こんにちは、横浜F・マリノスを愛する茂です。
雨の平日にもかかわらず、26000人以上の観客が駆けつけた今回の川崎戦。
F・マリノスはあと一歩のところまで川崎を追い詰めましたが、得点が奪えず悔しいスコアレスドローとなりました。
それでも、試合は多くの見どころに溢れていて、F・マリノスのこの先の飛躍を予感させてくれました。
ここでは、2024年4月3日(水)に日産スタジアムで行われたJ1第6節「横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ戦」観戦記を記します。
F・マリノスのスタメン
頼りになる背番号「4」畠中槙之輔が満を持して先発に帰ってきましたね。
2023年8月19日(土)以来約7ヶ月半ぶりのスタメン起用です。
彼のチャントがスタジアムいっぱいに鳴り響いた際には、懐かしさと高揚感で心がいっぱいになりました。
さらに、左ウイングには宮市選手が2023年10月21日(土)以来リーグ戦先発でピッチに立つことに。
一方、エドゥアルド選手、渡邉選手、ヤン選手らのサブメンバー入りが期待されましたが、やはり状態はまだ不十分のようですね。
過密日程を乗り切るためにも、1試合でも早い復帰を心待ちにしています。
【前半】久しぶりのガチンコ勝負
まずは、ガチンコで勝負を挑んできた川崎に敬意を称したいですね。
今季を振り返ると、F・マリノスが戦ってきた相手はいずれも守備主体のクラブばかりでした。
そのため、「発展途上」の我がクラブにとっては思うように攻撃力が発揮できず、ジリジリさせられる試合ばかりが続いていた印象です。
やはり、サッカーは得点を奪い合うスポーツ。
お互いが攻撃し合ってこそ白熱すると信じているので、得点こそ動きませんでしたが、今回の試合は観る者を十分楽しませる内容でした。
やはり、撃ち合いともなれば、F・マリノスは持ち前の攻撃力を存分に発揮しますね。
宮市選手が瀬川選手をぶっちぎったり、エウベル選手が技を駆使してサイドを駆け上がったり、永戸選手がクロスでチャンスメイクしたり、ワクワクの連続です。
前半だけでも何度チャンスメイクできたことでしょう。
そのうちの1本でもネットを揺らす事ができたら、F・マリノスは断然試合を優位に進められたはずです。
内容で川崎を圧倒できただけに、前半を無得点で折り返すことが残念でなりませんでした。
【後半】数的優位も仕留められず
後半になると、川崎側は選手を入れ替えたりして圧力を強めてきます。
一方、F・マリノスも早い時間に3枚替えを行い、喉から手が出るほど欲しい先制点を奪いに行きます。
それでも、交代選手がこう着状態を打開するほどの活躍ができず、時間ばかりが過ぎていきます。
73分には、途中交代したマルシーニョ選手がレッドカードで退場処分となったことで、F・マリノスは断然有利になると思われました。
しかしながら、川崎はそれまでのスタイルとは異なり、カウンター主体の戦術に切り替えてきます。
これにより川崎は自陣に引っ込む時間が多くなり、F・マリノスは守備を固められたり、時間稼ぎをされたりして前半ほど多くのチャンスメイクには至りませんでした。
長いロスタイムには村上選手が惜しいシーンを迎えるもネットは揺らせず、両者の対戦としては珍しいスコアレスドローで幕を閉じることとなります。
秀逸だった畠中・上島コンビ
特に、この試合ではCBコンビが目を引きましたね。
上島については、川崎のストライカー・エリソン選手を完全に封じ込み、62分で途中交代に追い込みました。
さらに、CKの際には惜しいシュートを放つなど攻撃面にも貢献。
畠中選手については、ビルドアップの際には何度も的確なパスを前線に送り込んだり、攻撃参加したりするなど、ブランクを感じさせない活躍が印象的でした。
彼らの活躍無しには、川崎をゼロに抑えることはかなり難しかったに違いありません。
攻撃内容は良くなっている
一方、攻撃については、開幕戦から比較すると改善の兆しが見て取れます。
開幕のヴェルディ戦では、相手の固い守備に攻撃力が封じ込められると共に、「中盤逆三角形」の弱点を突かれて最後まで苦しめられました。
しかしながら、先日の名古屋戦や今節の川崎戦では勝利こそ逃したものの、これまでとは異なり多くのチャンスをつくり出す事ができました。
あとは、「確実に仕留める事」さえできれば自ずと勝点3を積み重ねられるはず。
キューウェル監督のサッカーが花開くのは、もう間も無くですよ!

最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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