来ましたね!韓国の実力者が。これでF・マリノスに新たな得点パターンが追加されたことは間違いないでしょう。ここでは、F・マリノスに完全移籍したナム テヒ選手について、大きな期待を込めてふれてみたいと思います。
韓国代表では10番をつけたことも
ナム テヒ選手は18歳という若さでヨーロッパに渡り、当時リーグアンに所属するヴァランシエンヌFCとプロ契約を結びます。
2011年にはカタールの首都ドーハを本拠地とするアル・ドゥハイルSCに移籍。その後、同じくカタールリーグのアル・サッドSC、アル・ドゥハイルSCに所属し、カタールでは11年ほどプレーしています。
現在は32歳とベテランと呼ばれる域に達してはいるものの、韓国代表では10番を背負ったこともある実力の持ち主です。
2021年3月、ナム テヒ選手は韓国代表の一員として来日。日産スタジアムでおこなわれた親善試合では82分までプレーしているため、記憶している方もいるのではないでしょうか。
ちなみに、この試合では山根選手、鎌田選手、遠藤選手のゴールにより3-0で日本代表がシャットアウト勝ちしています。
実力派攻撃的MF
ナム テヒ選手はトップ下を主戦場としていますが、ウイングでのプレーも可能とのこと。
彼のプレーをYouTubeでチェックしてみましたが、ドリブルから相手を剥がすテクニックにはとても長けている印象です。
また、視野が広いため周りとの連携も良く、自らシュートを打つのはもちろん正確なアシストも演じられそう。
利き足は右足ですが左足でも正確に蹴ることができ、さらにはFKを務めることもあってまさに万能選手といったところでしょうか。
F・マリノスの選手に例えるなら、古くはなりますがダビド ビスコンティ選手に近いかもしれません。
F・マリノスでの役割は?
ナム選手は、F・マリノスではどのポジションに入るのでしょうか。
トップ下であれば、西村選手やマルコス選手とのポジション争いになりますね。
近頃、マルコス選手の移籍が噂されているため、その穴埋めとして実力あるナム選手を獲得した可能性があります。
一方、西村選手の海外移籍なども否定はできません。
ウイングであれば、F・マリノスにはエウベル選手をはじめとする実力者がひしめいているため、そこに割って入る必要があります。
もしくは、藤田選手の抜けたボランチという選択肢もあるかもしれない。
この先のリーグ戦、ルヴァンカップ、ACLのタイトル奪取を見据えるのなら、すべての選手が残り戦ってくれることがサポーターの何よりの願いであるのですが……。
さらなる移籍はあり得る!?
今回ナム テヒ選手を獲得したことで、F・マリノスの攻撃に新たなバリエーションが追加されたことは間違いありません。
さらに、夏の移籍マーケットの期限は8月18日(金)までのため、さらなる移籍の可能性も秘めています。
現有勢力から抜けてしまうのか、新たな選手をピックアップするのか、今後の動向を見守りましょう。
ひとまずは、今回F・マリノスを選択してくれたナム テヒ選手を応援したいと思います。
最後までご覧いただき本当にありがとうございます
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