次期監督の噂が飛び出すなど、来年度に向けた動きが見られる我が横浜F・マリノス。
とても気になる話題ではありますが、まずは次の磐田戦に勝利することが必須ですね。
ここでは、2024年11月16日(土)にヤマハスタジアムで行われるJ1第29節「ジュビロ磐田vs横浜F・マリノス戦」プレビューを記します。
最近の磐田の戦いぶりは?
2022年J2降格以来、2年ぶりにJ1昇格を果たした磐田ですが、35試合終了時点で9勝8分18敗・勝点35で降格圏の16位に沈んでいます。
直近5試合では1勝4敗と負けが大きく先行していましたが、前節はG大阪をあと一歩のところまで追い上げる意地を見せました。
この試合では、夏の移籍でC大阪から獲得した渡邊りょう選手と、ジョルディ・クルークス選手が得点に絡んでいたようですね。
トップには、ロペス選手とともに得点王争いを演じるジャーメイン良選手もいることから、彼らがフィットすればかなりの爆発力が期待できるのではないでしょうか。
ここ数年は、かつて鹿島と優勝争いを演じていた頃の面影はすっかり影を潜めてしまっている磐田。
次の試合でF・マリノスが力を温存する気は一切ありませんが、個人的には、磐田はJ1でプレーし続けてもらいたい好きなクラブの一つです。
過去5試合の対戦成績は?
直近5試合対戦成績(H&A)
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2024.05.03 | 横浜vs磐田 | 1-1 | △ | ロペス |
2022.10.12 | 横浜vs磐田 | 0-1 | ● | |
2022.05.29 | 磐田vs横浜 | 0-2 | ○ | 仲川、Lセアラ |
2019.10.05 | 磐田vs横浜 | 0-2 | ○ | OG、仲川 |
2019.05.26 | 横浜vs磐田 | 4-0 | ○ | マルコス、仲川、エジガル② |
直近5試合の直接対決では、F・マリノスが3勝1分1敗で磐田に勝ち越しています。
特に、相手に付け入る隙を与えず、失点が最小限に抑えられている点は大きいですね。
しかしながら、直近2試合はいずれもホームでありながら勝利が無く、F・マリノスの得点力不足が顕著です。
今季ホームの試合では、前半ロペス選手のゴールで先制するも、磐田の固い守りに苦慮して追加点が奪えず、終了間際に失点を喫して1-1で引き分けました。
直近5試合アウェイ対戦成績(A)
日付 | 対戦 | スコア | 勝敗 | 得点者 |
2022.05.29 | 磐田vs横浜 | 0-2 | ○ | 仲川、Lセアラ |
2019.10.05 | 磐田vs横浜 | 0-2 | ○ | OG、仲川 |
2018.09.22 | 磐田vs横浜 | 1-2 | ○ | 遠藤、山中 |
2017.10.29 | 磐田vs横浜 | 2-1 | ● | 伊藤 |
2016.04.16 | 磐田vs横浜 | 1-5 | ○ | ファビオ、中澤、カイケ、齋藤、喜田 |
アウェイの対決にフォーカスすると、直近5試合でF・マリノスは4勝1敗と磐田を圧倒しています。
いずれも複数得点を挙げていて、F・マリノスがシーズン制覇した2019年、2022年はいずれもシャットアウト勝利を飾っています。
2023年のルヴァンカップでも0-1で勝利していて、F・マリノスとヤマハスタジアムとの相性の良さがうかがわれますね。
F・マリノスの戦い方は?
降格争いをする磐田とって、次の試合にかける想いは相当なものであることは間違いありません。
それこそ、F・マリノスにとって「ヤマハスタジアムでの相性は良い」とは言っても、油断すれば足を救われかねません。
一方、残留を確定させ、ある意味具体的な目標を失ったF・マリノスにとって、そんな磐田は戦いにくい相手であるのは確かですね。
それでも、本気でぶつかってくる磐田に対し、F・マリノスがいかに自らのプライドを発揮できるかが大きな見どころになりそうです。
中でも、前試合で2得点を挙げたロペス選手には得点王がかかっているだけに、彼自身のプレーはもちろん、彼を取り巻く選手たちの動きからは目が離せません。
また、ジャーメイン選手らを抑えるボランチ以下の守備陣の活躍にも期待です。
次の監督の噂も飛び通うなど、F・マリノスの選手たちにとっては慌ただしい環境ではありますが、次年度につなげるためにも最後まで全力で駆け抜けることを期待したいですね。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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