチベーションは高く保たれているはず。
リーグ戦に勢いをつけるためにも今度のヴェルディ戦は勝利必須です。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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