今年も天皇杯がやってきます。
F・マリノスは第2回戦からの出場となり、J3でプレーするFC岐阜と戦います。
カテゴリー下相手だからと言って決して油断できないのが天皇杯。
まずはしっかり勝利して、町田とのリーグ戦にも弾みをつけたいですね。
ここでは、2024年6月12日(水)に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われる天皇杯2回戦「横浜F・マリノスvsFC岐阜戦」のプレビューを記します。
直近6年間の初戦結果は?
直近6年間(5試合)はいずれも2回戦からの出場で、F・マリノスはトータル4勝1敗の成績を残しています。
※第100回大会は新型コロナウイルスにより大会方式が変更され、J1クラブの出場は2020明治安田生命J1リーグ成績上位2チームのみ(川崎、G大阪)が準決勝からの出場となりました。
日付 | 対戦相手 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2回戦 2023.06.07 | 浦安 | 2-0 | ○ | 井上、エドゥアルド |
2回戦 2022.06.01 | 鈴鹿 | 3-0 | ○ | 西村、小池裕、Lセアラ |
2回戦 2021.06.07 | Honda | 2-2(PK3-5) | ● | エウベル、Lセアラ |
2回戦 2019.07.03 | 立命館大学 | 2-1 | ○ | 天野、シノヅカ |
2回戦 2018.06.06 | FC大阪 | 4-3 | ○ | シノヅカ、ウーゴ②、伊藤 |
直近2023年(第103回)の試合では、都並監督率いるブリオベッカ浦安と対戦。
特に、後半には浦安の勢いに押される場面が多々ありましたが、F・マリノスはチャンスを着実にゴールへと結びつけ2-0で勝利しています。
ちなみに、2023年の浦安はJFL参入1年目(2017年以来)にもかかわらず、最終順位2位と大躍進を遂げています。
一方、F・マリノスにとって悔しすぎる試合もありましたね。
第101回大会ではJFLの強豪Honda FCと対戦。
90分では決着が付かず、1対1のまま延長戦までもつれ込むと、さらにお互い1点ずつ重ねてPK戦へ。
5人きっちり決めたHondaに対し、F・マリノスは1名が外してしまい2回戦敗退となってしまいました。
今季岐阜の戦いぶりは?
第16節終了時点(暫定)で、5勝5分6敗・勝点20で12位に位置する岐阜。
5月25日、天皇杯1回戦において沼津を1-0で退けたものの、リーグ戦は3月31日の松本に勝って以来9試合勝利から遠ざかっています。
しかし、第16節終了時点、岐阜の総得点「23」は大宮(31)、金沢(29)、長野(28)、沼津(27)、松本(24)に次ぎ、琉球と並んで6番目に多い数字を残しています。
中でも、FW藤岡選手は8点で得点ランキング3位、FW田口選手は7点で5位と上位に位置。
さらに、7アシストをマークするDF石田選手はアシスト・ランキングトップとなっていて、得点の形が整っていることが感じられます。
また、チームとしても、1試合平均パス数486.2回で4位、平均ボール支配率53.9%で4位、シュート決定率13.2%で4位といずれも高く、攻撃に重きを置く魅力あるチームであることが見て取れます。
F・マリノスとしての戦い方は?
やはり、攻撃力を身上とするクラブとの対戦では、相手に流れを与えないのが肝心。
一度良い流れを奪われてしまえば、一気に得点を重ねられる危険をはらんでいるからです。
特に、天皇杯では、カテゴリー下のクラブが上位カテゴリーのクラブに勝利することは決して珍しくなく、F・マリノスとしても油断できません。
とは言え、中2日で首位を走る町田との対戦を控えているので、ある程度主力を温存せざるを得ないのは間違いありません。
個人的には、これまで出番のない吉尾選手、植田選手、寺門選手などがピッチに立つことを期待したいところ。
中でも、昨年チームの危機を救った吉尾選手が出場したなら、キューウェル監督に全力アピールする姿が見てみたいですね。
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