連勝の勢いや、リバプール戦での学びはどこえやら。我が横浜F・マリノスは、東京ヴェルディの牙城を最後まで崩すことができず完敗を喫した。
対照的な戦いぶり
東京ヴェルディの良いところばかりが目立つ内容だった。
特に、前半は相手の運動量がF・マリノスを大きく上回り、あらゆるシーンで数的有利を作られてしまう。
よって、相手プレスを剥がすことはほぼできず、多くの時間帯で自陣でのプレイを強いら、前半だけで12本ものコーナーキックを打たれる始末。
ところが、最も警戒すべきはずのコーナキックが、この日はヴェルディの決定力不足に助けられ、ようやく無失点で折り返すことができた。
運動量の欠如はDAZNのデータを見る限り明らかであり、走行距離、スプリント回数はいずれも大きくヴェルディに劣る。
これでは、勝利することなどほぼ不可能と言っても過言ではない。
果たして、3週間のインターバルで何をやってきたのか、リバプール戦での学びは活かすことができたのか、頭の中は疑問符ばかりで埋め尽くされる。
主力選手を引き抜かれる中、気持ち切らさず最後まで戦いぬいたヴェルディは、あらゆる面でF・マリノスを優っていた。
清水戦は大きなメンバー変更も
横浜FCと名古屋に連勝できたことで、この間それほどメンバーをいじってこなかった大島監督。
今回完敗したことで、次の清水戦では大きなメンバー変更が起こり得る可能性が高い。
最も気になるのが、リバプール戦で印象に残るパフォーマンスを披露したデイビッド選手の扱い。
今節の試合ではメンバー入りすることが予想されたが、まさかのベンチ外によりコンディション不良が危惧された。
もしそうでないのなら、次節先発に名乗りを上げる可能性は大いにあるだろう。
そして、報道によればエウベル選手の鹿島移籍が濃厚だ。
当面、井上選手と宮市選手により彼の穴を埋めることになりそうだが、鈴木選手をウイングで起用する案も浮上する。
もしくは、両ウイングをヤン選手とアラウージョ選手の2名で埋める!?
空いた後方には、復帰の角田選手や燻り続けるサンディ選手を起用する!?
勝利するためには、あらゆる可能性に賭けなければならない。
大島監督の大胆かつ繊細なる采配に期待が集まる。

最後までご覧いただき本当にありがとうございます
YouTube始めました。
よろしければご視聴、内容が良かったならチャンネル登録お待ちしております。
コメント