確かに選手たちは戦っていた〜【天皇杯準決勝】横浜F・マリノスvsG大阪戦観戦記

F・MARINOS

今季3度目の大阪遠征。

「今度こそは」と意気込みも新たに、遠路はるばる車を走らせましたが、またしても返り討ちを喰らう結果となりました。

ここでは、2024年10月27日(日)にパナソニックスタジアム吹田で行われた天皇杯準決勝「横浜F・マリノスvsG大阪戦」観戦記を記します。

またも逃したタイトル

試合は90分では決着が付かず、延長の末にF・マリノスは2-3でG大阪に敗れてしまいました。

試合終了間際の88分に松原選手がゴールした際には、「これで決勝進出間違いなし」と多くのサポーターが確信したに違いありません。

しかし、その確信もわずか5分後には中谷選手のゴールで崩れ去ります。

やはり、試合が延長へと入ると、過密日程をこなすF・マリノスにとっては不利に働かざるを得ません。

101分には、これまで何度も前線へと駆け上がっていた永戸選手が突然崩れ落ちたことが、そのことを物語っていると強く感じました。

最後は、途中出場した坂本選手の、のらりくらりしたドリブルからのシュートを防ぐことができず万事休す。

球技場全体が歓喜に包まれるのとは対照的に、敗れた側にとってその歓声は耳障りの何者でもないことは多くの方が経験しているでしょう。

しかし、全ては避けようもない現実であり、あるがままの状況を受け入れるしかありません。

選手たちは戦っていた

やはり、試合に敗れると、SNSなどではネガティブな投稿が散見されますね。

言いたいことは山ほどあるでしょうが、特に、個人攻撃は見ていてとても暗い気持ちにさせられます。

しかし、ひとつだけ伝えたいのは、昨日現地で見る限り、選手たちは最後まで必死で戦い抜いていましたよ。

とても過密日程をこなして疲れ果てた様子は見受けられませんでした。

もちろん、プロである以上結果が全てかもしれません。

それでも、試合の中で見せる選手たちの熱い意気込みや、喜怒哀楽による表情や仕草、お互いを鼓舞したり綿密なコミュニケーションしたりする様子などを汲み取ってあげたいですね。

おそらく、来年度には新しい監督が招聘され、チーム内の編成は大きく変わることが予想できます。

このメンバーで戦えるのはあと数試合しかありません。

もう間も無く終えてしまう今季の戦いを惜しみつつ、最後まで選手たちが躍動する姿を目に焼き付けたいですね。

茂shigeru
茂shigeru

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