2022年11月28日(月)、仲川輝人選手のFC東京完全移籍が正式に発表されました。また、同じ日の夜にはASローマとの試合がおこなわれ、仲川選手のF・マリノスとしての最後の姿を目に焼き付けようと、多くのサポーターが国立競技場に詰めかけました。ここでは、今後のテルの活躍を心から期待し、テルへの想いやこの日の試合について綴っていきます。
目次
試合直前に「テル完全移籍」が発表される
ASローマ戦の試合開始数時間前、テルの「FC東京への完全移籍決定」というニュースが横浜F・マリノス公式から発表されました。
テル移籍の報道は、以前からネットニュースやツイッターなどで知らされてはいましたが、それらはあくまで正式なものではないため、気に留めないようにと極力自分に思い込ませていました。
しかし、いざ正式決定の知らせを目の当たりにすると、なんとも言えない寂し気持ちに包まれると共に、テルにとってこのローマ戦がF・マリノスとしての最後の試合になってしまうことを思い知らされました。
スターティングメンバー
F・マリノスのスタメンは、シーズン中を彷彿とさせるほぼフルメンバーで固められました。
CFにはレオ・セアラ選手、左にはヤン・マテウス選手が。移籍が決まった仲川選手はベンチスタートとなりました。
そのほか、普段あまり試合に出場することがない選手など、全部で15名がベンチに入りました。
【前半】F・マリノスがローマゴールに襲いかかる
最終節のアウェイ神戸戦からほぼ3週間経過しているにもかかわらず、F・マリノスは立ち上がりから最高のパフォーマンスを繰り広げます。
前半9分 エドゥアルド選手GOOOOOOOOAL!
前半9分には、左からの永戸選手の正確なクロスに、エドゥアルド選手が頭で合わせてF・マリノスが先制点をゲット。
前半45分 西村拓真選手GOOOOOOOOAL!
前半終了間際には、西村選手のミドルシュートがポストを叩くも、その跳ね返りが相手GKに背中に当たってボールはゴールマウスへと吸い込まれます。
【後半】ASローマの反撃が始まる
前半を2-0で折り返したF・マリノスでしたが、後半になると、それまで鳴りを潜めていたローマの反撃を受けるようになります。
後半27分 松原健選手GOOOOOOOOAL!
後半24分にローマに1点を返されますが、すかさずその3分後には、水沼選手からパスを受けた松原選手がダイレクトで右足を振り抜き、ゴール左隅に見事なシュートを放ちました。
その後、怒涛のローマの反撃に合って後半39分と後半47分にゴールを奪われ、最終スコア3-3の引き分けで試合終了となりました。
それでも、F・マリノスはASローマ相手に一歩も引くこと無く堂々と戦い、国立に詰め掛けたF・マリノスサポーターはもちろん、ロマニスタをも魅了する攻撃サッカーを繰り広げました。
テルとサポーターとが別れを惜しむ
この試合では、仲川選手は後半の頭から出場し、後半37分に村上選手に交代するまでの短い時間ではありましたがピッチに立ちました。
ゴールこそ無かったものの、素早いドリブルはF・マリノスを2度のリーグ優勝に導いた勢いそのまま。そして、たくさんのサポーターが、F・マリノスのユニフォームを纏ってプレーする最後の彼の姿を目に焼き付けようと熱い視線を送り続けました。
試合後、ゴール裏のサポーターのもとへ向かうテルの目には涙が溢れ、背番号「23」のユニフォームを掲げる多くのサポーターとの別れを惜しみました。
その光景を見て、改めて仲川選手がサポーターから深く愛されていたことを再認識できたことは言うまでもありません。
FC東京でも進化するテルが観たい!
今回、テルはF・マリノスを離れるという大きな決断をしました。その裏には、並々ならぬ心の葛藤があったに違いありません。
それでも、FC東京という新たな活躍場所を選んだ以上、覚悟を決めてレギュラーを奪取しなければならないでしょう。また、テルならそれが可能だと信じています。
そして、進化したテルを披露することが、これまで彼を支え続けたF・マリノスサポーターへの最大の恩返しとなると確信しています。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。テルとの別れは辛い出来事ではありますが、F・マリノスを離れると決断した以上、今後の活躍にも期待したいと思います。
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