今季2度目の三協フロンテア柏スタジアム。「4度目の正直」となるこの試合も、相手の牙城を崩すことはできなかった。それでも、J1残留に対する選手たちの意欲や、ゴールへの可能性が高まり出したのを感じた。
朝日への期待

ゴール裏サポーターからは、しきりに試合前から朝日へと声援が送られていた。
彼に対する期待の大きさと、叱咤激励の気持ちがヒシヒシと感じられる。
リーグ戦で最後に朝日がゴールしたのが、7月20日のホーム名古屋戦だから2ヶ月半近くネットを揺らしていない。
その後も幾度かの決定機を迎えるも、枠を捉えきれずに苦悩する日々が続く。
一方で、新加入の海那が着実に得点を重ねるのだから、彼自身焦りも感じているはずだ。
結局、この日もゴールすることはできず、シュート数は1本にとどまる。
ピッチを必死に駆け回る姿からは十分気持ち伝わるが、どこか迷いさえうかがわれる。
彼の活躍なくして、F・マリノスが1残留を果たすことは難しい。
残り試合も少ないが、ここぞというシーンでF・マリノスを救うデッカいゴールを!
決してスーパーでなくていい、泥臭さ大歓迎、頼むぞ朝日!
ホットライン完成!?

ジョルディと海那による新たなホットラインが完成しつつある。
先日のFC東京戦では、ジョルディの右からのクロスを海那が頭で合わせて叩き込んだ。
そして、不可解!?な判定により幻とはなったものの、ある意味今回も見事なゴールと言っても差し支えないだろう。
得点力不足に苦しむF・マリノスにとって、新たなる得点源の発掘は朗報だ。
選手を鼓舞する声援
試合終了後、ゴール裏からは選手たちを鼓舞する多くの声援が送られた。
運が良いことに、同じ日に行われた試合では横浜FCが福岡に敗れ、かろうじてF・マリノスは残留圏にとどまる。
ブーイングなどしてはいられない、こうなったら我が愛するクラブと心中だ。
望みがゼロになるまで、最後の最後まで可能性を追求しよう。

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