早いもので、今季はあと1試合を残すのみとなりましたね。
今季、キューウェル氏が監督に就任したことで、当初はF・マリノスのサッカーがどのようにバージョンアップされるか胸躍らせました。
しかし、いざ開幕すると攻守の歯車は噛み合わず、得点力が減少する一方、守備力も低下してしまい、目指す姿とはほど遠くなってしまった印象です。
それでも、優勝こそ逃したもののACLでは決勝進出を果たしたり、いずれの国内カップ戦でも準決勝に駒を進めたりするなど、個々の選手たちの能力が高さを証明することができました。
流した汗と涙は無駄ではない
今季、望む結果が出せなかった要因のひとつとして、過密すぎる日程による選手たちのパフォーマンスの低下が挙げられます。
これほどの連戦に次ぐ連戦では、たとえ頑強な選手たちとは言え、さすがに肉体的にも精神的にも疲労を抱えているのは、F・マリノスの試合を見る限り明らかです。
とは言え、「過密日程ではなかったらタイトルを獲得できたに違いない」と主張し、たとえ一部の人に同情されたとしても、結果を残さなければ形としては何も残らないのがプロの世界の厳しいところ。
しかし、選手たちは泣き言ひとつ口にしませんでした。
結果に結びつけられなかったシーズンでしたが、今季の苦しい出来事の数々は決して無駄ではなく、必ず来季には生かされると信じています。
勝利して締めくくろう!
今季、名古屋との対戦は今季4度目のとなります。
私自身いずれにも足を運びましたが、悔しさばかりが残る試合ばかりだっただけに、ぜひとも勝利したい気持ちが募ります。
特に、最終節はホームでの戦いであり、試合後にはセレモニーが行われるということもあり、盛り上がる気持ちで喜田選手のスピーチに耳を傾けたいところ。
さらに、最終節では、小池龍太選手の通算150試合出場(あと1試合)、水沼選手の通算50得点(あと2得点)、ロペス選手の通算100得点(あと1得点)の個人記録がかかっています。
中でも、ロペス選手には連続得点王のタイトル獲得がかかっているだけに、彼の得点によってF・マリノスが有終の美を飾るシーンを目に焼き付けたいですね。
一方、名古屋はランゲラック選手の退団表明があるだけに、彼の最後の試合を見届けようと、名古屋サポーターが大挙するのは間違いなさそうです。
この試合は優勝争いや残留争いとは程遠く、他からすれば盛り上がりに欠けるかもしれません。
しかし、私たちサポーターにとっては、意地と意地がぶつかり合う絶対に負けられない試合であることは間違いありません。
必ずや勝利して今季を締めくくりましょう!
最後までご覧いただき本当にありがとうございます。
コメント