プライムステージ1回戦を劇的な勝利で制したF・マリノス。2回戦第1試合は、ホームに浦和を迎えての対戦となります。
まずは、F・マリノスらしい攻撃サッカーで多くの得点をあげて、次の浦和での戦いに臨みたいところです。
ここでは、2023年10月11日(水)に日産スタジアムで行われるルヴァンカップ準決勝第1試合「横浜F・マリノスvs浦和レッズ戦」プレビューを記します。
目次
カップ戦に強い浦和
カップ戦に本領発揮するイメージがある浦和。
実際これまでの成績を振り返ると、F・マリノスとの違いが歴然です。
それもそのはず。浦和はリーグ制覇1度きりにもかかわず、天皇杯4度、ルヴァン杯(ナビスコ杯)2度、スーパー杯2度、ACL3度などの記録を残しています。
中でも、ACLはサウジアラビアのアル・ヒラルの4度に次ぎ、韓国の浦項スティーラースと並んで3度も獲得しているから驚きです。
ちなみに、我がF・マリノスはリーグ制覇5度に対して、天皇杯2度(2度のうち1度は1992大会)、ルヴァン杯(ナビスコ杯)1度、スーパー杯1度、ACL無し(アジアウィナーズカップは1度)などと対照的です。
日産時代には、読売クラブと並んで天皇杯を何度も制していたのですが…。
ルヴァンGSはお互い首位通過
今年のルヴァンカップでは両者ともグループステージ首位通過を果たし、それぞれがプライムステージ1回戦を制して準決勝に駒を進めています。
しかし、両チームの試合内容は先ほどと同じく対照的でした。
F・マリノスらしい攻撃サッカーを発揮
F・マリノスは、5勝0分1敗と圧倒的な強さでGSを1位通過。
得点数14・失点数5の成績を残し、得失点数9は2位の札幌(得失点3)を大きく引き離しています。
中でも、リーグ戦ではあまり出場機会に恵まれない植中選手の活躍が目覚ましく、名古屋の酒井選手と並んで4得点を挙げてランキングトップを走っています。
プライムステージ1回戦では、グループステージで唯一敗れた札幌と対戦。
第1試合は2対3で敗れたものの、ホームでの第2試合は水沼選手が大活躍するなどして3対0でシャットアウト勝ちしています。
カップ戦に相応しい戦い方の浦和
浦和のグループステージ成績は、1勝5分0敗と勝数こそ少ないものの1敗もすることなく首位通過を果たしています。
得点数5・失点数4はグループの中で最も少なく、得失点数1にもかかわらずこの順位はある意味特異と言えるでしょう。
プライムステージ1回戦ではG大阪と対戦し、1対0、3対0といずれもシャットアウト勝ちして2回戦に進んでいます。
まさに、固く守って得点を奪うリスクを負わないやり方は、カップ戦を勝ち上がるに相応しい戦い方と言えそうです。
F・マリノスらしい戦い方で浦和を撃つ!
あまりにも対照的な戦い方で勝ち上がり、プライムステージ2回戦で対峙する両チーム。
今シーズンのリーグ戦では、F・マリノスが浦和を一歩リードしています。
リーグ戦では1勝1分でF・マリノスが優位
ホームでの戦いでは、前半のロペス選手とヤン選手のゴールで2対0で勝利。
しかし、後半は興梠選手が入ったことで戦況が一変。F・マリノスはピンチを迎える場面が多くありました。
アウェイでの戦いは、浦和の執拗なマークに苦しめられてスコアレスドロー。
シュート数は浦和の12に対してF・マリノス5と圧倒的に少なく、内容的にも難しい試合となりました。
F・マリノスのスタメンは?
F・マリノスとしては、第1試合のホームで固い浦和の守備をこじ開け、いかに多くの得点を挙げられるかが勝敗の鍵を握りそうです。
そのためにも、今度のホームでの戦いでは攻撃的なメンバーを揃えてくることが予想されます。
GK 一森
DF 松原 角田 上島 永戸
MF 山根 渡辺 ナム
FW ヤン ロペス エウベル
SUB 飯倉 吉尾 西村 井上 水沼 宮市 植中
ヨコハマエクスプレスによると、エドゥアルド選手と喜田選手が別メニューっぽいため今度の試合は不在になるのでしょうか。
その際には、守備的な面で若干不安がよぎります。守備の控えで實藤選手の合流があるのでしょうか。
一方、攻撃的な選手は調子が上がっているようで、杉本選手も完全合流を果たしていることから今後の活躍に期待です。
特に、攻撃の面では試合の流れを変えられるサブメンバーの存在がキーを握りそうですね。
中でも、速さで違いを見せられる井上選手や、最近新たなオプションとなりつつある吉尾選手に注目です。
いずれにしても、F・マリノスらしい戦い方で浦和を撃破することを期待したいです。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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