決して内容は悪くは無かった。
ただ、神戸の決定力と試合にかける意気込みが少しばかりF・マリノスを勝っていただけ。
ここでは、2023年9月29日(金)に行われたJ1第29節「横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸戦」レビューを記します。
F・マリノスのスタメン
鹿島戦でチャンスに絡んでいたナム選手に代わり、西村選手がトップ下に入りましたね。
経験豊富なナム選手は4日後のACL第2戦のために温存でしょうか。
ちなみに、西村選手のリーグ戦先発は8月26日横浜FC戦以来です。
また、喜田選手について、先日の練習中に負傷したものの、神戸戦には間に合うとの報道でしたが姿が見られませんでした。
やはり、大事なこの一戦で喜田キャプテンが不在であることについて、一抹の寂しさと少しの不安を感じざるを得ません。
大事に至っていなければ良いのですが、ひとまず今後の動向を見守りましょう。
【前半】決め切れた神戸
前半の入りは決して悪くは無かったと感じます。
狭いエリアではありながらも、渡辺選手と山根選手とのパス交換が絶妙でした。
さらには、両ワイドのエウベル選手とヤン選手に加え、松原選手や永戸選手も含めて積極的にゴール前に駆け上がってチャンスを作ろうと試みていました。
しかし、徐々に神戸の前線からの激しいプレスに押し込まれ、少しずつ自分たちのペースを見失っていってしまった印象です。
最終的には、F・マリノスディフェンスは神戸に崩され切ってはおらず、PKとCKの2つのセットプレーからのみの失点を許す結果となりました。
それでも、F・マリノスの攻撃に耐えてチャンスへと持ち込む神戸の姿は、現在の好調さを象徴していると言えます。
【後半】決め切れなかったF・マリノス
F・マリノスとしては早い時間に1点を返して、同点、さらには逆点を狙いたかったところでした。
後半はお互い疲れも出てきたのか割とオープンな展開となり、F・マリノスもシュートを打つ機会が増えてはきました。
それでも、いずれのシュートもGK前川選手のほぼ真正面ばかりで、相手ゴールを割るまでには至りませんでしたね。
決定的なシュートが打てないという事は、神戸のディフェンスがF・マリノスの攻撃力を上回っていたことに他なりません。
無情に時が過ぎるにつれ焦りが募り、エウベル選手やヤン選手の強引とも言えるプレーだけが目立って印象です。
やはり、神戸の初優勝への意気込みは強く、今シーズンのノエビアでの戦いや、昨年の最終戦ではF・マリノスに苦渋をなめさせていることからも、この試合にかける意気込みは半端ありませんでしたね。
「まだ何も終わってはいない」
マスカット監督の試合後のインタビューからは、盛んに前向きな言葉を綴られてはいます。
しかし、その中身には具体的な表現があまり無く、やはりこの試合で敗れたことのショックの大きさがひしひしと感じ取れてしまうのは私だけでしょうか。
それでも、監督が言うように「まだ何も終わっていない」。
F・マリノスに勝利した神戸は、この先鹿島、名古屋、浦和などの強豪との対戦を控えています。
初優勝へのプレッシャーも大きくのしかかるでしょう。
一方、F・マリノスとて苦手てなC大阪や好調福岡とのアウェイ対決のほか、ACLとルヴァンカップとの過密日程を乗り切らなければなりません。
再び這い上がるためには、今回の敗戦を糧としてチーム一丸となって全力を尽くすのみですね。
私自身も監督と同じく、ひとまず未来に向けて前向きな言葉で締めくくります。
「先が見えないからこそサッカーは面白い。中でも、F・マリノスのサッカーは他のどのJクラブの中でも魅力的だから、ますます目が離せません」
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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