椿選手のジェフユナイテッド市原・千葉への完全移籍が発表されました。2022年シーズンにおいて水戸ホーリーホックで活躍したことで、椿選手のF・マリノス復帰を期待したサポーターも多くいたのではないでしょうか。ここでは、今後の椿選手の活躍を期待すると共に、これまでの活躍ぶりを振り返ります。
目次
【2019年】横浜F・マリノス加入
2019年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J1リーグ戦 | 横浜F・マリノス | 0 | 0 |
YBCルヴァンカップ | 横浜F・マリノス | 2 | 0 |
天皇杯 | 横浜F・マリノス | 0 | 0 |
椿選手がプロとして横浜F・マリノスに加入したのは2019年シーズンでしたが、ユース時代の2016年から3年連続で2種登録選手としてトップチームに登録されています。
それだけ、高速ドリブルを武器とした椿選手に対する、F・マリノスの期待の高さがうかがわれます。
また、年代ごとの日本代表にも選出され、中でも、2017年10月に開催されたU-17ワールドカップには、メンバーの一人として試合に出場。
2019年にF・マリノスに加入後はリーグ戦の出場はなかったものの、YBCルヴァンカップに2試合出場してプロデビューを果たしています。
【2019年8月】ギラバンツ北九州育成型期限付き移籍
2019年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J3リーグ戦 | ギラバンツ北九州 | 5 | 0 |
YBCルヴァンカップ | ギラバンツ北九州 | 0 | 0 |
天皇杯 | ギラバンツ北九州 | 0 | 0 |
F・マリノスが優勝争いをする2019年。
シーズン途中の8月ではありましたが、椿選手の育成型期限付き移籍としてJ3リーグのギラバンツ北九州に加入が発表されます。
移籍初年度はリーグ戦5試合に出場。ゴールこそ奪えなかったものの、ギラバンツ北九州J2昇格メンバーの一人としてチームに貢献しました。
2020年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ戦 | ギラバンツ北九州 | 34 | 2 |
YBCルヴァンカップ | ギラバンツ北九州 | 0 | 0 |
天皇杯 | ギラバンツ北九州 | 0 | 0 |
育成型期限付き移籍が延長となった2020年、椿選手はチームの中心選手としてリーグ戦34試合に出場。内29試合に先発出場しています。
そして、J2リーグ第8節、当時リーグ3位の徳島ヴォルティス相手にプロ初ゴールをマーク。このゴールを含め年間2ゴールを挙げました。
【2020年12月】メルボルン・シティFC期限付き移籍
2020-2021年シーズン成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
Aリーグ | メルボルン・シティFC | 15 | 1 |
2020年12月、椿選手はオーストラリアAリーグに所属するメルボルン・シティFCに期限付き移籍します。
かつてオーストラリア代表監督をつとめた、当時F・マリノスの監督のアンジュ・ポステコグルー氏が椿選手を高く評価していたようです。
また、F・マリノスがシティ・フットボール・グループ傘下だったことが、椿選手のオーストラリア移籍を強く後押ししたのかも知れません。
これらのことでも、周囲が椿選手に対して大きな期待を抱いていたことが証明されています。
オーストラリアでは、リーグ戦15試合に出場。2021年5月16日におこなわれたウェリントン・フェニックス戦において、先発出場した椿選手は1点ビハインドの状況で同点ゴールを放っています。
その後ゴールはなく、オーストラリアリーグでのゴールはこの1点にとどまり、期限付き移籍満了に伴ってメルボルン・シティFC退団となりました。
【2021年7月】ギラバンツ北九州期限付き移籍
2021年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール |
J2リーグ | 11 | 0 | 0 |
YBCルヴァンカップ | 0 | 0 | 0 |
天皇杯 | 0 | 0 | 0 |
2021年、椿選手は再びギラバンツ北九州に期限付き移籍となりました。
移籍後は先発出場していたものの、この年のJ2リーグでは11試合出場にとどまっています。
その要因として、3試合目に当たるホーム・町田ゼルビアFC戦の試合中に負傷が挙げられます。その怪我により椿選手は全治8週間と診断され、その後の8試合欠場を余儀なくされてしまいます。
復帰後は、怪我の影響もあったのかあまり先発出場には恵まれませんでした。大半が途中出場ということで、2021年は椿選手にとって悔しいシーズンとなってしまいました。
【2022年】水戸ホーリーホック期限付き移籍
2022年成績
大会 | チーム | 試合数 | ゴール数 |
J2リーグ | ギラバンツ北九州 | 37 | 3 |
YBCルヴァンカップ | ギラバンツ北九州 | 0 | 0 |
天皇杯 | ギラバンツ北九州 | 1 | 0 |
2022年、水戸ホーリーホックに期限付き移籍されると、前年度の悔しさを晴らすかのように、これまで最多の37試合に出場。内先発に25試合出場して3ゴールをマークしています。
チームはJ1昇格こそならなかったものの、主力メンバーとして大いに活躍しました。
【2023年】ジェフユナイテッド市原・千葉完全移籍
2022年シーズンは3ゴールと物足りなかったものの、37試合出場果したことで椿選手のF・マリノス復帰を期待したサポーターも多くいたのではないでしょうか。
しかし、そのサポーターの期待とは裏腹に、椿選手はジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍となりました。
2023年にはルヴァンカップ予選がおこなわれる予定のため、椿選手のF・マリノスでの出場機会が十分見込まれたとは思われます。
しかしながら、椿選手ほどの実力では、常に優勝争いに加わらなければならないF・マリノスでは不十分と判断されてしまったのでしょうか。
今後の活躍に心から期待
F・マリノスに復帰できなかったことは、椿選手にとってとても悔しい出来事ではあったと思います。とは言え、椿選手は22歳と年齢的にもまだ若い。
F・マリノスを離れても、F・マリノスのサポーター全員が椿選手のことを心のどこかで気にかけていることは間違いありません。
ジェフユナイテッド市原・千葉では大暴れし、F・マリノスファミリーの一員としてその名を轟かせてくれることを心から期待しています。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。今後の椿選手の活躍を期待しています。
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