【横浜F・マリノス】アウェイ観戦旅行記③〜天皇杯3回戦栃木SC戦を観戦にカンセキスタジアムとちぎへ!

F・MARINOS

2022年6月22日(水)、栃木SCのホームスタジアムにて天皇杯3回戦「横浜FマリノスVS栃木SC」を観戦しました。結果は、残念ながら我が横浜Fマリノスは0-2で完敗。改めて天皇杯の難しさを痛感しました。今回はこの日のことをいつまでも記憶に留めておくため、1日の出来事を中心にまとめておきます。

リニューアル中の佐野SAで少し早い昼食

午前8時20分頃、横浜の実家を出発。

家の近くのセブンで朝食のパンとコーヒーを購入して、首都高経由で東北自動車道入口へと向かいました。

最初の休憩地「佐野SA」に到着したのは11時32分。

佐野ラーメンが食べたくて立ち寄りましたが、佐野SAでは大規模なリニューアル工事を実施中。

果たしてラーメンは食べられのかと不安になりましたが、上の写真の左側にある仮設の店舗で食堂が営業していました。

仮設店舗らしい小ぢんまりとした店内にはいくつかのテーブルが設置され、昼前ということもあり数人のお客様が食事を楽しんでいました。

注文は券売機で好みのメニューのチケットを購入し、奥にあるカウンターへ手渡して注文するシステム。

数分ほど待つと自分たちの番号がコールされ、オーダーしたメニューをカウンターまで取りに行きました。

注文したのは最もオーソドックスな「佐野ラーメン」で、価格は1杯770円(?)。

シコシコとした食感の縮れ麺が上品な醤油味のスープに絡んで、とても美味しい一品です。

食事が済んでお店を出ようとした時には、ちょうど昼飯時を迎えていたため多くのお客様が券売機に並んでいました。

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弘法大師が刻んだと言われる大谷観音を見物

佐野SAからさらに東北自動車道を北上して鹿沼ICを降り、「大谷寺」へと向かいました。

大谷寺がある宇都宮市大谷町は、地元で採掘される「大谷石」の産地で知られています。

鹿沼ICを降りてしばらく走るとこれまでの景色とは異なり、さすが石の街を思わせるようにそこかしこに石を採掘したと思われる岩肌が見受けられます。

そして、大谷寺の駐車場には12時31分に到着。

ここ大谷寺は栃木県大谷市にある天台宗の寺院で、坂東三十三観音十九番札所にあたります。

門を潜って500円の拝観料を支払い、中庭のようなエリアへ。

そこには古いお堂のような建物が建っていて、その背後には迫力満点な断崖絶壁が聳え立ち、他ではあまり見かけられないようの異様な光景を目の当たりにできます。

しばらく珍しい光景を楽しんだ後は、恐る恐るそのお堂のような建物の中へ。

実物は写真撮影禁止のため掲載できませんが、お堂の中にある薄暗い岩肌には上のポスターにある「大谷観音」が彫られていました。

大谷観音は平安時代に弘法大師により刻まれたと言われる日本最古の石仏として知られ、日本遺産にも指定される歴史ある石仏です。

高さは約4mで、当初は金箔が張り巡らされていたそうですが、現在はご覧のように石の素材が剥き出しになっていて当時の豪華な面影はありません。

しかし、大谷観音を目の当たりにしてとても厳かな気持ちになり、思わず手を合わせてしまいます。

このほか、大谷寺には拝観料を支払えば見学できる、宝物殿と池のあるエリアがあります。

都会の喧騒を忘れて静かなひと時を過ごすのに最適な場所なので、大谷観音を拝見した後にはこちらへも足を運んでみてください。

「御止山」は、自然の奇岩群と、赤松の織り成す風光明媚な景勝が「陸の松島」と賞賛される国の名勝で、この池のあるエリアの奥に入口があります。

大正天皇が幾度も参詣に訪れたらしく、以前はお手植えの松があったそうですが現在は建てられているようです。

通常は登山が可能なようですが、この日は入口が閉ざされていたため御止山に登ることはできませんでした。

高さ27mを誇る「平和観音」

大谷寺から歩いて2〜3分のところには、約6年の歳月を掛けて昭和29年に完成した高さ27mの「平和観音」があります。

太平洋戦争の戦死戦没者の供養と、世界平和と願って彫刻された観音様。

大昔に造られた観音様とは異なり、どこか現代風なお顔をしてらっしゃいます。

観音様の左側には階段があり、それを昇ると観音様のお顔の近くまで行くことができます。

観音様の胴体付近には、観音様をお参りに来た方が供えたたくさんのお賽銭が見られました。

平和観音からさらに5分ほど歩いたところに、食事を楽しんだりお土産を買ったりできる「ベルテラシェ大谷」という、大谷の新スポットがあります。

そこでは、大谷石を使った可愛らしい小物を旅の記念に購入しました。

ベルテラシェ大谷|BELL TERRACHE OYA
ベルモールが運営する、大きなテラスが魅力の大谷の新スポットです。日本遺産に認定された大谷地区の歴史文化と景観の中で、ここでしか得られない『食』と『体験』を提供いたします。

お土産と駅弁を買いに宇都宮駅へ!

ひと通り大谷観音などを楽しんだ後、高速ではなく下道を通りJR宇都宮駅へ。

宇都宮駅到着は14時19分。

車を駅前のパーキングに駐車し、駅弁を買う前に、まずは歩いて15分ほどの場所にある宇都宮二荒神社へ参拝に向かいました。

宇都宮市民の心の拠り所「二荒山神社」

「宇都宮二荒山神社」の正式名称は「二荒山神社」ですが、日光にある二荒山神社と区別するためそのように呼ばれているそうです。

宇都宮二荒山神社は昔から宇都宮市民の心の拠り所とした崇められ、初詣・七五三・受験祈願などの節目には多くの市民が参拝に出かけます。

創建は古く1,600年前と伝えられ、御祭神には豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)、相殿として大物主命(おおものぬしのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)の三柱の神様が祀られています。

私たちはJR宇都宮駅に車を停めて徒歩で行きましたが、神社には駐車場が完備されているため直接マイカーで行くことも可能です。

ぜひ、宇都宮にお出かけの際にはお立ち寄りください。

二荒山神社 | 宇都宮二荒山神社ホームページ

再び宇都宮駅へ

再び歩いて宇都宮駅に戻り、夕食の駅弁を買おうとしましたが気に入ったのが見つからずに普通の惣菜のお弁当を購入。

塩味の鶏肉と煮卵がトッピングされ、味も良くボリュームタップリでしかも500円とお手頃でした。

そして、駅ナカのお店で栃木の伝統工芸品で知られる「黄鮒」のお着物を購入。

その昔、宇都宮のとある村で天然痘が大流行した際、村人の一人が釣り上げた黄色い鮒を食べたところ、跡形もなく病気が治まり再び病気に罹ることもなかったと言い伝えられています。

それ以来、新年になると黄色い鮒の形をしたものをお供えするようになり、今でも宇都宮の郷土玩具として地元の方たちに親しまれているようです。

とちぎの伝統工芸品|黄鮒

事前に予約した駅前駐車場に駐車

宇都宮駅で夕食の弁当と黄鮒を買って、早速スタジアム近くにある東武鉄道宇都宮線「西川田駅」へ。

駅前到着は16時。

地方にある駅らしくとても質素な駅舎です。

車は「タイムズのB」で事前に予約した駅前駐車場に駐車。

ここからスタジアムへは歩いて10分ほどで到着できます。

地方でJリーグを観戦する時には、可能であればタイムズのBなど、予約制の駐車場を利用します。

これらであらかじめ予約しておけば、駐車場探しに手間取ることがないのでおすすめです。

駐車場予約なら「タイムズのB」
駐車場利用を安心・納得・便利に!タイムズのBは、Webから駐車場を予約して借りる・貸す駐車場サービスです。

カンセキスタジアムとちぎに到着!

駐車場から数分歩くと「カンセキスタジアムとちぎ」の白い屋根が見えてきました。

このスタジアムは、栃木県総合運動公園内にある栃木SCのホームスタジアムで、25,000人の収容が可能です。

想像以上の大きさで、やはりスタジアムを目の当たりにすると高揚する気持ちを抑えられません。

スタジアム内は二層式で、私たちは1階のゴール裏で観戦しましたが、トラックがあるにも関わらずピッチが近くに感じられて観戦しやすい印象です。

カンセキスタジアムとちぎ(陸上競技場) | 栃木県総合運動公園北・中央エリア
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残念ながら、試合は我が横浜Fマリノスは格下栃木SC相手に0-2で完敗です。

格下とは言え、栃木SCには上位チームに勝ちたい気持ちがとてもよく感じられ、しっかり研究もされていたようです。

特に前半は、マリノスがゴール前まで攻め上がるシーンが何度がありましたが、決定力不足もあって結局得点を挙げることができませんでした。

悔しい気持ちはもちろんですが、栃木SCの選手たちやサポーターの方々に対しては「おめでとう」の言葉を贈りたいと思います。

そして、我がマリノスについては今回の敗戦を引きずることなく、リーグ戦をはじめとするその他の試合では、最高のパフォーマンスでサポーターを喜ばせることを信じています。

全行程は330km。

今回も楽しい旅ができました。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

天皇杯 3回戦 横浜F・マリノス vs 栃木SC 試合レポート | 横浜F・マリノス 公式サイト
6/22(水) 天皇杯 3回戦 横浜F・マリノス vs 栃木SC @カンセキスタジアムとちぎの試合レポートです。監督、選手コメント、ハイライト動画。

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