喉から手が出るほど欲しかった勝点3〜【ACL GS第4節】カヤFC戦vs横浜F・マリノス戦観戦記

ACL

厳しい試合でした。

格下相手との対戦のため大量得点で勝利することが求められましたが、サッカーの神様はF・マリノスにアウェイの試練を与えました。

それでも、村上選手のF・マリノス加入後初ゴールと、ヤン選手のビューティフルゴールにより1対2で勝利。

喉から手が出るほど欲しかった勝点3を横浜に持ち帰ることに成功しました。

ここでは、2023年11月7日に行われたACLグループステージ第4節「カヤFC戦vs横浜F・マリノス戦」プレビューを記します。

F・マリノスのスタメン

やはり、マスカット監督は主力メンバーを極力温存し、5日後のC大阪戦を見据えたメンバー構成で望んできましたね。

フォーメーションは3-2-4-1のような形でしたでしょうか。

GKは、飯倉選手が9月2日の柏戦以来の先発。

DFは、右から松原選手、喜田選手、吉尾選手の3名が務めます。それにしても、松原選手の鉄人ぶりには驚きです。

ボランチには渡辺選手と榊原選手、両ワイドには井上選手と水沼選手がそれぞれ入りました。

そして、インサイドハーフとして西村選手、村上選手が配置され、トップの杉本選手はACL2試合連続スタメンとなりました。

村上選手は久しぶりに前線での起用となります。

一方、サブメンバーの人数は最小限に抑えられていて、F・マリノスユースの舩木選手と畑野選手が新たにメンバー登録されました。

【前半】村上選手のひと振りで先制

カヤFCは、先日と同じく5バックで固く守ってからカウンターを繰り出す戦い方でした。

F・マリノスは圧倒的にボール保持するものの、中々ゴールが割ることができずにもどかしい時間が過ぎていきます。

それでも、水沼選手のクロスを杉本選手が頭で合わせたり、榊原選手が放つシュートがクロスバーを叩いたりするなど、F・マリノスは惜しい場面をいくつか作りだすことができました。

一方、カヤFCはF・マリノスの高いディフェンスラインの裏に抜け出し、シュートを放つなどしてヒヤリとさせられる場面も。

26分村上選手Goal!

均衡が破れたのは、26分の村上選手によるゴールでした。

井上選手のスルーパスに抜け出した村上選手がダイレクトで右足を振り抜き、待望の先制点をF・マリノスにもたらします。

その時の村上選手のゴールまで至る一連の動きは見事でした。

角度が無い位置にもかかわらず、無駄のない動きから躊躇なく一撃を放つあたりは「さすがストライカー」といった感じです。

村上選手にとってはF・マリノス加入後初のゴールになるため、嬉しさもひとしおだったに違いありません。

近頃では、チーム事情により右SBで起用されることが多くありますが、できるなら本来のポジションで活躍する姿を存分に観てみたい選手の一人です。

この勢いのまま、F・マリノスにはさらに得点を重ねることが期待されました。

しかしながら、一瞬の隙をつかれて相手に得点を許すことに。重苦しい雰囲気のまま1対1で前半を終えます。

【後半】交代選手で息を吹き返す

後半になっても、F・マリノスは閉塞感を打開することにずいぶん苦労させられましたね。

DAZNで解説の林氏は、F・マリノスが4バックに変更して両サイドバックが攻め上がることを採算指摘されていました。

とは言え、前の試合後マスカット監督が述べていたように、3バックにすることでDFの負担を軽くする意図がありました。

この試合のスタートも本職は松原選手のみです。喜田選手や吉尾選手が攻撃に参加するには、それなりに大きなリスクが伴うと考えたのでしょう。

難しい試合になるのは、監督や選手たち、ひいては私たちサポーターにとってもある程度想定済みでした。

それでも、追加点が挙げられない時間が長引いてくると、徐々に不安な気持ちに包まれてきます。

87分ヤン選手Goal!

このまま同点で終わってしまうと思われた試合終了間際、交代したナム選手とヤン選手の2人がやってくれました。

中でも、ヤン選手の相手DFを背負いながらの振り向きざまのシュートは見事でした。

本人曰く、最初のタッチはトラップミスだったそうですが、それを修正してゴールまで結びつけるあたりはさすがと言わざるを得ません。

相手が1名退場になったのもF・マリノスにとっては追い風でした。

あえて言うなら、西村選手にこのようなプレーを求めたい。最近では中々結果に結び付けられずに本人も迷いが生じているのでしょうね。

西村選手にはまだまだ出来ると期待しています。F・マリノス勝利のため、本人のため頑張ってほしいですね。

大きな勝点3を手にできた!

本来なら、格下相手との対戦ということで、F・マリノスには大量得点で勝利することが期待されました。

とは言え、難しいアウェイの地で主力選手を温存し、慣れないフォーメーションにもかかわらず勝点3をゲットできたのは、F・マリノスにとってとても大きな収穫です。

グループGのもう一つの試合では、山東泰山が仁川に勝利したことで、F・マリノスは山東と並んでひとまずGS首位に立つことができました。

残り2試合も難しい試合になることが予想されますが、今回の勝利を糧としてGS突破を成し遂げたいですね。

まずは、次のC大阪との大一番を制しましょう!

茂shigeru
茂shigeru

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