2回目の監督交代があったり、さらに次期監督候補との破断報道があったりと、クラブ内のドタバタが止まらない。それでも試合は待ってくれないのが辛いところ。果たして、我がマリノスはホームで起死回生を図ることができるのか。
監督退任により大島HC暫定的指揮
クラブにとってはトップシークレット的事柄にもかかわらず、なぜこれほどまでに数々の噂が漏れ出てくるのか。
チームが低迷し、なおかつ主力が抜かれてムシャクシャしている上に、情報統制のだらしなさが我々の嫌な気分に追い打ちをかける。
まさに、クラブが堕落するとはこのことを言うのだろう。
公式ではない情報に踊らされるのは、サポーターとしての品位が問われるが、少なからず混乱をきたしているのは間違いない。
そんな中、キスノーボ監督の退任が決まり、大島ヘッドコーチが繋ぎとして指揮することが正式発表された。
以前キスノーボ氏が監督に就任の際には、この監督に全てを託す的なことを西野SDが述べられていたが、またもクラブを上向きにすることができず、ホーランド氏の時と同じ失敗を繰り返す。

さらに、噂レベルではあるが、今回の川井氏との破談がSNS上を駆け巡る。
一連の流れを見る限り、フロント陣のかつて無い混乱を見せつけられている感じは否めない。
そんな失態続きのフロント陣が、今のマリノスを立て直せる監督をチョイスできるかは大いに疑問だが、サポーターとしてはひとまずは彼らの手腕にかけるしかなさそうだ。
試合は待ってくれない
たとえ、フロントが新監督選任に右往左往しようとも、ピッチ上では次から次へと試合を戦わなければならない。
先日の新潟との大一番に敗れたことにより、我々は「ダントツの最下位」という悲惨な立場に追い込まれている。
フロントと現場とのボタンのかけ違いにより、クラブが衰退へと向かいつつある中、次の岡山戦を勝利で飾ることは決して容易ではない。
先日のアウェイ岡山での対戦では、昇格したばかりの相手に得点を奪うことさえできず、セットプレーからルカオ選手の一撃で敗れた。
攻撃のギアが上がらないマリノスにとって、次も難しい戦いになることは必至だ。
鹿島戦や町田戦の勢いを取り戻せるか
それにしても、天皇杯2回戦といい、前節の新潟戦といい、なぜ7連敗中の時のような不甲斐ない戦いぶりに後戻りしてしまったのだろうか。
連勝して勢いに乗りかけたにもかかわらず、再び消極的な戦術に終始したことが不思議でならない。
正直、個人個人のクオリティーの高さは岡山を上回っているのは間違いなく、一人ひとりメンバーを見る限りでは、マリノスはこの位置にいるクラブではないことは明らかだ。
ならば、先日の鹿島戦や町田戦のように、前への意識を高めて攻撃を組み立てることができれば、自ずと勝利の兆しが見えてくる。
まずはメンバー選定。
大島指揮官が、誰を先発に起用するか楽しみだ。
そして、どのような戦いぶりを見せるのかに注目したい。

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