横浜F・マリノスの永戸選手が神戸移籍へ〜すでに我々はその先を見据える

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あまりにも突然に残念なお知らせが舞い込んだ。このタイミングで永戸選手が移籍するとは誰が想像しただろう。しかし、クラブは降格争いの真っ最中。彼の移籍を悲しんでいる暇はない。

永戸選手の意思を尊重したい

何もこのタイミングで移籍するとは…

残留にあえぐマリノスに、トドメを刺すかのようにオファーする神戸も憎らしいが、マリノスとの惜別を選択した永戸選手に対しても憤りを禁じ得なかった。

そりゃそうだ、永戸選手といえば今ではクラブの人気者であり、不動の左サイドバックとしてチームを牽引し続けたのだから無理もない。

最初に一報を目にした際には、「まさか」と呆気に取られる一方、「彼なら現状のマリノスを見捨てやしない」と、一縷の望みをかけて残留を願った。

ところが、あっという間にその望みは打ち砕かれてしまう。

その後の永戸選手に対するSNSでの炎上が心配されたが、私の見る限りではマリサポは至って冷静な印象だ。

チームの財力の差を考えれば無理もなく、条件の良いクラブへ移籍するのは、現役期間が短く限られたサッカー選手なら当然の選択といった意見が多くみられた。

個人的にも、今回の永戸選手の移籍は残念だが、ひとまずは彼の意思を尊重したい。

切り替えろ、振り返る暇はない

さて、永戸選手が抜けた左サイドバックを誰が埋めるのか。

まずは、鈴木冬一選手が筆頭に挙げられるだろうし、彼自身も日の目が当たってきたを意気に感じているはずだ。

ある意味、新たな変化が見られることでとても楽しみである。

そのほかにも、加藤蓮選手は左右のサイドバックが可能だし、本職とは異なるもの渡邊選手、ウォルシュ選手らもできなくなはい。

何なら、限りなく可能性は低いが、海外から初瀬選手を呼び戻すのもありと言えばありだろう。

今はクラブは待ったなしの状況。

永戸選手の移籍を寂しがる暇はなく、一刻も早く体制を整えるのが先決だ。

今回の移籍で思うこと

先日の鹿島戦で永戸選手が見せた、先制弾直後の気合に満ちた表情や、試合後のヒーローインタビューにおける安堵感に包まれた仕草が忘れることができない。

これらを目の当たりにすると、彼はマリノス残留を誰よりも強く望み、そのために必死で戦ったことを深く感じさせた。

だが、そんなマリノス愛に溢れた彼でも、自分を高みへと導くために神戸移籍を選択したのは、サッカー選手である以上当然の決断であり、私たちはそれを咎めることはできない。

しかし、今回の彼の移籍で痛感させられた。

もっと深く、もっとマリノス愛に溢れる選手でクラブをいっぱいにするには、喜田選手や飯倉選手、天野選手のように、小さな頃からプレーする子供たちを、しっかり育成することがとても大事だと言うこと。

やがて彼らが成長し、トップカテゴリーへと上り詰めれば「マリノス大好き」な選手たちでクラブは満たされるはずだ。

単に口先だけでマリノス愛を語るのではなく、心の底からマリノスを愛する選手たちで。

もちろん、松原選手のように他クラブ出身者であったり、ロペス選手のように高待遇なオファーに見向きもしたりせず、マリノスに全てを捧げる選手はとても貴重な存在だ。

それでも、人はスタート地点に最も愛着を感じるもの。(松原選手もロペス選手も、いずれの選手のユニフォームを購入した私はどちらも大好きだよ)

そう言う意味では、今後もよりマリノスにかかわる子供たちの育成に、クラブが全力を注いでいただけらば最高だ。

今回の永戸選手の移籍で、そんなことをふと感じた。

茂shigeru
茂shigeru

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