こんにちは、横浜F・マリノスを愛する茂です。
こう立て続けに試合が続くと、我々サポーターにとっては嬉しい限りですが、選手たちにとっては過酷な日々が続きますね。
それでも、結果に結びつけられれば疲れも封じ込められるに違いありません。
ここでは、2024年4月10日(水)に日産スタジアムで行われたJ1第3節「横浜F・マリノスvsG大阪戦」観戦記を記します。
F・マリノスのスタメン
前節神戸戦から6名を入れ替えてきましたが、F・マリノスのスタメンは全く見劣りしませんね。
あらためて、F・マリノスの選手層の厚さには感心させられます。
中でも、天野選手と村上選手が今季初先発となりました。
春季キャンプ時にはいずれも積極アピールしていただけに、「やってやろう」という気持ちに満ち溢れていたに違いありません。
一方、サブメンバーに塩貝選手が入ったのには驚きました。
現在は慶應大学ソッカー部に所属し、2027年にF・マリノス加入内定の期待の逸材です。
【前半】距離感がよろしくない…
試合の入りこそ勢いがあったものの、徐々にガンバ大阪にペースを握られます。
F・マリノスは選手の距離感があまり良くなく、ボールを持たない選手の動きもイマイチで、パスコースが限定されてしまった印象です。
あちらこちらでパスミスが発生し、何度もカウンターを受けていました。
それでも、G大阪の決定力不足に助けられ、F・マリノスは得点を奪われません。
一方、山根選手のシュートがポストを叩いたシーンでは、今季のF・マリノスらしさが発揮されました。
ボールを奪って一気に前線に人数をかけることで、山根選手がフリーになってシュートまで持ち込んでいます。
これには、GK一森選手も反応できず、枠にさえ飛んでいれば確実に仕留めることができたはず。
個人的には、もっとこのようなシーンを期待しますね。
インサイドハーフの得点力が上がれば、もっと楽に試合が進められるでしょう。
【後半】決定力が勝敗を分ける
後半開始直後からは、選手たちの矢印が一気に前線へと向かう様子が見られました。
53分には、瞬く間にその成果が現れます。
53分ロペス選手Goal!
山根選手が絶妙なドリブルから相手をかわし、ロペス選手へラストパス。
ストライカーらしい見事なトラップからロペス選手がシュートまで持ち込み、F・マリノスに先制点をもたらします。
その直後に宮市選手と植中選手が投入されると、さらにF・マリノスの選手たちの動きが活性化されました。
しかしながら、決定的なシーンには至らず、シュートまで持ち込めるのはG大阪の方でした。
それでも、相変わらずG大阪の決定力不足に助けられ、ポープ選手もスーパーセーブするなど得点を許しません。
90+8分植中選手Goal!
終了間際には、前がかりになったG大阪の背後を突いた植中選手が決め切り、2-0としてガンバ大阪を振り切りました。
植中選手としては、すぐ横にロペス選手がいただけにパスするかどうか迷ったのではないでしょうか。
しかし、相手DFにパスコースを消されていたため、最後はストライカーらしくシュートまで持ち込んでくれましたね。
長崎時代とは異なる役割を与えられてはいますが、確実にプレーの幅を広げつつあるようです。
今後の爆発に期待しましょう。
4月無敗説
4月に入り、F・マリノスは2勝1分と好調で、順位も4位まで上がり上位に手が届いてきました。
キューウェル監督が選手をやりくりしながら、過密日程を乗り切ろうとしています。
選手たちも監督の采配に存分に応えて、結果に結びつけようとしているのが感じられます。
次も中2日で湘南戦を迎え、さらにはACL準決勝戦が控えています。
是非とも4月は無敗で乗り切り、前人未到のリーグとACLのW制覇に向けて突き進んでもらいたいですね。
そうそう、塩貝くんのプレーついては、とても可能性を感じさせてくれました。
物おじすることなく堂々としていて、相手の選手の挑発にも一歩も引きませんでした。
さらに、試合後のマイクパフォーマンスではサポーターの心をガッチリ掴みました。
早くも、F・マリノスの一員になる日が楽しみです。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
コメント