谷村選手の一撃がマリノスに勢いをもたらした。いわきFCやサポーターの方々には、これほど素晴らしい選手を獲得できたことで感謝しかない。
ここでは、2025年7月20日に日産スタジアムで行われたJ1第24節「横浜F・マリノスvs名古屋グランパス」観戦記を記します。
先制点獲得でチームに勢いもたらす
正直言って、期待半分で試合観戦に臨んだのは確かだ。
前日のFC東京vs浦和の一戦をDANZで観戦。
浦和で先発出場した小森飛絢選手は、シュート1本も打てずに途中交代した。
小森選手と言えば、昨年ジェフ千葉に所属してJ2得点王を獲得したとびきりのストライカーだ。
その彼がJ1の舞台で試合にこそ絡めないのだから、果たして、谷村選手がどれほどできるのか疑問に思うのも無理もない。
しかしながら、谷村選手は私の期待を大きく裏切る。
たったの一撃で仕留めてしまうのだから。
しかも、本能的にバイスクル気味のシュートを繰り出し、確実にネットを揺らすのだから、生粋のストライカーであること間違い無いだろう。
このゴールが待望の先制点となり、チームに勢いをもたらしたのは言うまでも無い。
ましてや、J1デビューしたての選手がいきなりやってのけたのだから、各選手に与える影響は計り知れない。
中でも、久しぶりに復帰を果たした植中選手にとって、新たなライバルが出現したのだから燃えないわけにはいかないだろう。
終了間際のロスタイムにダメ押し弾を叩き込んだことで、さぞ胸を撫で下ろしたのでは無いだろうか。
新加入のデイビッド選手を含めた、今後の3名によるポジション争いが楽しみだ。
降格圏脱出が見えてきた
名古屋を下したことで、今期2度目の連勝を果たしたF・マリノス。
同じ日に行われた横浜FCが清水に、新潟が広島にそれぞれ敗れたことで、ようやく最下位脱出に成功することができた。
これにより、残留圏である17位の湘南とは3ポイントに迫る。
7月23日に湘南が浦和に敗れ、第25節でF・マリノスが東京Vに勝利し、湘南が柏に敗れれば、F・マリノスは待望の残留圏へと駒を進められることが確定。
新しい実力者たちが加入したことで陣営は整いつつあり、さらに、3週間のスパンを有効に活かして練習を重ねればチームはより習熟度が増す。
元々スキルが高い選手が揃うF・マリノスであるから、連勝を重ねてより上の順位を目指すことは十分可能だ。
しかしながら、油断は禁物だ。
昨日、渡邊選手の怪我による離脱が発表された。
彼にとっては極めて悔しい事態だが、チームにとっても大きな痛手だ。
さらには、ヤン選手の移籍話もまだ完全にはおさまってはおらず、その他の選手たちも同様だ。
チームはただ最下位を脱出しただけで、まだ当面の課題を成し遂げられてはいない。
今一度気持ち引き締め今後に臨みたい。

最後までご覧いただき本当にありがとうございます
YouTube始めました。よろしかったらご覧ください。↓↓
コメント