ある意味難しい相手との戦い〜【J1第14節】ガンバ大阪vs横浜F・マリノス戦プレビュー

F・MARINOS

前節アルビレックスに悔しい敗戦を喫したF・マリノス。次節は、昨年ホームで攻めまくりながらも得点が奪えず、0-2でシャット負けしたガンバとの一戦が控える。連敗を防ぐには、いかにこれらの敗戦をプラスに転じることが課題だ。ここでは、2023年5月20日(土)にパナソニックスタジアム吹田でおこなわれるJ1第14節「ガンバ大阪vs横浜F・マリノス戦」のプレビューを記す。

今季ガンバの戦いぶりは?

前節まで1勝4分8敗最下位に沈むガンバ大阪。ここ数年は全盛期の頃の攻撃力とは程遠く、今シーズンこれまでの得点数13で、柏レイソル・横浜FC・サガンに次いで4番目の少なさとなっている。

しかしながら、シャットアウトされた試合はヴィッセル神戸戦・鹿島アントラーズ戦・名古屋グランパス戦の3試合にとどまり、横浜FCの6試合と比較すると1/2の試合数となっていて、それなりに1試合あたりでは得点は挙げられてはいる。

中でも、1点差負け4試合と最も多く(2点差負け1試合、3点差以上負け3試合)、数字上は、圧倒的にやられると言うよりも、あと1点が取れずに競り負けている印象だ。

一方、失点数28で、横浜FCの30に次いで2番目に多い数字となっている。

特に、ヴィッセル神戸戦・ベルマーレ戦・アントラーズ戦ではそれぞれ4失点を喰らっていて、一度守備が崩壊すると再び立て直すのが難しいことがうかがわれる。

今季唯一ガンバが勝利したのは、2023年4月9日に行われたJ1第7節ホーム川崎フロンターレ戦ダワン選手、ファンアラーノ選手がゴールを挙げて2-0でシャットアウト勝ちしている。

しかしながら、その後は横浜FC戦の引き分けを挟んで6連敗中と苦戦しており、勝利からは大きく遠ざかっているのが現状だ。

チーム内得点ランキングは、宇佐美選手ダワン選手がそれぞれ3得点でトップ。次いで、石毛選手・イッサム ジェバリ選手・ファン アラーノ選手がそれぞれ2得点となっている。

しかしながら、鈴木武蔵選手1得点食野選手無得点にとどまるなど、チームの得点力アップに貢献しきれていない。

直近リーグ戦直接対決成績

直近6試合ホーム&アウェイ対決成績(2勝1分3敗)

日付対戦スコア勝敗
2022.10.08横浜F・マリノスvsガンバ大阪0-2
2022.06.18ガンバ大阪vs横浜F・マリノス1-2
2021.11.03横浜F・マリノスvsガンバ大阪0-1
2021.08.06ガンバ大阪vs横浜F・マリノス2-3
2020.10.14ガンバ大阪vs横浜F・マリノス1-1
2020.02.23横浜F・マリノスvsガンバ大阪1-2

直近6試合の直接対決は、F・マリノスの2勝1分3敗でガンバに負け越していて、特にホーム3連敗中と精彩を欠いている

中でも、リーグ優勝がかかった日産スタジアムでの試合では、圧倒的に試合を支配するも固いガンバの守備を崩すことができず、CKからの流れで2発を喰らって0-2で敗れている。

直近6試合アウェイ対決成績(4勝1分1敗)

日付対戦スコア勝敗
2022.06.18ガンバ大阪vs横浜F・マリノス1-2
2021.08.06ガンバ大阪vs横浜F・マリノス2-3
2020.10.14ガンバ大阪vs横浜F・マリノス1-1
2019.02.23ガンバ大阪vs横浜F・マリノス2-3
2018.10.20ガンバ大阪vs横浜F・マリノス2-1
2017.09.30ガンバ大阪vs横浜F・マリノス1-2

アウェイでの直接対決にフォーカスすると、F・マリノスの4勝1分1敗でガンバを圧倒。

特に、久しぶりにリーグ優勝を果たした2019年シーズン以来、アウェイの地・大阪でF・マリノスは負け知らずとなっている。

直近2022年の試合では、前半早々ダワン選手のゴールで先制されるも、後半に西村選手水沼選手のゴールが飛び出し1-2逆転勝ちに成功している。

前節の悔しさをプラスにできるか

前節アルビレックス戦。前半、F・マリノスは試合を優位に進めて多くの決定機を演出し、終了間際には貴重な先制ゴールを奪って1-0で折り返す。

これにより、後半には持ち前の攻撃力を駆使して多くの追加点を奪うことを期待したが、後半になると状況が一変。

相手が守備的にシフトチェンジするとF・マリノスはその戦術に対応できず、自陣でボールを奪われショートカウンターを喰らうなどして、2-1と悔しい逆転負けを喫した。

このことにより、ガンバ首脳陣は前節アルビレックス戦を参考に、F・マリノス相手にマンマーク気味に守って相手のパスの出所を封じる。さらに、広大なスペースに宇佐美選手などが走り込んでカウンターで得点を狙いにくることが考えられる。

また、先述した昨年の日産スタジアムのゲーム。F・マリノスに22本のシュートを放たれながらも、ガンバが崩されることなくクリーンシートできたことで、再びなりふり構わずゴール前を固めてくることも十分予想できる

とにかく、F・マリノスはゴール前をガチガチに固められたり、マンツーマンで守備されたりすると、本来のアタッキングフットボールが鳴りをひそめてしまいがち。

課題であるビルドアップの際には、パスミスにより自陣内で相手にボールを奪われないことが失点を防ぐ上で重要だ。状況によっては細かいパス回しにこだらず、ロングボールを織り交ぜるなどして相手の裏をかくことも必要だろう。一森選手に代わって出場すると思われる飯倉選手のキック制度に期待しよう。

また、アンデルソン ロペス選手西村選手(マルコス選手)が中盤まで降りてきてパスコースを増やし、さらにボールを繋ぎながら前線に多く顔を出すことで、たくさんの決定機が作れると確信する。

連覇するためには連敗は許せない。前節の敗戦を無駄にすることなく、新たな策強いチャレンジャー精神勝点3を横浜に持ち帰ることが求められるし、F・マリノスならそれが可能だと信じている。

苦しい時だからこそ全員の力でこの難曲を乗り切りたい。

茂shigeru
茂shigeru

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